「InstagramのCTAをうまく設置できない」とお悩みではありませんか?
InstagramのCTAは、売り上げやユーザーの購買にも関わってくるので非常に重要です。
加えて、ただ設置するだけではうまくユーザーを誘導することができず、購入チャンスを逃してしまうことにもなります。
そこで今回は、Instagramの効果的なCTAについて、徹底的に解説していきます。
あまりうまくCTAを設置できず、どういう風に設置したらいいかわからない方は必見です。
目次
Instagram広告のCTA(コールトゥアクション)の概要
InstagramのCTAの概要について解説していきます。
- CTAの示すもの
- Instagram広告でCTAを設置する目的
- Instagram広告のCTAは多彩
まずはCTAの概念についてしっかり理解しておくようにしましょう。
CTAの示すもの
CTAとは、「call to action」の略であり、日本語では行動喚起と呼ばれるものです。
要は、利用しているユーザーに次の行動をとってもらうために設置しているもののことです。
例えば、InstagramのCTAだと、以下のようなものが存在します。
- お問い合わせ
- 詳しくはこちら
- 予約する
その他にも「インストールする」や「詳しくはこちら」などの表示がされているものをいいます。
Instagram広告でCTAを設置する目的
Instagram広告でCTAを設置する目的としては、「コンバージョン」につなげるためです。
コンバージョンとは、商品を購入してくれたり、契約に至ったりすることを指します。
そもそもどんなに商品がよくても、購入する場所がなければ購入に至ることはありません。
例えるなら、「八百屋で果物を買おうとしたが、レジがなかった」という状態になります。
このように、良いと思ったものが購入できない状況を少なくするためにも、CTAボタンを設置する必要があります。
Instagram広告のCTAは多彩
Instagramの広告のCTAはかなり多彩で、切り口が多いです。
例えば、次のような投稿先でCTAを置くことができます。
- Instagramのバイオ
- ストーリーズ広告
- フィード広告
- 発見タブ広告
もちろん設置する文言も多数ありますので、非常に多彩な切り口を持っているということです。
- CTAは行動喚起のこと
- コンバージョンにつなげるためにCTAは重要
InstagramのCTAボタンの種類
ここでは、InstagramのCTAボタンの種類について紹介していきます。
- 広く使える文言
- 具体的な文言
上記の2種類に分けて紹介していきますので、参考にしてください。
広く使える文言
広く使える文言だと、例えば次のようなものがあります。
- 詳しくはこちら
- お問い合わせ
- リンクを開く
- 予約する
- 申し込む
- ダウンロードする
広く使える文言であれば汎用性が高く、どのジャンルにおいても使う事ができます。
情報をもっと知りたいという方に向けて使える文言です。
具体的な文言
具体的な文言だと、例えば以下のようなものが挙げられます。
- 他の動画を視聴
- ゲームをプレイ
- 音楽を聴く
- 道順を表示
- 上映時間を表示
- 寄付する
この場合は次のアクションが非常に明確です。
明確に次のアクションに誘導できるので、何をしたらいいかはっきりわかります。
何よりユーザーが行動をイメージしやすいのが大きなメリットです。
- 広く使える文言はどのジャンルでも利用できて便利
- 具体的な文言は次の行動に移しやすい
Instagram広告の配信面とCTAの対応
ここではInstagram広告の配信面とCTAの対応について紹介していきます。
- ストーリーズ広告
- フィード広告
- 発見タブ広告
3つともタイプがそれぞれ違うので、どういう風にCTAを対応したらいいか参考にしてください。
ストーリーズ広告
ストーリーズ広告とは、ストーリーの間に表示されるタイプの広告です。
ストーリーに表示できるのが1分なので、あまり長く表示する事ができません。
