Facebook広告を運用している時、解決できない問題にあたってしまうことがあります。
「広告アカウントの停止」などがあると焦りますが、こんな時どこに問い合わせるとよいのでしょうか。
こちらではFacebook広告の問い合せ方法について解説しています。
Facebookビジネスヘルプセンターへの問い合わせ時の注意点なども紹介しているので、困った時の参考にしてください。
目次
Facebook広告運用時の疑問はどこに相談できるのか
まず、Facebook広告の運用時の問い合せはどこにするのがよいのか解説していきます。
- Facebookビジネスヘルプセンター
- ヘルプセンター
- ヘルプコミュニティ
Facebook広告での問い合せは、まずFacebookビジネスヘルプセンターへアクセスするのがよいでしょう。
Facebookビジネスヘルプセンターではビジネスツールについてのアドバイスやトラブルの対応が可能となっています。
ページの初めに「どのようなことでお困りですか?」と書かれているので、内容を検索して問い合わせてください。
またチャットやメールで個々に対応してもらえるのも安心できます。
ヘルプセンターの「Q&Aよくある質問」は、Facebook創設以来のさまざまな問い合わせと回答が確認できます。
寄せられた質問の内重要なものや共有したいものなどが掲載されているため、問題解決のヒントもたくさんあるのです。
ヘルプコミュニティを活用するのもよいでしょう。
ヘルプコミュニティでは困っていることを書き込みユーザー同士で解決します。活用方法は次のような手順です。
- 質問のカテゴリを選ぶ
- 同様の質問がないか確認
- 質問内容を投稿する
- 他ユーザーからの回答を待つ
カテゴリを選んで質問を見ると、悩んでいることと同じような内容の質問が見つかる場合があります。
同様の質問が無い場合には質問を投稿してユーザーからの回答を待ってください。
同じ悩みを解決したユーザーが解決方法を書き込んでくれる可能性が大きいので、役立つ場合が多いです。
本来なら電話で即時解決したいところですが、Facebookでは原則電話での対応を行っていません。
米国のFacebook社しか電話番号を告示しておらず、電話対応可は一握りの大きな影響を与えるユーザーのみというのが実情です。
Facebookビジネスヘルプセンターの特徴
Facebook広告の問い合せでは一番多く利用される、Facebookビジネスヘルプセンターの特徴を解説していきます。
ビジネスヘルプセンターではビジネスに関すること、全般のアドバイスやガイドを行っています。
もちろんトラブルシューティングにも対応しています。詳しく確認していきましょう。
Facebookのビジネス活用に関するガイドを掲載
Facebookビジネスヘルプセンターでは、Facebookのビジネスツールを活用する上での事柄を確認できるのです。
Facebook広告に関することの他にも次のようなガイドが掲載されています。
- アカウント作成・管理
- コンテンツ公開・配信
- Facebook・Instagramでの販売
- 宣伝
- コンテンツアプリ収益化
上記に加え、広告画像でテキストを使用・広告の支払方法の管理などのトップ記事が記載されています。
右上のサポートをクリックすると過去のよくある質問が確認できるため活用してください。
それでも解決しない場合は問い合せメール・チャットで質問するとよいでしょう。
さまざまなアドバイスの中に問題解決のヒントを見つけることができる場合もあるので、活用してください。
Instagram広告のガイドもある
Facebookビジネスヘルプセンターですが、Facebook広告についてだけでなくInstagramのガイドもあります。
Facebookプロフィールをプロアカウントに変換することでInstagramから広告を作成できるようになるのです。
それに加えてFacebookのツールで作成した広告をInstagramに表示することもできます。
このようにFacebookとInstagramは連携した部分が多いのでビジネスヘルプセンターではガイドを掲載しているのでしょう。
Facebookビジネスヘルプセンタートップページの下部分にある、トップ記事の中の「Instagram広告」から詳細が確認できます。
Facebookマーケティングの事例はこちら
Facebookへ問い合わせる方法
Facebookビジネスヘルプセンターの特徴についてお話ししましたが、Facebookに問い合わせを行うにはどのような方法があるのでしょうか。
チャット
Facebookビジネスヘルプセンターの場合、チャットでの問題解決が可能なのですが、Facebookへの問い合せでは使われません。
