Facebook広告の全種類を解説!Facebook広告のメリット・デメリットは?Facebook広告の費用もご紹介!

「Facebook広告を始めようと思っているけど、種類が多すぎてどれを使えばいいかわからない」とお悩みではありませんか?

Facebook広告の種類は実際非常に多いため、時と場合によってうまく使い分ける必要があります。

また、それぞれのタイプによって相性が良い広告もあるので、それぞれの特性をしっかり理解することが重要です。

そこで今回は、Facebookの広告について、徹底的に解説していきます。

Facebook広告のメリット・デメリットや広告費用の目安などについても紹介しているので、参考にしてください。

Facebook広告の概要

Facebook広告は、ターゲット選定に非常に強いタイプの広告です。

出稿できるSNSは大きく分けて以下の4つです。

  • Facebook
  • Instagram
  • Audience Network
  • Messenger

動画形式のものや画像形式のものなど、幅広い種類の広告を打ち出すことができます。

特に、複数のペルソナを元にターゲットを選定している方にはおすすめの広告タイプになります。

 

ワンポイント
  • Facebook広告は、ターゲット選定に非常に強い広告
  • Facebook広告の種類は大きく分けて10種類

Facebook広告の種類

Facebook広告の種類は大きく分けて10種類です。

  • 画像(バナー)広告
  • 動画広告
  • スライドショー広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • ダイナミック広告
  • リード獲得広告
  • イベント広告
  • クーポン広告
  • キャンバス広告

ただし、目的や用途によっておすすめできる広告の種類が変わってきます。

そこでそれぞれの目的に対して、おすすめの広告について以下で解説していきます。

全商材に適したフォーマット

全商材に適したフォーマットは、3つあります。

  • 画像(バナー)広告
  • 動画広告
  • スライドショー広告

画像広告や動画広告は、基本的なフォーマットです。

画像広告は、画像とテキストをメインとした広告になります。

画像が1枚あるだけで広告が打てるので、非常に楽です。

次に動画広告は、ユーザーが見ている画面内に表示されると一定期間再生されるタイプの広告です。

静止画と違って動画であるため、ユーザーの目を惹きやすいという利点があります。

最後にスライドショー広告は、3〜10枚ほどの写真をスライドショーの形式で表示させるタイプの広告です。

スライドショーにストーリーを持たせると、ネクストアクションにつなげやすいという利点があります。

EC系サイトに適したフォーマット

EC系サイトに適したフォーマットは、主に3つです。

  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • ダイナミック広告

カルーセル広告とは、画像や動画を組み合わせて配信することができるタイプの広告です。

手順や方法を動画で示すことができ、画像で商品購入ページに遷移させることができるので、商品紹介に向いています。

次にコレクション広告とは、メインとなる広告が表示され、その下に商品の画像を並べるタイプの広告です。

こちらもカルーセル広告と同様、手順や方法を示すことができるのがメリットです。

ただし、コレクション広告の場合、4枚までしか画像を掲載することができません。

最後にダイナミック広告とは、ユーザーが過去に興味を示した商品をもとに、個人に適切な広告を表示するタイプのものです。

ユーザーのニーズを満たしやすいので、消費者の購入につなげやすいのが特徴になります。

イベント集客に強いフォーマット

イベント集客に強いフォーマットの広告は、主に次の3種類です。

  • リード獲得広告
  • イベント広告
  • クーポン広告

リード獲得広告とは、ユーザーのリード情報を獲得することを目的とするタイプの広告になります。

例えばリード情報として、名前・住所・メールアドレス・電話番号などの情報が挙げられます。

先にある程度の情報を入手できるということと、Facebook上で完結することができることがメリットです。

イベント広告とは、開催されるイベントを周囲に認知させることを目的とした広告です。

例えば夏フェスの開催が近づいてくると、Facebook上にそのフェスの広告が表示されるのを見たことあるでしょうか?

あくまでイベント広告は認知が目的なので、短期集中で周囲に認知させるように広告を作りこみましょう。

最後にクーポン広告は、お店のある商品に対してクーポンを発行するようなタイプの広告です。

来客数を今よりも増やしたいときに利用すると効果的です。

モバイルに強いフォーマット

モバイルに強いフォーマットは、キャンバス広告が挙げられます。

キャンパス広告とは、その広告をクリックすると、全画面に商品が表示されるタイプの広告です。

商品一覧をパッと見ることができるので、様々な商品を多数見やすいのがメリットです。

ただしモバイル専門ですので、PCで攻めたい時は別の広告を利用するといいでしょう。

 

Facebookマーケティングの事例はこちら

 

