Zoomウェビナーの使い方を解説!Zoomミーティングとの違いは?Zoomウェビナーを使う際の注意点や活用例をご紹介

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Zoomウェビナーは説明会やセミナーなど多くの場面で利用されています。

今後Zoomウェビナーを導入していこうという企業も多いでしょう。

しかし、Zoomミーティングは利用したことがあるけどZoomウェビナーは初めてという人も多いです。

今回は、Zoomウェビナーの使い方を解説していきます。

Zoomミーティングとの違いについても紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

Zoomウェビナーの使い方を解説

在宅ワークが増加したことによってZoomを利用したことがある人は多いことでしょう。

しかし、在宅ワークなどWeb会議ツールとして利用しているのはZoomミーティングです。

ZoomウェビナーはZoomミーティングと同じ会社が運営していますが、視聴者の行動に制限があります。

Zoomミーティングの使い方は知っていてもZoomウェビナーの使い方は知らないという人は以外と多いのです。

では、Zoomウェビナーの使い方について解説していきます。

 

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Zoomウェビナーの主な機能

Zoomウェビナーは基本的にWebセミナーなどで利用されます。

主催者側が情報発信することが目的であることがほとんどです。そのため、主な機能は以下の3つとなっています。

  • 有料セミナーの開催
  • ストリーミング配信
  • 画面共有・資料共有

どの機能もZoomウェビナーを使用する人にとっては重要なものばかりです。

それぞれの機能について詳しく紹介していきますのでご覧下さい。

有料セミナーの開催

Zoomウェビナーでは有料セミナーを開催することが可能です。通常のZoomでは有料セミナーを行うための機能はありません。

しかし、ZoomウェビナーではPaypalインテグレーションを活用することによって、有料セミナーが開催できます。

開催者が自ら有料セミナーを行うための制度を整える必要がないため、利用者にとっても開催者にとっても便利な機能です。

ストリーミング配信

ZoomCloudにミーティングを記録することで、ストリーミング配信が可能となります。

利用者が後からミーティング内容を確認することができる便利な機能です。

また、配信者側にとっても一度ミーティングを行い記録することで、何度も確認できるため手間を省くことができます。

ストリーミング機能で利用できる形式はMP4形式、M4A形式、TXTです。

画面共有・資料共有

Zoomウェビナーでは画面共有・資料共有を行うことができます。

主催者となるホストのPCやタブレット端末の画面を視聴者に共有します。

ただし、共有できる画面はホストのみです。視聴者の画面をホストが共有することはできません。

また、画面共有ではポインターを表示させたりテキストや手書きの線を描き加えることが可能です。

視聴者により伝えやすくなる機能となるでしょう。

 

ワンポイント
Zoomウェビナーの機能はセミナー開催に便利なものばかりです。

Zoomウェビナーの便利な機能

Zoomウェビナーでは時間制限なしでセミナーを開催することができます。無料版では40分という時間制限があります。

しかし、Zoomウェビナーを利用することで何時間でもセミナーを行うことができるのです。

時間を気にせずセミナーを行えるため60分や90分などの長時間のセミナーができます。

ただし、長すぎるセミナーは参加者を減らしてしまうことになりかねないので、主催者側は気をつけなければなりません。

 

ワンポイント
Zoomウェビナーには制限時間がないため、セミナーを途中で止めることなく行うことができます。

Zoomウェビナーの使い方

Zoomウェビナーの特徴についてお伝えしてきました。

ここからは、実際にZoomウェビナーを使用するためにその方法について紹介していきます。

Zoomウェビナーの使い方を5段階に分けて解説していきますので、それぞれ確認していきましょう。

①Zoomウェビナーのアカウントを作成

Zoomウェビナーを使用するためにはZoomアカウントを作成しなければなりません。

Zoomミーティングなどを利用したことがある場合は、同じアカウントを使用することができます。

また、Zoomウェビナーを利用するためにはZoomミーティングの有料会員にならなくてはなりません。

その後、Zoomビデオウェビナーの有料オプションを申し込むことで利用できるようになります。

②スケジュールを設定

アカウント作成が完了したらスケジュール設定を行います。

Zoomにログイン後ウェビナーを選択し、ウェビナーをスケジュールするボタンをクリックしてください。

ウェビナーのトピックや開催日時を設定していきます。最後にスケジュールをクリックすれば設定完了です。

スケジュール設定の段階でウェビナー参加時のパスワードや質疑応答の設定などを行いましょう。

③講師やパネリストを招待

Zoomウェビナーでは講師やパネリストを招待することができます。

パネリストはミーティングで使うすべての機能を利用することが可能です。

また、ホストを含む100人のパネリストの参加が認められています。

招待状タブからパネリストの項目を選択した後に、名前とメールアドレスを入力し、パネリストを追加していきます。

また、一度パネリストとして招待した人のデータはその後も残ってしまいます。

そのため、一度だけパネリストとして招待したい場合はその都度削除しましょう。

④参加者を招待

Zoomウェビナーでセミナーを開催するときは参加者を招待します。

  • マイウェビナーにログイン
  • 対象のウェビナーを選ぶ
  • ウェビナーページの招待状の項目から参加者を追加

上記の手順によって講師やパネリストを招待することができるのです。

また、招待状をコピーすることで効率よく招待を行うことができます。

Zoomウェビナーを利用する際は参加者も多くなる場合が多いので業務の効率化に注目しましょう。

⑤招待URLに参加者がアクセス

参加者を招待すれば、あとは紹介URLに参加者がアクセスするだけです。

主催者から届いたURLにアクセスすることで、参加者はセミナーに参加することができます。

また、アクセスの際にウェビナーへの登録が必要とされることもあります。

しかし、参加者は名前とメールアドレスのみでの参加が可能です。

セミナーの参加にパスワードが設定されている場合は入力が必要となるので注意しましょう。

 