フィードバックという形で問題点を報告します。チャットのように返信があるというのではありませんが問題解決につながります。
ヘルプセンターでQ&Aを確認して、よくある質問などで似た問題はないか確認することも問題解決の糸口となるでしょう。
電話相談
電話番号があり対応してもらえるなら、電話で相談するのが簡単と思いますがFacebookには電話での問い合わせ窓口がありません。
数多くのユーザーがいるFacebookですから当然といえば当然です。
米国のFacebook社のみ電話番号を公開していますが、支社の電話番号はすべて未公開です。
ヘルプコミュニティ
ヘルプセンターでのフィードバック以外に問い合わせに答えてもらえる機能があります。
それがユーザー同士で力を合わせて問題を解決する、ヘルプコミュニティです。
ヘルプコミュニティで今起きている困ったことや悩みを投稿して、他のユーザーからの返事を待ちましょう。
同じような経験をしたユーザーやどのようにすべきかアドバイスできるユーザーが回答を投稿します。
時にはFacebook運営側から直接回答が投稿される場合もあり、的を射た回答が期待できます。
ご意見・ご提案
問い合わせからは少し外れますが、Facebookヘルプセンターでは意見や提案の投稿が可能です。
こうした方が良いのではないかなどの意見や提案はFacebookヘルプセンターの「ポリシーと報告」から投稿してください。
通常の質問の場合にはFacebookヘルプセンターで自ら解決することが多くなりますが、緊急や重要な問題はフィードバックしましょう。
Facebook広告の問題点や問い合わせについてはやはりFacebookビジネスヘルプセンターでの問い合わせをおすすめします。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Facebook広告のサポート営業時間
広告の件でFacebookビジネスヘルプセンターへ問い合わせをする時には、メールまたはチャットで問い合わせできます。
時間はいつでも対応できるのではなく、サポート営業時間が決められているので注意してください。
Facebook広告のサポート可能な営業時間は「平日・土曜の8:15~19:30」となっています。
問い合わせ前に準備すべきものは?
急いでいる時にはメールよりチャットを使うことになるでしょうが、スムーズに問題を理解してもらうために準備が必要なのです。
どのようなものが必要なのか解説していきましょう。
アカウントのIDやメールアドレス
まず、問い合わせした人のアカウントIDとメールアドレスの控えを持って問い合わせを開始しましょう。
チャットであってもメールであっても、ユーザーを特定するためにアカウントIDやメールアドレスが必要なのです。
チャットが始まって慌てるのでなく、あらかじめ用意しておきましょう。
質問内容を整理しておく
必要なものをあらかじめ用意しておくのと同様に、質問内容はわかりやすく伝わりやすいように整理しておく必要があります。
メールの場合は時間をかけて書き込むことができますが、チャットでは要件を整理して伝えなくては伝わりにくいです。
至急解決したい案件であっても、もたついてしまう可能性がでてきます。十分注意して問い合わせするようにしましょう。
問い合わせ時の注意点
Facebookビジネスヘルプセンターの問い合わせで問題を書き込みチャットでの対応を希望するとチャットフォームが表示されます。
フォームに入力してスタートボタンを押すとチャットがスタートします。
質問内容を把握した上でサポート側からチャットメールが届き、担当者名と問い合わせ番号が記載されるので必要ならメモしましょう。
問い合わせの広告IDも必要となるので用意しておいてください。
電話相談を受けられるのはサポート対象のアカウントのみ
チャットでのサポートは行なわれるFacebookビジネスヘルプセンターですが、何度もいうように電話での相談は受けていません。
電話番号を公開しているのは米国のFacebook社のみで、その番号にかけても自動音声での対応となります。
日本をはじめとする各支店の電話番号は未公開で、電話相談を受けられるのはサポート対象アカウントの一握りのユーザーのみです。
広告戦略などの相談は基本的にできない
ビジネスヘルプセンターではFacebookのサービスや広告についての問い合わせは受付ますが、基本的に広告戦略などの相談はできません。
あくまでも広告運用に関しての問題点についてのみ質問しましょう。
Facebookマーケティングの事例はこちら
Facebook広告運用でつまずきやすい点
Facebook広告での質問をFacebookビジネスヘルプセンターで問い合わせる方法についてお話ししてきました。
質問や問い合わせからは少し離れますが、次にFacebook広告運用について解説していきましょう。
