「Instagramカルーセル広告をもっと詳しく知りたい!」という方もいるのではないでしょうか。
Instagramカルーセル広告は、最大10点の画像や動画を表示させることができます。
そのためうまく利用すれば、商品の魅力が伝わり、顧客の購買行動へもつなげることが可能です。
そこで今回は、Instagramカルーセル広告について、徹底的に紹介していきます。
Instagramカルーセル広告を導入しようと思っている方、必見です。
目次
Instagram広告のカルーセル広告の概要
ここではInstagramカルーセル広告の概要について、簡単に紹介していきます。
- カルーセル広告の意味
- Instagramカルーセル広告の機能
- Instagramカルーセル広告の目的
まずは、カルーセル広告とはそもそも何か、なんのために利用するのかを理解しておきましょう。
カルーセル広告の意味
カルーセル広告とは、複数枚の画像や動画を表示することができる広告のタイプです。
矢印ボタンをクリックしたり、画像をスワイプすることで、画像の詳細を見ることができます。
様々な商品を紹介したり、製品の使い方を紹介したりする時などによく利用される広告です。
Instagramの場合、ストーリーズ投稿とフィード投稿のどちらでも設定することが可能です。
Instagramカルーセル広告の機能
Instagramカルーセル広告は、例えば次のような機能があります。
- 最大10枚画像を載せることが可能
- リンクや遷移先を設置することができる
写真や動画は最大10枚使用することが可能です。
10枚使用することができるので、いろんな観点から商品の訴求をすることができます。
ちなみに動画は最大120秒まで流すことが可能です。
Instagramカルーセル広告の目的
Instagramカルーセル広告の目的は、大きく以下の3つが挙げられます。
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- コンバージョン
特に認知度を上げることと、コンバージョンを上げることの2つは重要です。
ちなみにコンバージョンとは、簡単にいうと購買行動のことを指します。
そもそもInstagramの広告は、認知度をあげたり、リーチを伸ばしたりすることが目的なものが多いです。
Instagramカルーセル広告においても、認知度アップやリーチ数増加が目的とされています。
加えて、Instagramカルーセル広告はページごとにリンクを設置できるので、コンバージョンを上げることも目的の1つです。
Instagramマーケティングの事例はこちら
Instagramカルーセル広告のメリット
ここではカルーセル広告のメリットについて紹介していきます。
カルーセル広告のメリットは大きく分けて以下の2つです。
- 最大10点の画像や動画を駆使した表現ができる
- 画像や動画ごとに別々のリンクを付けられる
それでは順に紹介していきます。
最大10点の画像や動画を駆使した表現ができる
最大10枚の画像や動画を掲載することができます。
使い道が多岐に渡ってあるので、様々なアプローチでユーザーに情報を届けることが可能です。
例えば、1つの商品を1枚目に表示させるとします。
続いて2〜4枚目に動画を置き、その商品に関する使い方や説明を行うといった方法もあります。
他にもその商品を作ったプロセスを掲載することで、生産者の気持ちを届け、ユーザーの感情に訴えることも可能です。
このように使い方は様々ですので、ユーザーへの攻め方が何通りもあることがメリットです。
詳しい事例は、「Instagramカルーセル広告の事例」にて紹介しているので、そちらを参考にしてください。
画像や動画ごとに別々のリンクを付けられる
画像や動画ごとに別々のリンクを付けることができるのもメリットの1つです。
他の広告であれば、そもそも紹介できる枚数に限りがあります。
そのため、画像や動画ごとに設定するリンクも少なくなってしまうのです。
そこでInstagramカルーセル広告を利用すると、多くの枚数にリンクを設定することができます。
加えて、別々のリンクを設置することができるので、あらゆる商品を購入するための導線を設置することも可能です。
また、別々のリンクを設置できる分コンバージョン率もアップさせることもできます。
- 最大10点まで画像や動画を投稿することができる
- 画像や動画ごとにリンクを別々に付けることができる
Instagramカルーセル広告の3つの配信面とフォーマット
ここでは、Instagramカルーセル広告の3つの配信面とフォーマットについて紹介します。
先に配信面を紹介していきますので、1個ずつ確認するようにしてください。
- フィード
- ストーリーズ
