LINE公式アカウント活用の6つのメリットを解説!活用事例は?LINE公式アカウントの種類・開設方法や注意点もご紹介!

マーケティングにLINEを活用したい、LINEを使って集客力を上げたいという人は多いのではないでしょうか。

LINE公式アカウントを活用することで、効果的なSNSマーケティングにつながる可能性があります。

しかし、LINE公式アカウントの活用方法や開設方法などに迷うこともあるでしょう。

今回は、そんなLINE公式アカウントを活用するために必要なことを詳しくご紹介します。

LINE公式アカウントの概要

LINE公式アカウントとは、企業や店舗が登録する「LINE」のビジネス用アカウントのことをいいます。

多くの人がコミュニケーションツールとしてLINEアプリを活用しているのではないでしょうか。

ユーザーがLINE公式アカウントに友だち登録をすることで、さまざまなコンテンツを配信できるようになります。

LINE公式アカウントについて知るために、その機能を見ていきましょう。

  • メッセージ配信
  • チャット
  • 自動応答メッセージ
  • クーポン配信
  • 抽選
  • ショップカード
  • LINEコール
  • レポート機能

メッセージ配信は、テキストだけでなく画像・動画・音声などを組み合わせることができます。

また、LINE公式アカウントからの一方的な配信だけでなく、ユーザーとチャットができるのも特徴です。

その他にもLINE公式アカウントには、個人アカウントにはないさまざまな機能が備わっています。

詳しい機能は、この後ご紹介するLINE公式アカウントのメリットとともに見ていきましょう。

 

ワンポイント
LINE公式アカウントには個人アカウントとは異なる機能がたくさんあります。

LINE公式アカウントを活用するメリット

LINE公式アカウントには便利な機能がたくさんあるため、上手く活用することで多くのメリットが期待できるでしょう。

ここではLINE公式アカウントを活用するメリットを6つご紹介します。

LINEの圧倒的ユーザー数

LINE公式アカウントを活用するメリットに、圧倒的なユーザー数があげられます。

2021年4月時点でLINEユーザーは8,800万人とされており、国内のSNSユーザー数の中でトップです。

LINE公式アカウントを活用すれば、大勢のユーザーに対してアプローチすることができます。

高い開封率・到達率

LINE公式アカウントから配信したメッセージは、高い開封率・到達率が期待されます。

個人のLINEにメッセージが届いたとき、とりあえず開封してみるというユーザーは少なくありません。

また、メールのように迷惑メールフォルダへの振り分けや、メールアドレス変更に伴う未達の心配がないのです。

そのためLINE公式アカウントのメッセージは、メールよりも開封率や到達率が高い傾向にあります。

登録が簡単

ユーザーとのつながりを作るときに、ユーザーにとって面倒な手続きがあると登録に至らないことがあります。

しかし、LINE公式アカウントならユーザーは簡単に登録することができるのです。

ユーザーが企業や店舗のアカウントと友だち登録する方法は以下のようなものがあります。

  • QRコードを読み込む
  • メールやWebサイトから登録する

チラシや実店舗などにQRコードが提示してあれば、ユーザーのLINEアプリからそれを読み込むだけで友だち登録ができます。

また、メールやWebサイトに友だち登録のためのリンクがある場合は、そこをクリックすることで登録に進むのです。

時間や手間をかけることなく気軽に登録できるため、「とりあえず登録してみよう」と思うユーザーは少なくありません。

気軽なコミュニケーションが可能

LINE公式アカウントでは、メッセージ機能だけでなくチャットや自動応答機能を活用することができます。

これらの機能によって、企業や店舗はユーザーと気軽にコミュニケーションを取ることが可能になりました。

電話になかなか出られないという場合も、LINEのチャット機能なら空いた時間に対応することができます。

ユーザーにとっても、普段使い慣れたLINEなら気軽に質問ができるのではないでしょうか。

顧客の分析が可能

LINE公式アカウントには、「レポート機能」で顧客の分析ができるというメリットもあります。

アカウントの管理画面から、友だち登録をしているユーザーの属性を見ることができるのです。

クーポン機能を活用した場合は、利用者数や利用したユーザーの属性から効果検証が行えます。

顧客にメッセージを送って終わりではなく、マーケティング戦略に活かしていくことができるのがLINE公式アカウントのメリットです。

集客・販促に役立つ機能が豊富

LINE公式アカウントには、集客・販促に役立つさまざまな機能があります。

  • クーポン配信
  • 抽選
  • ショップカード

先述した中でも、これらが特に集客・販促に役立つ機能です。

クーポンを配信することで、ユーザーは店舗に足を運んだり、購買意欲が高まったりする可能性があります。

また、LINE上で行う抽選はユーザーにとって魅力の1つです。

抽選の景品は割引クーポンや商品など、企業・店舗によって特色を出しましょう。

割引クーポンが当たれば買い物に行こうという気持ちを後押ししますし、商品であれば来店のきっかけになるはずです。

 