Facebook広告のメリット

ここからはFacebook広告のメリットについて紹介していきます。

Facebook広告には以下の4つのメリットがあります。

  • 実名制によりターゲティング精度が高い
  • 目的に応じて的確な配信が設定できる
  • 広告フォーマットの種類が豊富
  • 低価格から配信可能

特にターゲティング制度が非常に高いのがポイントです。

適切に設定すればユーザーの心理をグッと掴むことができ、自社製品の購入につながりやすくなります。

実名制によりターゲティング精度が高い

Facebookは実名制を導入していることもあり、正確に情報を記入させる仕組みを作っています。

そのため、利用しているユーザーは性別・生年月日・職業などの情報をできるだけ入力することになっています。

情報を正確に記入させる仕組みがあるからこそ、ターゲティングの精度が非常に高いのです。

ちなみに広告を打っていく際には、例えば次のような要素を細かく設定できます。

  • 地域・年齢・性別
  • 学歴や職歴
  • 興味・関心

特に年齢は、1歳単位で設定することも可能です。

他にも職種ごとに振り分けたり、興味・関心で選別することもできるので、できるだけ細かく設定するといいでしょう。

目的に応じて的確な配信が設定できる

Facebook広告は、種類が非常に多いがゆえに、目的に応じて的確な配信を行うことができます。

例えばそれぞれの目的に対して、以下のような種類の広告を打っていくと効果的です。

  • リーチ:画像や動画
  • 認知度アップ:画像・動画・カルーセル
  • カタログ販売:コレクション・カルーセル
  • 来店数の増加:クーポン

このようにいろんな目的に対し、様々なアプローチで広告を打つことも可能です。

また、企業や個人の状況によって、Facebook広告の目的は変わってくると思います。

そのため、しっかり効果を上げるためにも、それぞれの目的に対して適切な広告を打っていくようにしましょう。

広告フォーマットの種類が豊富

広告フォーマットの種類が豊富なのも1つのメリットです。

種類が豊富であるがゆえに、様々な目的に対してアプローチをしていくことが可能です。

また、広告フォーマットが多いと、いろんなテストをすることができます。

一般的には、目的に対して打つべき広告の種類が確立されています。

しかし、フォーマットの種類が多いのであえて違う広告でチャレンジをすることも可能です。

そのため、複数の広告で試して見て、より目的を達成できそうなものを選別していくようにしましょう。

いずれにせよ、フォーマットの種類が豊富だからこそできることです。

低価格から配信可能

Facebook広告は、低価格からでも配信することが可能です。

広告費の最低金額は、100円からです。

そのため低予算であってもFacebook広告の配信を始めやすいのが大きなメリットになります。

もちろんクリック数やインプレッション数によって支払う料金が変わってきますので、料金の変動には注意してください。

ちなみにFacebook広告の課金方式は2種類あります。

詳しくは、「Facebook広告の費用」にて紹介しているので、そちらを参考にしてください。

Facebook広告のデメリット

もちろんメリットばかりではなく、Facebook広告にはデメリットもあります。

Facebook広告のデメリットは、主に以下の2つです。

  • 仕様変更が多い
  • リーチの拡大がしにくい

上記のデメリットを理解した上で、Facebook広告を打っていくようにしてください。

仕様変更が多い

Facebook広告は、かなり仕様の変更が多いです。

例えば画像や動画のレイアウトの変更が挙げられます。

様々な種類のFacebook広告を組み合わせて利用したいという人は特に注意してください。

多くの種類を使いたいという方は、そもそも出稿している広告の数を減らすことを検討してみるといいでしょう。

リーチの拡大がしにくい

基本的にFacebook内のユーザーにしかリーチができません。

そのためリーチを拡大しようとすると難しくなります。

また、利用者の年代は3〜40代の方が多いということもあり、若年層にアプローチしにくいです。

そのため、Instagram広告と共にアプローチしていくと、リーチの拡大を見込めます。

詳細は「Facebook広告で意識したいポイント」にて解説しているので、そちらを参考にしてください。

 

