リスティング広告がSEOに与える影響を解説!リスティング広告とSEOの関係性やSEOに活用するメリットも解説します!

リスティング広告とSEOとの関係については以前から様々な議論や推測がなされてきました。

Googleに同じ質問がぶつけられたこともあります。2012年、Googleは広告は検索順位に影響しないと回答しました。

しかしそれから10年が経った現在では、リスティング広告とSEOの関係には無視すべきでない変化が起きているようです。

そこで今回の記事ではリスティング広告がSEOに与える影響について詳しく解説します。

リスティング広告とSEOの関係性やSEOに活用するメリットについても触れますので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告の特徴

関係性について触れる前に、リスティング広告とSEOそれぞれの特徴について再確認しておきましょう。

リスティング広告とは検索エンジンの自然検索結果のページに表示される広告です。検索連動型広告やPPCとも呼ばれています。

表示方法が一般の記事と似ているので間違えられがちですが、リスティング広告には左上にはっきり「広告」と記されています。

まずはそんなリスティング広告が持つ2つの特徴について確認してみましょう。

マッチタイプ

リスティング広告を運用する際、成果を最適化するためにはマッチタイプの理解と使い分けが必要となります。

マッチタイプは設定したキーワードと検索語句の一致の仕方について定められた次の4つのタイプのことです。

  • 完全一致
  • フレーズ一致
  • 部分一致
  • 絞り込み部分一致

完全一致で広告を表示する場合は設定したキーワードと検索語句がすべて一致していなければなりません。

フレーズ一致では、設定したキーワードが検索語句に含まれていて、語順が同じであれば広告が表示されます。

部分一致はキーワードと検索語句の関連性をシステムが独自に判断するもので、無関係な広告が表示されることも少なくありません。

絞り込み部分一致では設定したキーワードが検索語句に含まれていれば語順が違っていても広告が表示されます。

除外キーワード

リスティング広告の運用において、マッチタイプの選択と並んで重要なものに除外キーワードの設定があります。

除外キーワードとは、設定した語句を含む検索に対して広告が表示されないようにするためのものです。

たとえば除外キーワードに「バッグ」という単語を入れると「バッグ」を含む検索に対しては広告が表示されません。

コンバージョンに繋がりにくい語句をあらかじめ除外しておくことで広告の費用対効果を高めるという効果があります。

 

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SEOの特徴

SEOは日本語では検索エンジン最適化と呼ばれます。

自社サイトを検索上位に表示させるにあたって、検索エンジンから高評価を得るためにコンテンツに様々な工夫を凝らすことです。

SEOの効果はすぐには現れないため、施策の評価にはある程度のスパンを設けなければなりません。

SEO対策を施して上位に表示されたページは広告よりもクリックされやすいという大きなメリットがあります。

また専門的な知識に欠けていても実行できるSEO対策の手法があるので、外部委託のコストがかからないなどの利点もあります。

 

