スマートフォンの普及により、マーケティング方法も日々増えています。
中でもブログを使ったブログマーケティングは低コストから始められるメリットもあり活用する企業が増えているといえるでしょう。
そして、アメブロを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?
個人や有名人、企業など幅広い層で利用されているブログです。
ここでは、アメブロのアクセス解析のポイントを解説していきます。
マーケティングで重要なGoogleアナリティクスの設置法もご紹介していくので参考にしてみてください。
目次
アクセス解析の重要性
効果あるマーケティングを行うためにも、データを分析し改善していくことが重要です。
ブログを利用したマーケティングを行う場合は、アクセス解析ツールを活用することが大きなポイントとなります。
アクセス解析とは、ブログへアクセスしたユーザーのデータを解析することを指します。
ブログへのアクセス数や、どの記事にアクセスが多いのか、どの層のユーザーが閲覧しているのかなど様々な項目から分析していくのです。
分析することで、課題や改善方法を導き出すことが出来ます。
アクセス解析を行い、より良いブログに改善していくことでマーケティングにも効果が表れてくるでしょう。
アクセス解析の事例はこちら
アメブロ解析ツールの特徴
マーケティングを行ううえで、解析ツールを利用することは必要不可欠といえるでしょう。
使用する解析ツールによって、確認できるデータも変わってきます。
アメブロ解析ツールの特徴についてみていきましょう。
閲覧できるデータは限られる
アメブロ解析ツールは閲覧できるデータが限られることが1つの特徴です。
閲覧出来るデータは下記になります。
- 今日のアクセス数
- 昨日のアクセス数
- 月別と日別のアクセス数
- 時間帯別のアクセス数
- 記事別のアクセス数
- どのリンクからアクセスしたか
必要最低限のデータは閲覧出来るようになっており、マーケティングにも活かすことが出来るでしょう。
アクセスするユーザーが増えてきたり、ブログマーケティングの規模を広げていったりすることを視野に入れている場合もあると思います。
そのような時は、もっと詳細なデータが必要になる場合もあります。
データの保存期間は3ヵ月
アメブロ解析ツールのデータの保存期間は3ヶ月になります。
ブログマーケティングの特徴として、すぐに効果を出すことが難しいことがあげられます。
つまり長期的目線でマーケティングを行っていく必要があるのです。
長期的目線で考えたときには、3ヶ月は短いという印象を受けるかもしれません。
初心者でも操作しやすいデザイン
アメブロ解析ツールの特徴として、初心者でも操作しやすいデザインであることが挙げられます。
アメブロは個人ブログとして利用している人も多く、解析ツールが誰でも見やすいようなデザインになっています。
確認したいデータをすぐに見つけることが出来るので、操作性がとても便利です。
・閲覧出来るデータが限られること
・データの保存期間が3ヶ月であること
・初心者でも操作しやすいデザインであること
アメブロのアクセス解析で分かることは?
マーケティングを行う場合、アクセス解析からデータを確認し分析していくことになります。
アクセス解析ツールでどのようなことが分かるのか把握しておくことは大切です。
アメブロのアクセス解析ツールでは、どのようなことが分かるのでしょうか?詳しくみていきましょう。
今日と昨日のアクセス数
まず、今日と昨日のアクセス数を確認することが出来ます。
多くの人が確認する項目といえるでしょう。
アメブロのアクセス解析の画面を開いたときには、すぐに確認できるようこの2つの項目の数字が出てきます。
今日のアクセス数と昨日アクセス数のどちらが多かったのか一目で確認することが出来るようになっています。
アクセス数と訪問者数
アメブロ解析では、アクセス数と訪問者数を確認することが出来ます。
アクセス数は、ブログの記事にアクセスした回数になります。
訪問者数は、ブログに訪問した数のことです。
アクセス数と訪問者数のカウント方法は次のようになります。
アクセス数は、1人の人が3記事にアクセスした場合、アクセス数が3となります。
訪問者数は、1人の人がブログに訪問し、3記事アクセスした場合、訪問者数が1となるのが特徴です。
アクセス数が多かった場合、多くの記事を読まれていることが分かります。
どのくらいの人数に読まれているか確認するために、訪問者数と合わせて確認するようにしましょう。
月別と日別アクセス数
月別と日別のアクセス数を確認することが出来ます。
アクセス数のページから、下記のような項目で確認することが出来ます。
- 今日
- 昨日
- 7日間
- 30日間
- 当月含む3ヶ月
月別と日別のアクセス数を確認することで、先月と比べてどのくらいアクセス数を増やすことが出来たのかなどが分かるようになります。
記事別のアクセス数
記事別のアクセス数を確認することが出来ます。
記事別アクセス数では、最大100位まで確認することが出来るのが特徴です。
どの記事のアクセス数が多いか確認することで、ユーザーの動向を確認することが出来るでしょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
アメブロのアクセス解析で見るべきところは
マーケティングで効果を出すためにも、アクセス解析で確認すべきポイントを理解しておくことが重要です。
アメブロのアクセス解析で見るべきところはどこなのでしょうか?