ワンポイント
  • Facebookは仕様の変更が多い
  • Facebook広告は年齢層が固まっているためリーチの拡大がしにくい

Facebook広告の費用

ここではFacebook広告の課金方法や、オークションなどについて解説していきます。

  • 2種類の課金方式
  • 予算上限の設定
  • オークションの仕組み

広告費用の理解をしておかないと、無駄なお金を使ってしまうことにもつながりますので、必ず覚えておくようにしましょう。

2種類の課金方式

Facebookの課金方式は2種類存在します。

  • インプレッション課金
  • クリック課金

インプレッション課金とは、広告がユーザーに表示されるたびに課金がされる方式です。

別名、CPM配信とも呼ばれます。

例えば1,000回表示されるごとに課金されるという形式です。

一方、クリック課金は表示されている広告がクリックされるたびに課金が発生する方式です。

別名、CPC配信とも呼ばれます。

具体的には1クリックにつき、100〜200円ほど課金されます。

予算上限の設定

Facebook広告は予算上に達するまで配信され続ける仕組みです。

例えば、月の配信予算を10,000円としたとしましょう。

そうすると10,000円が達成されるまで、広告が掲載されます。

達成したら、上限予算に達したという通知がFacebookから来て、掲載が終了します。

再度掲載したい場合は、アカウントの上限予算を引き上げると、掲載が再開するという仕組みです。

オークションの仕組み

Facebook広告には「オークション」という制度があります。

この制度は、最も結果を出している広告を自動で判断して、誰にどの広告を示すかを決めるというものです。

つまりFacebook広告には必ず競合が存在し、決められた広告枠を勝ち取る必要があります。

ちなみに、以下の3つの指標を掛け合わせた「総合力」で判断されています。

  • 広告主による入札価格
  • 推定アクション率
  • 利用者にとっての価値

場合によっては自社同士の広告が競合になったりもするので、同じタイプの広告は出しすぎないようにしてください。

 

ワンポイント
  • Facebook広告には2種類の課金方式がある
  • 予算上限を設定すれば、達成するまで広告が流れる
  • オークションは、広告の総合力で決まる

Facebook広告の成功事例

ここではFacebook広告の成功事例を1つに絞って紹介します。

京都やまちや」というお店の事例を紹介していきます。

もともと京都やまちやは香港でのオンラインの売り上げを狙っていました。

そこで、オンラインの売り上げを上げ、関心が高い顧客にリーチすることを目的とし、Facebook広告を利用したのです。

その際、モバイルデバイスに向けてデザインした、「写真広告」と「動画広告」を駆使してアプローチしていきました。

結果として、セールスコンバージョンが45%増加し、カートに追加される割合も2.8倍にアップしたそうです。

ちなみにコンバージョンとは、簡単にいうと「購入数」のことです。

このようにFacebook広告を適切に利用すれば、しっかり効果を体感することができます。

 

ワンポイント
目的がしっかり定まっていて、ターゲットが明確であれば、Facebook広告の効果は出やすい。

Facebook広告で意識したいポイント

Facebook広告で意識したいポイントとしては、Instagram広告と共にアプローチしていくことです。

これには2つの理由があります。

  • FacebookとInstagramは同期が可能
  • リーチ顧客の増加が見込める

FacebookはInstagramと同期をすることができます。

そのため、面倒な手間なく、広告を連携させることができるのです。

加えて、Facebookの利用者層は3〜40代の方が多くいらっしゃいます。

一方Instagramの利用者層は20代の若い世代が多いので、Facebookにはいない層にアプローチすることができます。

結果リーチ顧客を増やすことができるので、できるだけInstagramと連携して進めていくようにしましょう。

Facebook広告の注意点

Facebook広告を出していく上で、以下の2つを意識して広告を作成していくといいです。

  • Facebook広告ポリシーに違反しない
  • 使用する画像内のテキスト量は20%以下にする

Facebook広告ポリシーに違反してしまうと、審査に通らなくなってしまいます。

暴力的な描写や性的内容であるともちろん通りません。

例えば他にも、次のようなものが挙げられます。

  • 効果を過度に演出している健康食品
  • 不当なキャンペーンの表示がある美容関連サービス

ユーザーからすると、効果は人によって違うので、「絶対」や「必ず」といったワードは避けるようにしてください。

他にも画像内のテキスト量は20%以下にするようにしましょう。

ちなみに以前は画像内のテキスト量は20%以下にする「20%ルール」というものがありました。

現在は撤廃されているので、20%以上に設定しても問題ないです。

しかし、Facebookによると、20%以内にした方が広告のパフォーマンスが良いと発表されています。

そのため、できるだけ20%以内に抑えるようにしてください。

 

Facebookマーケティングの事例はこちら

 

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Facebook広告に関することは、ここまで述べてきた通りです。

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まとめ

ここまでFacebook広告について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

簡単にここまでのことを振り返っておきましょう。

  • Facebook広告は、ターゲット選定に非常に強い広告
  • ターゲットや目的によって10種類の広告を使い分けよう
  • できればInstagram広告と併用して利用しよう

Facebook広告はターゲット選定に強いタイプの広告です。

なので、細かく設定して特定のユーザーにグッと刺さるような広告を打ち出せれば、しっかり結果にもつながってきます。

また、Facebook広告は10種類もの広告の種類があります。

そのため、目的や用途によってできるだけ使い分けていくことが必須です。

最後に、リーチをもっと獲得するという意味でも、Instagram広告と並行して利用することをおすすめします。

この記事があなたにとって参考になれば幸いです。

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