LINEマーケティングの事例はこちら

 

LINE公式アカウントのデメリット

メリットばかりのように見えるLINE公式アカウントですが、もちろんデメリットもあります。

デメリットを回避するための対策を講じなければ、効果的な活用はできません。

ここでは、押さえておきたいデメリットを2つご紹介します。

ブロックも簡単

LINE公式アカウントのデメリットは、ユーザーが簡単にブロックできることです。

「登録してみたけどやっぱりやめた」「思っていたのと違った」と思えば、そのアカウントをブロックするユーザーは少なくありません。

ユーザーがアカウントをブロックすると、メッセージを配信してもユーザーに届かなくなってしまうのです。

簡単に登録できるメリットと、簡単にブロックできるデメリットをもつのがLINE公式アカウントの特徴といえます。

アカウントBANの可能性

LINE公式アカウントを活用した集客には、アカウントBANの可能性があることもデメリットとなります。

アカウントBANとは、アカウントの停止(削除)のことで規約違反などを犯したときの処分です。

もしアカウントBANが起こると、そのアカウントは使えなくなりユーザーとのつながりも途切れてしまいます。

つながりが途切れるだけでなく、信頼を失う結果になりかねないので注意しましょう。

 

ワンポイント
LINE公式アカウントには、ユーザー側のブロックやアカウント停止というデメリットがあります。

LINE公式アカウントの種類

LINE公式アカウントと一言でいっても、種類が複数あることをご存知でしょうか。

導入する際にはどの種類のアカウントにするか検討しなければなりません。

LINE公式アカウントの種類について詳しく見ていきましょう。

3種類のアカウント

LINE公式アカウントには以下の3種類があります。

  • 未認証アカウント:審査不要で誰でも開設できる
  • 認証済アカウント:審査を通過すると開設できる
  • プレミアムアカウント:特別な審査を通過すると認定される

審査が必要な認証済アカウントには、青色のバッジが表示されます。

また、プレミアムアカウントになると緑色のバッジになるため一目でどの種類か分かるでしょう。

アカウントには3つの種類がありますが、まずは「未認証アカウント」か「認証済アカウント」かを基準に検討してください。

認証済アカウントのメリット

所定の審査が必要な認証済アカウントですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。

  • LINE検索の検索結果に表示される
  • 販促用のポスターを作成(ダウンロード)することができる
  • 請求書決済ができる

LINEアプリでは、ユーザーが検索機能を使って企業や店舗を検索することができます。

この検索結果に表示されるのは、認証済アカウントだけなのです。

より多くのユーザーの目に触れるようにし「友だち」を増やしたいのであれば、認証済アカウントにしましょう。

販促用ポスターとは、友だち登録を促すためのものでQRコードが表示されています。

すぐにLINEの友だち登録だと分かるデザインになっているので、ユーザーに届きやすいでしょう。

認証済アカウントでは請求書決済ができるため、月々の支払が便利になります。

審査が必要な分、さまざまなメリットがあることを押さえておきましょう。

認証済アカウントの申請方法

LINE公式アカウントを活用するなら、メリットの多い認証済アカウントがおすすめです。

そんな認証済アカウントを申請する方法をご紹介します。

認証済アカウントを申請するのは、LINE公式アカウント開設時でも開設後のどちらでも可能です。

開設時に申請する場合は、申し込み完了の通知画面下部にある「アカウント認証をリクエスト」をクリックします。

すでに未認証アカウントを使っている場合は、管理画面の設定から「アカウント認証をリクエスト」をクリックしましょう。

業種・店舗名・情報が掲載されているURLなど必要事項を入力して申請に進みます。

申請の結果が出るまでに5~10営業日かかるとされていますが、その期間は未承認アカウントとして利用可能です。

 

ワンポイント
認証済アカウントはアカウント開設時でも開設後でも申請が可能です。

LINE公式アカウントの活用事例

LINE公式アカウントを活用する企業や店舗は増えています。

しかし、どのように活用すべきか悩む人は多いのではないでしょうか。

活用事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

飲食店の「しゃぶしゃぶ温野菜」では、知名度が伸びないことや女性客の集客の低さに悩んでいました。

そこで、LINE公式アカウントを活用してユニークなスタンプを配信したのです。

多くの人がLINEスタンプを使ってコミュニケーションを楽しむため、その「しゃぶしゃぶ温野菜」のスタンプは一気に話題になりました。

そして、友だち登録者数がスタンプ配信前の3倍にもなったのです。

この事例では、LINEスタンプによって知名度を上げるだけでなく、店舗に訪れる顧客も増やすことができました。

 