ポイントごとにみていきましょう。
ブログ全体のアクセス数
ブログ全体のアクセス数がどのくらいあるのか把握するようにしましょう。
たくさん記事を書いてもブログへのアクセス数が少ない場合、ユーザーがブログに魅力に感じていないということです。
多くのユーザーに見てもらうためにも、ユーザーにとって有益な情報でなければいけません。
ブログの内容、記事の内容など、改善する必要があるといえるでしょう。
記事別のアクセス数
記事ごとのアクセス数がどのくらいあるのか把握するようにしましょう。
アクセス数の多い記事であれば、ユーザーにとって有益な記事になっているということです。
逆にアクセス数が伸びていなければ、記事の内容について改善する必要があるでしょう。
ユーザーの流入経路
ユーザーの流入経路を確認することも重要です。
流入経路は大きく分けると、検索エンジンとSNSからの流入が多いといえるでしょう。
検索エンジンは「Google」や「Yahoo!」などになります。
SNSは「X(旧Twitter)」や「Instagram」「Facebook」などが挙げられます。
最近では、このSNSからの流入経路のユーザーが多くなっているのが特徴です。
ブログの記事がSNSで拡散されると、多くのユーザーの目に留まる可能性が高くなるのです。
アクセス解析の事例はこちら
アメブロのアクセス解析で意識したいポイント
アメブロ解析ツールはシンプルな機能で、使いやすいツールといえるでしょう。
アクセス解析ツールを利用し、ブログを改善していくことで、マーケティングにも効果が出てくる可能性が高まります。
アメブロのアクセス解析で意識したいポイントとしては、記事ごとのアクセス数と流入経路についてです。
ブログでは、記事を定期的に更新し続けることが重要です。
更新し記事が増えることで、アクセス数が記事ごとに差が出てくるでしょう。
アクセス数が伸びている記事は、ユーザーに有益な記事になっているということです。
アクセス数が伸びないときは、ターゲットや目的が明確になっているのか確認することが重要です。
ターゲットや目的が明確になっていないと、記事の内容に幅が生まれてしまうでしょう。
また、ブログを通して、ユーザーにどのような情報を伝えたいのか確認してみることも1つのポイントです。
2つ目に、流入経路は日々確認するようにしましょう。
流入経路には、大きく分けて検索エンジンとSNSの2つがあります。
検索エンジンからの流入が少ない場合は、SEO対策について見直してみると良いでしょう。
SEO対策とは、検索結果で上位にくるように対策を行うことを指します。
SEO対策を行うと、検索結果で上位に表示され、ユーザーからブログを見つけてもらいやすくなりアクセス数も増えるでしょう。
アメブロ解析ツールとGoogleアナリティクスのデータの乖離
アクセス解析ツールとしてGoogleが提供しているGoogleアナリティクスがあります。
Googleアナリティクスはアメブロ解析よりも、より詳細にデータを確認することが出来ます。
Googleアナリティクスで確認出来るデータは下記のようなものです。
- ユーザーがどのデバイスからブログを見ているか
- リアルタイムのアクセス数
- ユーザーの動向
- ユーザーの属性
などが挙げられます。
マーケティングを行ううえで、データを分析していくことは重要です。
多くのデータがあるほど、分析の精度も上がるでしょう。
アメブロの解析ツールだけでも分析することが出来ますが、課題や問題点を発見していくうえでも様々なデータがあると分析しやすくなります。
アメブロはGoogleアナリティクスと連携させることが出来るので、効果あるマーケティングを行うためにも連携させることがおすすめです。
アメブロにGoogleアナリティクスを設置する方法
Googleアナリティクスを使うには、アメブロで設定する必要があります。
設置する方法について解説していきます。
アカウントを作成する
まずGoogleアナリティクスのアカウントを作成しましょう。
Googleのアカウントを持っていない場合は、Googleアカウントから作成する必要があります。
Googleアナリティクスの登録画面を開いたら、アカウント名を入力します。
入力後、プロパティの設定で下記の情報を入力してください。