Facebook広告運用するための手続きを順を追って解説します。手続きは次の4ステップです。
- アカウントを準備する
- 広告内容の作成
- 支払方法を設定する
- 審査
まずFacebookアカウントを準備する必要があります。必須なのはFacebookアカウント・Facebookページ・広告アカウントです。
この時Facebookビジネスマネージャを作成しておきます。
ビジネスマネージャで広告内容の作成を行い、支払方法を設定します。後は審査結果を待って完了です。
審査は通常24時間以内には承認可否の通知があるのですが、この時承認が届かずアカウントが停止されてしまう場合もあります。
特に問題がないのにも関わらず承認メールが届かない場合などに、問い合わせを行う必要ができてくるのです。
作成した広告が承認されないのはどのような時なのか、作成時にはそれをしっかりと知った上で作成する必要があるのです。
広告作成時に注意しなくてはいけないことがいくつかあります。つまずきやすい点について解説しましょう。
ビジネス認証の設定
Facebookで広告を出す場合には、ビジネス認証のプロセスの設定完了をしておくことで、信頼度が増します。
すべてにビジネス認証が必要な訳ではありませんが、ビジネス認証の設定をしておくと安心です。
ピクセルの設定
Facebookで広告を出したら、それを継続して運用していく必要があります。運用を継続させるためのツールピクセルを設定しましょう。
Facebookにも承認されやすいFacebookピクセルにできることを具体的に挙げてみましょう。
- 潜在顧客の発見
- ユーザーへのリターゲティング
- コンバージョン率を上げる
ピクセルを設置することで潜在顧客を発見することができ、ユーザーに再度広告でサイトに戻ってもらうなど購入に繋げることができます。
ユーザーが顧客へと変わってくれるコンバージョン率も上げることができるのです。
この時注意すべき点は1つのサイトに複数のピクセルを設置しないことです。コンバージョンなど数値に不具合がで出やすくなります。
1つのサイトには基本1つのピクセル設置を守ってください。
課金方法の選択
Facebook広告では課金の方法を選ぶことが可能です。主な課金方法は次の2つです。
- クリック課金
- インプレッション課金
クリック課金とは広告に掲載されているリンクにクリックした場合の課金です。
広告のリンクがクリックされない場合は課金されません。
インプレッション課金はユーザーの画面に広告が表示された回数(1000回あたりの単価)での課金です。
その他にもアプリインストール・ページへのいいね!・動画の再生などに対する課金を選択することもできます。
Facebook広告の費用は入札で決まります。予算は「1日の予算」「掲載期間通算予算」で選ぶことが可能です。
Facebook広告の問い合せから少し話が逸れましたが、広告作成の時点でつまずくことなく設定や選択を行うことは確実な承認につながります。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Facebook広告運用の疑問解消が成功につながる
Facebook広告の運用についてお話ししてきました。運用していく上でさまざまな疑問点がでてくることもあるでしょう。
そんな時にはFacebookビジネスヘルプセンターのよくある質問などから疑問を解消するヒントを得ることができます。
疑問を解消することがFacebook広告運用の成功につながった、などということもあるのです。
Facebookマーケティングの事例はこちら
Facebook広告の運用で困った時は?
Facebook広告は上手に運用することで潜在顧客を発掘し商品の購入にまで導くことができ、コンバージョン率を上げることができます。
ただ設定することが多く、不備のために作成した広告が承認されないままになってしまうケースも多いのです。
問い合わせて無事承認されるケースがほとんどですが、こういった問い合わせ事項が多いのも困ってしまいます。
Facebook広告の運用で困った時にはデジマクラスに相談して、効率的な広告運用を目指してください。
まとめ
Facebook広告運用で問題点があった時や広告の承認がなかなか届かない時など、Facebookビジネスヘルプセンターへ問合わせを行います。
問い合わせ方法はいろいろありますが、ビジネスヘルプセンターでは至急の場合チャットでの質問も受けてもらえます。
疑問を解決することで、より効果的な広告運用ができる場合もあるのです。
Facebook広告の運用で疑問に思うことや困ったことがあれば、デジマクラスを活用して解決してください。
そして効率的なFacebook広告運用を継続し、売上向上につなげましょう。