- 発見タブ
フィードとは、投稿のことを指します。
ユーザーとユーザーの投稿の間に表示されるものをいいます。
また、ストーリーズにも表示することが可能です。
ストーリーズの場合、動画形式のものだけになるので注意してください。
最後に発見タブとは、虫眼鏡マークのついた様々な投稿が表示されているところを指します。
ここではユーザーが気になった投稿を表示し、それに関連した投稿を見るうちに表示されるという仕組みです。
一方、Instagramカルーセル広告のフォーマットは次のような特徴があります。
- 1度に投稿できる画像や動画の数は10枚
- 最小解像度は600×600となっている
- 1枚のデータサイズは30MBまで
- テキストは最長2200文字まで
このようなフォーマットの特徴を守って投稿をするようにしましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Instagramカルーセル広告の事例
ここではInstagramカルーセル広告の事例についていくつか紹介していきます。
- 特定の商品の複数の機能を紹介
- 別のリンク先ページを持つ複数の商品を紹介
- ストーリー性・プロセスを紹介
どれもInstagramカルーセル広告を打っていく上では重要ですので、上記のどれかを試してみるようにしましょう。
特定の商品の複数の機能を紹介
これは1つの商品に対して、様々な機能を紹介していく方法です。
例えば、1個のズボンを紹介するとします。
まず1枚目にズボンの全体写真を載せます。
2枚目以降で、料金詳細・トップスとのコーディネートの仕方・実際に履いて歩いてみた時の動画を掲載するのです。
特定の商品を紹介する場合、1つの商品に対して理解を深めることができるのが大きなメリットです。
一方、他の商品の紹介をすることはできないので、合わせて紹介したいときには不向きといえます。
別のリンク先ページを持つ複数の商品を紹介
複数の商品を紹介していく方法もあります。
例えば、様々な種類のズボンを紹介して、より多く紹介していくなどです。
この場合、様々な種類のものを紹介するので、ユーザーが自分のニーズに合ったものを見つけやすいです。
ただし、あまりに紹介する商品が多すぎると、ユーザーが迷って決めきれないというデメリットもあります。
ストーリー性・プロセスを紹介
ストーリーやプロセスを紹介することも1つの手です。
「プロセスエコノミー」という概念が台頭しつつあるように、プロセスに価値を感じる方も多数います。
ストーリーやプロセスを紹介することで背景を知ることができるので、感情に訴えかけやすくなります。
そのため、そのブランドや製品のできるまでのストーリーを紹介することは有効なのです。
ただ、「特定の商品の複数の機能を紹介」と同じく、1個の商品しか紹介できないのがデメリットといえます。
- 特定の商品に対して複数の機能を紹介する
- 複数の商品を紹介する
- 商品のストーリー・プロセスを紹介する
Instagramカルーセル広告に向いている商材
Instagramカルーセル広告に向いている商材は、例えば次のようなものが挙げられます。
- 服やサングラスなどのファッション系
- 炊飯器やドライヤーなどの家電
いわゆるECサイトで販売しているものと相性がいいです。
ファッションや家電もそうですが、他にも不動産や旅行ツアーなども挙げられます。
複数の商品を紹介したり、商品の使い方を紹介する際にInstagramカルーセル広告を使うようにしましょう。
Instagramカルーセル広告の作成方法
ここからは、Instagramカルーセル広告の作成方法について解説していきます。
作り方の流れは以下の通りです。
- Facebookアカウントを連携
- 目的やターゲット・掲載場所の設定
- 掲載期間・予算の設定
- 広告の編集
- 承認・掲載
作成自体はさほど難しくはないので、どんどん広告を打って改善していくことをしていくようにしましょう。
Facebookアカウントを連携
まずはFacebookアカウントを開設して、Instagramと連携するようにしてください。
そもそもFacebookの広告マネージャーでなければ、Instagramで広告を出すことはできません。
そのため、先にアカウントを開設して、連携するようにしましょう。
手順は以下の通りです。
- Instagramのアカウントにログイン
- プロフィール画面から「プロアカウントに切り替える」を選択
- Facebookとリンクする画面が出てくるのでクリック
ちなみにスマホからでないと表示されないので、必ずスマホで行うようにしてください。
目的やターゲット・掲載場所の設定
Facebookと同期が完了したら、目的や掲載場所を設定します。