LINEマーケティングの事例はこちら

 

LINE公式アカウント費用・プラン

集客や販促に活用できるとはいっても、LINE公式アカウントにかかる費用が気になる人もいるのではないでしょうか。

LINE公式アカウントには、3種類のプランがありそれぞれ月額料金が決まっています。

  • フリープラン
  • ライトプラン
  • スタンダードプラン

フリープランは月額無料で、1,000通/月のメッセージを配信することができます。

それ以上のメッセージ配信はできませんが、試しにアカウントを開設してみようという場合におすすめです。

ライトプランは月額5,000円で、15,000通/月のメッセージを配信することができます。

メッセージを追加したい場合には、1通あたり5円の追加料金で配信が可能です。

最後にスタンダードプランですが、月額15,000円で45,000通/月のメッセージを配信することができます。

ライトプランと比較して月額料金が3倍、配信可能数が3倍なので上のプランにしてもお得感がないように感じるかもしれません。

しかし、スタンダードプランは追加メッセージが1通あたり3円と安くなっています。

どの程度のユーザーとつながるか、どれくらいメッセージを送るかを考慮してプランを決めるといいでしょう。

 

ワンポイント
ユーザーの規模や配信するメッセージ数によってプランを検討しましょう。

LINE公式アカウントの開設方法

LINE公式アカウントをマーケティングに活用するときに、最初に必要になるのがアカウント開設です。

ここでは、LINE公式アカウントの開設手順をご紹介します。

  1. LINE公式アカウントの「開設ページ」にアクセス
  2. アカウント開設ボタンをクリック
  3. 「LINEアカウントでログイン」または「ビジネスアカウントでログイン」を選択
  4. どちらのアカウントも取得していない場合は「アカウントを作成」から取得する
  5. 「未認証アカウント」か「認証済アカウント」を選択
  6. アカウント開設ボタンをクリック
  7. LINE Official Account Manager(管理画面)で必要事項を入力

アカウントの開設は、LINEのWebサイトからでもアプリからでも行うことができます。

LINE公式アカウントには3つのプランがありますが、開設するだけなら無料です。

LINE公式アカウントの注意点

LINE公式アカウントの注意点を知らずに使っていると、「こんなはずでは」ということになりかねません。

ここでは、LINE公式アカウントで知っておくべき注意点を3つ見ていきましょう。

送信取消機能はない

LINE公式アカウントには、送信取消機能がありません。

送信取消機能とは、送信完了したメッセージ・画像などを送信者が取り消すというものです。

これによって、メッセージを受け取ったユーザーのトーク画面からも内容が見られなくなります。

個人アカウントにはこの機能があるため、誤送信のときに気軽に取消ができます。

しかし、公式LINEアカウントにはその機能がないため、送信する内容に注意する必要があるのです。

誤字脱字ならまだいいかもしれませんが、個人情報や不適切な表現には特に気をつけなければなりません。

トーク履歴が一定期間経過後に削除される

LINE公式アカウントは、個人アカウントと異なりトーク履歴が一定期間経過後に削除されます。

テキストの場合は1年間ですが、画像・動画は2週間という短さで削除されるので注意しましょう。

顧客とのメッセージのやり取りや大切なデータなどは、削除される前にバックアップを取ることをおすすめします。

バックアップは、トーク画面にある「設定」から行うことができます。

規約違反にも要注意

先述したように、規約違反によってアカウントBANが起こるリスクがあるため注意が必要です。

  • 個人情報の不正利用
  • 犯罪に触れる恐れのある情報発信
  • 差別的な発言
  • 第三者のための宣伝

LINE公式アカウントでは、友だち登録をしたユーザーの情報を得ることになります。

「LINE」という身近なコミュニケーションツールですが、個人情報を取り扱っているため細心の注意を払わなければなりません。

LINE公式アカウントを巧みに活用するなら

LINEは圧倒的ユーザー数を誇るSNSです。

LINE公式アカウントを活用すれば、多くのユーザーにメッセージを届け集客力を上げることができます。

しかし、そのメッセージや活用に訴求力がなければ効果が出ないことも少なくありません。

LINE公式アカウントのメリットを活かして巧みに活用したいのであれば、デジマクラスのコンサルタントにご相談ください。

SNSマーケティングのノウハウをもったコンサルタントが、最適な活用方法を一緒に検討させていただきます。

 

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まとめ

今回は、LINE公式アカウントのメリットや開設方法などについて解説しました。

LINE公式アカウントを活用することで、企業・店舗とユーザーのつながりを作ることができます。

便利な機能を上手く使いこなせば、より効果的なマーケティングを実現できるでしょう。

LINE公式アカウントを効果的に活用したい方は、ぜひデジマクラスにご連絡ください。

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