ダウンロード販売サイトの作り方を解説!自作する場合のマーケティングにおけるメリットは?おすすめのプラットフォームも紹介!

ダウンロードコンテンツをWebで販売するインターネットサイトがダウンロード販売サイトです。

ダウンロード販売サイトでは、主にデジタルコンテンツを販売するのが主流になります。

企業がマーケティング活動で自作する他に、個人でも販売サイトを持つ人が増えました。

この記事では、ダウンロード販売サイトの制作方法とメリットについてご紹介します。

ダウンロード販売の特徴

直接店舗で販売しなくても、インターネットのWebサイトを制作すれば誰でも商品を販売することができます。

ダウンロード販売は、デジタル配信やデジタル販売といい、取り扱い商品はデジタルコンテンツです。

インターネットやソーシャルメディアを利用するユーザーは、全世界でおよそ3億人といわれています。

ダウンロード販売サイトで、実際にコンテンツをダウンロードした人も多いのではないでしょうか。

ダウンロード販売サイトは、企業だけでなく個人でも環境が整えば制作できるのが特徴です。

 

ワンポイント
ダウンロード販売は販売サイトを制作すれば誰でもできる。

ダウンロード販売できる商品


ダウンロード販売サイトで取り扱われている主な商品は以下になります。

  • 電子書籍
  • 音楽
  • データファイル(イラスト・写真)
  • 漫画
  • 動画
  • 素材(文字フォント・PCやスマートフォンの壁紙)
  • 知識・ノウハウをまとめたマニュアル(料理のレシピやダイエット法など)
  • ゲーム

ダウンロード販売サイトの手順に沿って金額を支払い、ダウンロード後はいつでも利用可能です。

その他にも、ダウンロード販売では様々な情報を電子データにして販売できます。

つまり、それぞれが持つ技術やスキルなどを活かして商品を自由に制作できる特徴があります。

 

ワンポイント
ダウンロード販売サイトでは、様々なコンテンツをダウンロード商品として販売できる。

ダウンロード販売サイトの作り方ステップ1:ショップ決済設定

ダウンロード販売サイトによって設定や手順は異なりますが、主なショップ決済設定についてご紹介します。

ダウンロード販売サイトは、自分で1からWebサイト制作しない限りは、販売サイトを利用するのがおすすめです。

個人で運営する販売サイトの場合でも、決済については最初に設定しておきましょう。

明確に支払い手順や規約を明記してある方が、ユーザーも安心感を持って利用できます。

銀行振り込み

ダウンロード販売では主にクレジットカード決済が主流です。

しかし、ユーザーによってはクレジットカードを所有していないことがあります。

また、利用者がインターネット決済に不慣れな場合も想定しておきましょう。

手数料や消費税の計算など手間はかかりますが、銀行振り込みを設定しておくのがおすすめです。

オンラインショップ運営では、バーチャル口座の導入やATM振込が選択肢に入ります。

とくに、ユーザーが高齢者の場合、銀行振込を選択する傾向が高いようです。

ターゲットの年代も考慮しつつ、銀行振り込みを導入してください。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、ほとんどのダウンロード販売サイトで導入される決済方法です。

また、クレジットカード決済には次のようなメリットがあります。

  • クレジットカード情報を登録すれば、次回利用時に入力手順をスキップできる
  • カゴ落ち商品を防ぐ効果がある

ユーザーの手間を省くことで、商品を購入してもらいやすくなります。

商品購入時にクレジットカード情報を登録すれば、次回からステップが短縮できます。

ユーザーは、購入の度に再度入力する必要がなくなるため気軽に利用しやすくなるのです。

また、販売側にもカゴ落ち商品を防ぐ効果が期待できるのがメリットといえます。

また、ダウンロード商品によっては買い切りではなく継続商品もあります。

継続商品とは、決まった期間ごとに続けて購入するタイプの商品です。

その場合は事前にカード情報を登録して貰うことで、手続きを省きスムーズに販売できます。

ダウンロード販売サイトの作り方ステップ2:商品ページ設定

ダウンロード販売サイトに限らず、商品を販売するには商品ページを充実させる必要があります。

商品ページは商品の顔なので、ユーザーに商品の情報と魅力が伝わるページを制作しましょう。

それでは、実際にダウンロード販売サイトを制作する際に必要となる情報をご紹介します。

商品名・金額・商品情報

まずは、商品名を正式名称で明確に入力します。

場合によっては商品のジャンル(カテゴリー)を選択してください。

販売金額を入力したら、ユーザーに伝わりやすいように商品情報を入力します。

ダウンロード商品の内容と、どういった用途に適しているか詳しく記載してください。

見本写真や使用方法の表示など、ユーザーが商品をイメージしやすい工夫が必要です。

配送料・利用不可決済・ギフト

まず、ダウンロード商品以外をWebショップで販売する場合は発送料を設定します。

また、商品によって対応不可能な決済方法がある場合は利用不可欠を選択してください。

続いて、ギフト商品の設定をします。

ギフトを設定すると、ラッピングサービスを提供することが可能です。

ユーザーが贈答品として商品を購入する場合にあると便利な設定になります。

ギフト商品は、商品価格に対して手数料やオプションを加味して設定してください。

 