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リスティング広告とSEOの関係性

リスティング広告とSEOにはそれぞれ強みと弱みがあります。

運用にあたってはそんな強みと弱みを正しく理解して併用しなければなりません。

リスティング広告とSEOを効率的に運用できれば、広告の費用対効果の向上や自社サイトへの流入の増加が見込めるでしょう。

この項目ではリスティング広告とSEOの関係性について3つのポイントに着目して解説します。

即効性

即効性が高いことはリスティング広告が持つ最大のメリットだといえます。

すでにWebサイトがある場合は1日前後ですぐに広告を配信できる上、入札設定を強めて高い料金を払えば必ず上位に表示されます。

一方、SEO対策は効果が現れるのに数週間から数ヶ月という長いスパンが必要となるため即効性はまったく期待できません。

ただし効果が現れて検索上位に表示されると広告よりもはるかに高いクリック率を期待することができます。

コスト

リスティング広告はクリック課金制といって広告1クリックあたりいくらでコストが発生します。

広告費用の上限は広告運用者が決定できますが、オークションによる入札制なので場合によっては多額の費用がかかります。

一方、SEO対策は社内にリソースがあれば外部委託する必要がないため施策実行のための費用がほとんどかかりません。

ただし社内にリソースがない場合、数ヶ月単位で外部委託することになるためそれなりの費用を覚悟する必要があります。

カスタマイズ性

リスティング広告の強みはカスタマイズ性が高い点にもあります。キーワードを指定できるので高精度のターゲティングが可能です。

また先の項目で紹介した4種のマッチタイプや除外キーワードを組み合わせることで費用対効果をより高めていくことができます。

一方、SEO対策にはこうしたカスタマイズ性がありません。

SEO対策の目的は「ユーザーにとって有益なコンテンツを作る」というある意味では曖昧なものだからです。

そのため効果を評価するまでに時間がかかる上、対策を施しても必ず上位表示されるという保障はありません。

リスティング広告とSEOはどのように使い分ける?

リスティング広告の運用とSEO対策は同時に取り組むことができます。干渉し合って互いに悪影響を及ぼすものではありません。

可能であれば両者を併用して、自社サイトへの広告からの流入と自然検索による流入を同時に高めていきましょう。

またリスティング広告の結果を分析することによってCVに繋がりやすいキーワードを割り出すことが可能になります。

そうして得られたキーワードをSEO対策で活用すれば、施策の効果をいっそう高めることができるでしょう。

 

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リスティング広告がSEOに与える影響

リスティング広告がSEOに与える影響について再確認しておきましょう。

Googleの見解と、実際の影響に関する現時点での一般的な解釈をご紹介します。

Googleの見解

冒頭で触れた通り、Googleは広告が検索順位に影響を与えないことを公式に明言しています。

2012年公開の動画では「リスティング広告と検索順位の関係は繰り返し質問されるSEOの都市伝説」と表現しているほどです。

しかし現在では、広告とSEOによる検索順位の変動がまったくの無関係であるとは言い切れません。

現状の一般的な認識について以下の項目で解説します。

実際の影響は?