例えばターゲットを設定する際、次のようなところを対応します。
- 年齢
- 居住地
- 職業や趣味など
特に年齢は1歳単位で設定することができます。
もちろんその他の要素も、非常に細かく設定することが可能です。
ターゲットは、広告を効果的に打ち出すためにも細かく設定するようにしてください。
上記が終われば、「フィード投稿」か「ストーリーズ投稿」か選択するようにしましょう。
掲載期間・予算の設定
目的や掲載場所の設定が終わったら、次に掲載期間や予算を設定するようにしましょう。
予算設定は次の2つを選ぶことができます。
- 1日の予算
- 通算予算
期間は1週間を目安に設定して、効果を測定していきましょう。
広告の編集
掲載期間や予算の設定が終われば、最後に広告の編集をするようにしましょう。
動画・写真・リンク先など、目的に合わせてフォーマットを選択するようにしてください。
それらを設定し終わったら、最後はプレビューで確認して問題ないかチェックしましょう。
- 誤字脱字がないか
- リンク先は正しいか
1度掲載してしまうと後から修正することは不可能なので、入念に確認するようにしてください。
承認・掲載
広告の編集が終わったら、最後はFacebookから承認されるのを待つのみです。
承認されたら広告が掲載されるようになります。
他のアカウントを使ってしっかり広告が流れているか確認してください。
Instagramカルーセル広告は以下のような流れで作成
- Facebookアカウントを連携
- 目的やターゲット・掲載場所の設定
- 掲載期間・予算の設定
- 広告の編集
- 承認・掲載
Instagramカルーセル広告の指標
カルーセル広告を運用する目的にもよりますが、以下のような指標を確認することが必要になります。
- インプレッション
- リーチ数
- コンバージョン率
インプレッションはその広告が何回表示されたかということです。
リーチ数は、いわゆるUU(ユニークユーザー)と同じ概念と思っておくといいでしょう。
ちなみにUUとは、そのページに訪れた特定のユーザーのことです。
最後にコンバージョン率です。
これはサイト訪問者に対して、購入者がどれくらいだったかを図る指標のことになります。
これらを測定しながら、自身の目標を達成できるよう改善していくといいでしょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Instagramカルーセル広告活用は入念な準備をしよう
Instagramカルーセル広告には、様々な切り口があります。
その分、効果的な広告効果を得るためにも試行錯誤して進めていく必要があるのです。
そのため、最低でもInstagramカルーセル広告を3種類ほど用意しておくといいです。
加えて、その3種類を全て試して、どれが効果が高かったかも調査してみるといいでしょう。
以上のようにInstagramカルーセル広告を活用する際は、入念な準備を怠らないようにすることが重要です。
Instagramマーケティングの事例はこちら
Instagramカルーセル広告の有効活用にはプロへの相談がおすすめ
Instagramカルーセル広告についてはここまで述べてきた通りです。
しかし、いざ自分で広告を作成しようと思っても、何から手を付けたらいいかわからない方もいるかと思います。
そんな時はデジマクラスまでご相談ください。
デジマクラスでは、Instagramカルーセル広告作成などのSNSマーケティングに長けているスタッフが在籍しています。
加えてこれまで培ってきたノウハウをもとに、Instagramカルーセル広告に関する提言を行うことも可能です。
弊社と一緒に、効果的なInstagramカルーセル広告を作成できるよう、施策を考えていきましょう。
Instagramマーケティングの事例はこちら
まとめ
ここまでInstagramカルーセル広告について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
簡単にここまでのことについて振り返っておきましょう。
- Instagramカルーセル広告は最大10個画像と動画を作成できる
- Instagramカルーセル広告の切り口は多彩
- 最大の効果を得るためにも、試行錯誤しながら進めていくことが重要
Instagramカルーセル広告は最大10個まで画像と動画を設置することができます。
ゆえに、切り口も多彩です。
1個の商品を細かく説明したり、複数の商品を紹介することもできます。
ただし、最大の効果を得るためにも、いろんな広告を試して試行錯誤していくことが重要です。
必ず2〜3個ほど用意して、期間を決めて試してみるようにしましょう。
この記事があなたにとって参考になれば幸いです。