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Zoomミーティングとの違い

Zoomミーティングとの大きな違いは情報発信が双方向であるか一方通行であるかです。

Zoomミーティングではカメラ・マイクの操作や参加者一覧の確認が全参加者可能でした。

しかし、Zoomウェビナーではホスト・パネリストのみに制限されています。

そのため、参加者は情報発信をすることができません。

また、参加可能人数もZoomミーティングが100人~500人なのに対してZoomウェビナーは100人~10,000人となっています。

 

ワンポイント
ZoomウェビナーとZoomミーティングの違いは情報発信が双方向であるかどうかです。

Zoomウェビナーの利用料金

Zoomウェビナーを利用するためには費用がかかります。

Zoomには「プロ」「ビジネス」「企業」の有料プランがあり、主催者であるホストがどれかに加入しなくてはなりません。

年額の利用料金はプロが20,100円、ビジネスが26,900円、企業が27,000円です。

企業の規模が大きくなるにつれて、高額な料金プランを選択すると使いやすくなるので参考にしてみてください。

Zoomウェビナーを使う際の注意点

Zoomウェビナーはリモート化されていく社会の中でとても便利なサービスです。

地方在住の人にとっては、セミナーのために上京する必要がなくなるためコスト的にも助かることでしょう。

しかし、Zoomウェビナーは使い方を間違えると、非常に不便に感じてしまいます。

また、初めての利用の際は戸惑うことも多くなりますので注意点を把握しておく必要があります。

ここからは、Zoomウェビナーを使う際の注意点を3つ紹介していきます。

インターネット環境を確認しておく

Zoomウェビナーはインターネット環境を使用するため、ネットの繋がり状態が重要となります。

主催者側の電波が悪ければ、インターネット環境が整うまで参加者を待たせることとなります。

また、最悪の場合セミナーが中止となることもあるでしょう。

有料セミナーとなっている場合は返金対応など業務が増えることになってしまいます。

インターネット環境が整っているかどうかは必ず確認しておきましょう。

騒音が入らないようにする

騒音が入らないようにすることも重要なポイントとなります。

余計な音声がはいってしまうことにより、セミナーの内容がきちんと参加者に伝わらなくなることがあるかもしれません。

線路沿いの部屋などを使用してセミナーを行う場合は騒音が入らないような防音対策が必要となるでしょう。

リモートで行うセミナーだからこそ、騒音には十分注意しなければならないのです。

リハーサルを実施する

Zoomウェビナーを使用する場合は、必ずリハーサルを実施するようにしましょう。

上記で上げた注意点はリハーサルを行うことで防ぐことが可能です。

主催者とは違う場所にいる人に参加者役を頼み、リハーサルを行います。

この際、インターネット環境に問題や心配点がないかどうか確認しておきましょう。

また、騒音が入っていないかもチェックする必要があります。

その他に、実際にセミナーで話す内容を練習しておくと本番に向けての改善点なども把握することができるでしょう。

 

ワンポイント
リハーサルを行うことによってスムーズにセミナーを行うことが可能となります。

Zoomウェビナーの活用例

Zoomウェビナーは多くの人が参加できるシステムとなっているため、様々な場面で役立ちます。

ここでは、実際の活用例を3つ紹介していきます。

どれもZoomウェビナーが必要だと思われる場面となっています。ぜひチェックしてみてください。

例①会社説明会

多くの人が参加する会社説明会では、企業側から参加者に情報発信をすることがメインとなります。

そのため、Zoomウェビナーの機能がぴったりと当てはまるのです。

参加者は自宅にいながら会社説明会に参加することができます。

企業側は、参加者を受け入れる場所を社内などに確保する必要がなくなり、経費の削減が期待できるのです。

また、Q&A機能を使用すれば個別に質問することもできるため、お互いにとってメリットのある使い方となるでしょう。

例②製品・サービス説明会

企業が新しく製品やサービスを開発した際、説明会などの記者会見が行われます。

これらは多数の聴衆に向けて情報を発信することとなるでしょう。

そのため、Zoomウェビナーを利用する企業が増えています。

チャット機能を使用すれば製品に関する質問に答えることもできるため、便利に感じることでしょう。

例③eラーニング

有料セミナーなどによってeラーニングを行うことができるのも、Zoomウェビナーの特徴です。

オンライン上で学習できるだけでなく、他の参加者に情報を知らせることがないのも安心できる要素です。

会場にて講義を受ける際は移動時間や費用が必要となります。

しかし、Zoomウェビナーであればネット環境のみで参加することができるのです。

参加者側のカメラがオフとなるのも、参加者にとっては嬉しいポイントとなるでしょう。

 

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Zoomウェビナーの使い方に困った時は?

Zoomウェビナーを導入する企業は増えています。また、リモート化していく社会の中で今後も重要視されることでしょう。

しかし、その機能を使いこなせなければ有料プランであるZoomウェビナーを利用することは勿体無いと感じるかもしれません。

それを防ぐためにも、Zoomウェビナーの使い方に困ったら早期に解決することが必要です。

デジマクラスにて相談を受け付けていますので、お気軽にお声かけください。

まとめ

リモートワークに欠かせない機能であるZoomウェビナーは今後も需要が高まっていきます。

早期に導入していくことで、時代にあった働き方ができることでしょう。

また、Zoomウェビナーは主催者にとっても参加者にとってもメリットが多いです。

経費削減や業務の効率化のためにも取り入れていきましょう。

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