広告と検索順位の間には何の関係もないというのが約10年前から変わらないGoogleの公式見解です。

しかし現在では、広告の存在が検索順位にまったく影響しないと断言することは難しいというのが一般的な解釈です。

たとえば自然検索結果のページのトップに広告が表示される時、一部の検索上位サイトは初見ではユーザーの目に入りません。

この現象は、本来なら獲得できたかもしれない自然検索からの流入の機会が、広告の存在によって奪われることを意味しています。

Googleの検索エンジンアルゴリズムがこうした現象やユーザー行動をどのように判断しているかは不明です。

ただ、検索結果上で最大のクリック数を得ようとするなら、広告の運用が重要なカギを握っていることは確かだといえるでしょう。

リスティング広告をSEOに活用するメリット

リスティング広告をSEOに活用することには、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

即効性があってカスタマイズ性も高いという特徴からは様々な利点が得られそうです。

この項目ではリスティング広告をSEOに活用するメリットを4つピックアップしてそれぞれ詳しくご紹介します。

アクセス数の増加

リスティング広告をSEOに活用するメリット、1つ目はアクセス数の増加が見込めることです。

リスティング広告は自然検索の結果を表示するページの上位に表示されます。

そのため検索したユーザ-が自社サイトに流入しやすくなることが期待できるでしょう。

管理画面から費用の調整を行えばすぐに広告を上位表示させることが可能です。

ただしこの場合、ユーザーの中には広告とは気付かずに流入してくる方もいるので気を付けなければなりません。

クリック率がアップする

リスティング広告をSEOに活用するメリット、2つ目はクリック率のアップが期待できることです。

アクセス数の増加が見込めることと同じ理屈で、クリック率を増加させることが可能となります。

リスティング広告の場合、好きなタイミングで費用の調整をして短期間で集客を増やせることが大きな利点といえるでしょう。

ただしこの時のクリックには広告とは気付かずにクリックする場合も含まれるので注意しなければなりません。

ユーザーのニーズを把握できる

リスティング広告をSEOに活用するメリット、3つ目はユーザーのニーズを把握できることです。

リスティング広告の運用のポイントは一定期間運用した結果を詳細に分析し、課題を見出して改善していくことにあります。

その過程でユーザーの行動や属性が明らかになり、ニーズをより正確に把握することが可能となるでしょう。

その結果、ターゲットとなるユーザーに合わせて自社の商品・サービスを柔軟に変更・再設定することができます。

見込み顧客の獲得が見込める

リスティング広告をSEOに活用するメリット、4つ目は見込み客の獲得が期待できることです。

運用しながらユーザーの属性や行動を分析してニーズを割り出せるので、広告に反応していないユーザーも把握することができます。

そのような無反応なユーザーからのアクセスが見込めるように広告を改善していくことで、新たな客層の発掘が可能となるでしょう。

 

ワンポイント
リスティング広告のデータをSEOに活用することで様々なメリットが得られる。

リスティング広告をSEOに活用する際の注意点

即効性があってカスタマイズ性も高いリスティング広告は上手く運用できればSEOの面で数々のメリットが得られます。

しかし運用にあたって注意しなければならない点がいくつかあることも確かです。

この項目ではリスティング広告をSEOに活用する際の注意点を2つに絞って詳しくご紹介しましょう。

双方のデータを活用する

リスティング広告をSEOに活用する際の注意点、1つ目は広告とSEO双方のデータを活用して運用にあたることです。

先の項目で触れた通り、リスティング広告の存在が自然検索の結果に与える影響には無視できないものがあります。

そのため広告の運用担当者とSEO担当者は、自社のビジネスにとってプラスとなるよう上手く連携を取らなければなりません。

双方のデータを突き合わせて分析し、検証しながら運用を進めていく体制を構築する必要があるといえるでしょう。

リンク先は通常のWebページにする

リスティング広告をSEOに活用する際の注意点、2つ目はリンク先を通常のWebページにしておいた方が良いことです。

リスティング広告をクリックしたユーザーを、CVに特化した広告専用ランディングページに誘導するという方法があります。

広告の運用方法としては一般的ですが、SEOとの兼ね合いで見るとベストとはいえない場合があるので注意しなければなりません。

少なくとも、リンク先が通常のWebページの時とLPの時を比較して、どちらがSEO的な成果に繋がるか検証するべきでしょう。

 

ワンポイント
広告のSEO活用のポイントは担当部署同士の連携にある。

リスティング広告をSEOに活用しよう

カスタマイズ性に優れていて即効性もあるリスティング広告はそれだけでもビジネスの強い味方となってくれます。

しかし詳細なデータ分析の結果をSEO対策に反映させればより多くのメリットが得られるかもしれないことを忘れてはいけません。

その際、重要となるのが広告の運用担当部署とSEO対策部署との連携です。

この両者がどちらも上手く機能して、ビジネス全体で見た時のプラスという同じ目標を目指すのでなければ成果は得づらいでしょう。

リスティング広告をSEOに活用するためには、まずそのための社内体制作りが必要となるのです。

 

ワンポイント
ビジネスに対してトータルでプラスになるような広告とSEOの関係構築を目指そう。

リスティング広告のSEO活用で悩んだら

リスティング広告のSEOへの活用のカギとなるのは双方に関する詳細なデータ分析とその後の連携です。

広告とSEOの領域をまたいで、ビジネス全体として捉える見方が必要となることでしょう。

そんなリスティング広告のSEO活用に関して悩んだら、ぜひデジマクラスコンサルタントに相談してください。

デジタルマーケティングに精通したスタッフが親身になってお話をうかがい、適切なアドバイスをさせていただきます。

 

ワンポイント
リスティング広告のSEO活用で悩んだらプロに相談するのが1番。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事ではリスティング広告SEOに与える影響について解説しました。

Googleの公式見解では広告が検索順位に影響することはないとされていますが、現状、両者は無視できない関係にあります。

Webサイト全体として高い成果を目指すなら、リスティング広告とSEOの連携が重要なことはこれまで述べてきた通りです。

互いの分析結果を持ち寄って相乗効果を生み出せる柔軟な社内体制を構築し、検索順位の上昇とサイト流入の増加を実現しましょう。

本稿がそのための一助となれば幸いです。

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