- ブログの名前
- ブログのURL
- 業種(プルダウンから選択してください)
- レポートのタイムゾーン(使用する国を選択します)
最後に利用規約の同意にチェックを入れて完了です。
完了画面に「トラッキングID」が表示されるので、コピーしてください。
次のアメブロの設定時に利用します。
アメブロの外部サービス連携からGoogleアナリティクスを設定
Googleアナリティクスを利用するために、アメブロ側でも設定が必要になります。
アメブロのブログ管理の画面から、「設定・管理」の項目を選びます。
ブログの各種設定欄に「外部サービス連携」があるので選択してください。
「Google Analyticの設定」が表示されるので選択します。
選択するとトラッキングIDを入力する項目が出てくるので、アカウント登録時に取得したトラッキングIDを入力しましょう。
最後、「設定する」を押下して完了です。
Googleアナリティクスで確認する
最後にGoogleアナリティクスでアメブロのデータが反映されているのか確認してみましょう。
データの反映は翌日からなので、注意してください。
翌日になっても反映されていない時は、アカウント作成時のURLなどに相違がないか確認しましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Googleアナリティクスで解析する方法は?
Googleアナリティクスの設定が完了したら、実際にデータを確認してみましょう。
Googleアナリティクスで、ユーザーを選択するとアクセス数が確認できます。
このアクセス数に関しては下記のような用語が用いられているので、理解しておきましょう。
- ユーザー数(訪問したユーザーの数です。異なる端末を使用した場合、端末ごとのカウントになります)
- ページビュー数(ユーザーがページを表示した回数)
- セッション数(ユーザーがブログを訪問した回数)
- 直帰率(ユーザーが次のページにアクセスせず、すぐに離脱した割合)
ブログマーケティングを行ううえで重要なのが、多くのユーザーにブログを見てもらうことです。
どのくらいのユーザーに見てもらえているか確認するには、ページビュー数とセッション数を確認してみましょう。
セッション数は、1ユーザーがブログに訪問し、何個記事を閲覧した場合でも1セッションとカウントされます。
ユーザーがブログから離脱して、一定の時間が経ちまたブログに訪問した場合は1セッションが追加されます。
ページビュー数が多いがセッション数が少ない場合は、特定のユーザーにしかブログが見てもらえていないということになるのです。
多くのユーザーに見てもらうためにも、ブログの改善が必要になるでしょう。
アメブロのアクセス解析で悩んだら
ブログマーケティングは、すぐに効果が出ることが難しく長期的目線で行っていく必要があります。
そしてより多くのユーザーに見てもらうようにするためにも、ブログのアクセス解析を行うことが大きなポイントになります。
アクセス解析を行うことで、問題点を発見でき、改善方法を見つけることができるでしょう。
しかしアクセス解析をしても、どのようにそのデータを分析し活かしていくのか分からないと悩んでいる人もいると思います。
アメブロのアクセス解析で悩んでいる場合は、デジマクラスへご相談ください。
アクセス解析方法や、データの活かし方についてアドバイスをさせていただきます。
マーケティングで効果を出すためにも、ぜひデジマクラスをご活用ください。
アクセス解析の事例はこちら
まとめ
アメブロの解析ツールについてご紹介しました。
アメブロの解析ツールを最大限に活かすためにも、特徴や見るべきポイントを押さえておくことは重要です。
もちろんアメブロ解析ツールのみでマーケティングを行うことも出来ますが、Googleアナリティクスを連携させることで分析の精度が上がります。
Googleアナリティクスは無料で利用が出来るので、活用すべきツールといえるでしょう。
Googleアナリティクスで詳細なデータを確認することで、改善すべきポイントもみえてきます。
より良いブログにするためにも、アクセス解析ツールを利用し、作り上げていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。