加えて、ユーザーはストーリーを読み飛ばしてしまう確率が高いので、最初の2~3秒に力を入れる必要があります。
ストーリーズ広告の場合、次のような広く使える文言でCTAを設置するのがおすすめです。
- 詳しくはこちら
- もっと見る
1分という短い時間ですので、全てを伝えきる事は不可能です。
そのため、概要がパッとわかる画像を作成し、まずは興味を持ってもらうことの方が先決になります。
以上のことから、広く使える文言でCTAを設置してみるといいでしょう。
フィード広告
フィード広告は、投稿の間に紛れ込んでいるタイプの広告です。
フィード広告の場合、写真は複数設置できますし、動画は長めに設定する事ができます。
ただし、投稿をざっと流し読みする人が多いことから、いかにユーザーの目を惹きつけるかがポイントです。
ちなみにフィード広告のCTAは、例えば以下のように広く使える文言・具体的な文言のどちらでも問題ありません。
- 詳しくはこちら
- ダウンロード
- 寄付する
なぜなら、ユーザーの目を惹くことの方が重要だからです。
まずは1枚目の写真や動画に力を入れ、興味を持ってもらうことを優先しましょう。
発見タブ広告
発見タブ広告とは、虫眼鏡マークのところに表示されている投稿に付けられている広告です。
ユーザーの選好に基づいて、おすすめの投稿が順次表示されていきます。
そこからユーザーが気になる投稿をクリックして見ていくうちに、広告が表示されるという仕組みです。
そのため、対策はフィード広告と同じで、広く使える文言・具体的な文言のどちらに設定しても問題ありません。
あくまで目を惹かせることを意識しておきましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
InstagramのCTAボタンの便利な機能
ここからは、InstagramのCTAボタンに関する便利な機能について紹介していきます。
- ハイライト表示
- 追加情報が自動掲載
- コメント送信画面への遷移
上記を使いこなせばコンバージョンにも繋がるので、うまく活用していきましょう。
ハイライト表示
ユーザーがそのCTAを見ている時、強調(ハイライト表示)されることがあります。
例えば次のような場合です。
- プロフィール名をタップした時
- 4秒以上広告を閲覧している時
自動で強調して表示されるので、ユーザーのネクストアクションにもつながりやすいです。
追加情報の自動掲載
追加情報を自動で掲載してくれる機能があります。
例えば次のようなものです。
- 価格
- 遷移先のURL
- アプリストアでのレイティング
急な変更があっても、すぐに反映することができるので便利です。
コメント送信画面への遷移
CTAボタンをクリックすると、コメント送信画面へ遷移させることもできます。
コメント送信画面へ遷移させることができると、スムーズに連絡もできて非常に便利です。
コメント送信ボタンの下にCTAボタンを設定することができるので、コンバージョンにつなげることも可能です。
ちなみに、ビジネスアカウントに切り替えるとプロフィールにもコメント送信画面が自動で表示されます。
自分のアカウントから見ると表示されないので、注意してください。
- 一定時間見られるとハイライト表示される
- 追加情報が自動掲載されるので、手間がなく情報更新できる
- コメント送信画面へ遷移して、CTAを表示させることができる
CTAボタンの工夫による成功事例
ここでは、CTAを工夫して成功している事例についていくつか紹介します。
- いいねや保存を促すCTA
- 関連コンテンツの閲覧を促すCTA
- 文言で専門性をアピールするCTA
成功するためにも、まずは全て試してみるということが重要です。
実際にInstagramの投稿を見て、いいなと思ったものを取り入れてみましょう。
いいねや保存を促すCTA
この場合複数の写真を用意し、最後にいいねや保存を促すようにするといいです。
例えば次のような文言が入っているものが挙げられます。
- いいねを頂けると励みになります!
- 保存しておけば後から見返せます!
Instagramの特性上、共感と利便性が大事になってきます。
例えばほっこりするような共感できる言葉に、ユーザーはいいねを押しがちです。
他にも、保存すれば見返せるという便利さもアピールすることで、ユーザーが保存しやすくなります。
関連コンテンツの閲覧を促すCTA
関連コンテンツの閲覧を促すものは、全ての知識を共有しないということがポイントです。
例として、「デートの時に絶対にしてはいけない行動まとめ」で考えてみましょう。
この場合、デートの時にNGな行動を何個か理由付きで解説します。
紹介し終わったら、最後に「もっともやってはいけない行動は〇〇」というようにし、ユーザーの興味を惹きます。
そして最後のページで、「もっともやってはいけない行動を知りたい方はこちらをクリック」というように流すのです。
全てを紹介しないということが鍵となります。
文言で専門性をアピールするCTA
これは、あえて文言で専門性をアピールするということです。
知らない単語が出てくると、「ユーザーの中でそもそもこの単語の意味はなんだ?」という疑問が発生します。
あえて単語の説明はせずに、単語に関連する内容を画像で説明していくのです。
最後に、「単語の意味も含めて知りたい方はこちら」という風に詳細ページへ流します。
興味をそそることで、次のアクションへ移りやすくなります。
Instagramマーケティングの事例はこちら
InstagramのCTAボタンの設置方法
ここではInstagramのCTAボタンの設置方法について解説していきます。
プロフィール画面の設置と、投稿に設置する方法の2つに分けて紹介するので参考にしてください。
プロフィール画面の設置
プロフィール画面の設置は簡単です。
なお、以下で紹介するのは電話番号とメールアドレスのCTAボタンの設定です。
以下の手順で設置することができます。
- プロアカウントに切り替える
- プロフィールから「プロフィールを編集」をクリック
- 連絡先オプションから、電話番号などを入力する
プロアカウントを事前に用意しておくようにしてください。
投稿への設置
投稿へ設置するためには、広告を設定している時に作業が必要になってきます。
まずはInstagram広告の設定方法について解説します。
- Facebook広告マネージャーを表示し、マーケティングの目的を選択
- 広告セット名、ゴールを決める
- ターゲットを設定する
- 広告を配信する場所をInstagramに設定する
- 予算と掲載期間を設定する
- 広告クリエイティブ(画像・動画)を設定する
この中でもCTAボタンを設定するのは、最後の「広告クリエイティブ(画像・動画)を設定する」という時です。
その時の広告の内容によって、CTAの種類を変えてみましょう。
Instagramマーケティングの事例はこちら
CTAの活用はユーザーの分析・理解が最重要
CTAを設置する上でもっとも大事なのは、「ユーザーの分析・理解」になってきます。
そもそもCTAは、ユーザーを最後に後押しするためのものになります。
なので以下の2つの箇所にもしっかり目を配らないといけません。
- 投稿の画像
- 内容を説明するテキスト
これらは、ユーザーをしっかり分析した上で設定しないと、ユーザーのニーズを満たすことができません。
そのため、ユーザーが何を求めているのか、ユーザーに刺さる画像や文言は何かといったことを意識する必要があります。
上記を元に作成した上で、最も刺さるCTAを設置することで結果につながってくるのです。
以上のことから、まずはしっかりユーザーを分析して、理解することから始めるようにしましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Instagram広告でCTAボタンを設置する際の注意点
Instagram広告でもっとも注意すべき点は「目的に合わないCTAは使わない」ということです。
CTAの設置は、最後に購買するかどうかを決める大事な文言です。
例えば、スーツを紹介された時に、最後に「動画はここで視聴できます」などと言われると違和感を感じると思います。
同じ理屈がWeb(Instagram)上でもいえるのです。目的に合わないCTAを設置しても、コンバージョンには至りません。
特に不特定多数の人が見るので、最後の文言がおかしいゆえに購入されないと、機会損失にもつながります。
そのため、必ず目的に沿ったCTAを設置するようにしましょう。
Instagram広告のCTA設置で悩んだら
Instagram広告のCTA設置については上記で説明してきた通りです。
しかし、中には「うまくCTAボタンを設置してもっと収益を上げていきたい」という方もいると思います。
そんな時はデジマクラスまでご相談ください!
デジマクラスでは、Instagram広告のCTA設置を含めた、SNSマーケティング専門のコンサルタントが多数在籍しています。
加えて、これまで培ったノウハウを元に、最適な対策を提言することも可能です。
弊社と一緒にInstagram広告やCTAボタンを効果的に設置し、利益を上げられる施策を考えていきましょう。
Instagramマーケティングの事例はこちら
まとめ
ここまでInstagram広告のCTAについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
簡単にここまでのことを振り返っておきましょう。
- CTAとは「行動喚起」と呼ばれるもの
- InstagramのCTAボタンは「広く使える文言」と「具体的な文言」の2種類
- 目的に合わないCTAは使わない
CTAとは「call to action」の略であり、行動喚起と呼ばれるものになります。
コンバージョンへつなげるためにも、CTAは重要な役割を担っています。
また、InstagramのCTAボタンは「広く使える文言」と「具体的な文言」の2種類です。
正解はないので、両方使ってみてよりクリックされやすいものを利用するとといいでしょう。
最後に、コンバージョンにしっかりつなげるためにも、目的に合わないCTAは使わないようにしてください。
この記事があなたにとって参考になれば幸いです。