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ダウンロード販売サイトの作り方ステップ3:特定商取引法

インターネット経由で商品を販売する場合であっても、特定商取引法に基づく運営は必須です。

特定商取引法には、下記の重要な項目があります。

  • 違法・悪質な取引や勧誘を禁止する
  • 消費者の利益を守る

ルールや規制に乗っ取って誠実に商品販売を行うことで、ユーザーも安心して商品購入ができるのです。

個人・企業共にショップを運営する場合は、事前に規約を設定しておくことが大切です。

返品期限

インターネットで商品を販売する以上、返品・交換を可能にするかどうか条件を良く吟味して設定しましょう。

しっかり規約を守った上で返品特約をショップで定めることが消費者の信用に繋がり、トラブルを防ぎます。

引き渡し時期

ダウンロード販売商品(データファイルなど)は、決済後すぐダウンロード可能になります。

一部、動画や音楽など配信日にダウンロードができるようになる場合は、日付を設定してください。

ダウンロードコンテンツでない商品を販売している場合は、発送日やお届け予定日を記載しておきましょう。

不良品

販売側に不手際があり、商品が不良品だった場合は商品の返品を受けつけるのが賢明です。

万が一不備があった場合に備えて、ショップに返品期限を設けるようにしましょう。

また、購入者側の都合による場合は基本的に返品を受けつけない規約が多いのが特徴です。

この点はショップ運営側が事前に購入後の規約を定め、サイトに明記しておく必要があります。

 

ワンポイント
販売サイトでは購入者との信頼関係を築くために規約を設定して提示することが大切。

ダウンロード販売サイトの作り方ステップ4:メールの内容

インターネットショップで商品を販売する場合には、購入者に連絡する手段が必要です。

送信するメールは主に3種類あり、いずれも重要な役割を果たします。

ダウンロード販売・ネットショップ販売に関わらず、事前にメールの設定をしておきましょう。

下記でネットショップ運営に欠かせないメールについて解説していきます。

注文確認自動メール

購入者が注文した後に、自動的に送られるメールのことです。

商品が売れる度に送付するのは販売側に負担がかかるため、自動送信が基本になります。

そのため、ショップは自動送信されるメールの内容を予め設定しておきましょう。

メールには、主に以下の内容を記載するのが基本です。

  • 件名
  • 購入者の名前
  • 本文
  • 店舗情報

件名は「ご購入ありがとうございました」や「商品の注文を承りました」などの一言を記載します。

また、購入者の名前や情報を含めた本文には、注文内容が分かるように明記してください。

購入者が商品の品名・金額・個数を確認できるようにしましょう。

決済方法や配送予定日を記載し、最後にショップの連絡先情報を添えてください。

受注の変更

購入者側が注文を変更した場合には、変更確認メールを送付します。

内容には、変更した点が分かるように明確に記載します。

受注変更メールを送信するケースは主に下記です。

  • 商品のキャンセル
  • 商品の個数変更
  • 別の商品に変更

いずれの場合も、購入者から変更があった時点で自動送信が基本になります。

入金の変更

購入者が商品の支払い方法を変更した場合に、確認のためにメールを送信します。

また、入金が確認できた際は必ず入金確認メールを送信してください。

商品は入金確認後にダウンロードしたり発送する場合が多いので、メールでの連絡が大切です。

購入者側が取引に不安を抱かないよう、入金連絡は迅速に行うようにしましょう。

 

ワンポイント
メール連絡は自動送信が大半だが、対応は迅速に行うのがポイント。

ダウンロード販売で自作サイトを使うメリット


ダウンロード販売サイトの制作プラットフォームは豊富に存在しますが、自作サイトにはメリットがあります。

ほとんどのプラットフォームでは販売手数料が設定されますが、自作すれば手数料は発生しません。

商品をインターネットで販売するコストを抑えたい場合は、サイトを自作するのもおすすめです。

ただし、Webサイトを1から制作するため、知識と技術は必要になります。

自作できない場合は、通販サイトやダウンロード販売サイトに利用されるプラットフォームを活用しましょう。

ダウンロード販売サイトに使えるプラットフォーム

インターネットサイトを自作するには、一定の専門的知識が必要です。

エンジニアやWebサイト制作経験者でなければ、サイト制作には時間と労力がかかります。

そのため、簡単に販売サイトを制作できるプラットフォームを活用するのがおすすめです。

複雑な操作やコーティング作業が不要のため、個人でも簡単に販売サイトをオープンできます。

以下、利用されている主なプラットフォームを解説しますのでチェックしてみてください。

BASE

BASE(ベイス)は、ショップ利用者数が多く人気の高いプラットフォームです。

スマートフォンにも対応しており、無料のショップテンプレートから好みのサイトが制作できます。

また、操作に難しい知識は不要で、パーツ選択で簡単に本格的な販売サイトが作れるのが特徴です。

BASE(ベイス)は、かんたん決済機能や販売促進機能が備わっています。

また、インスタグラムとの提携があり、集客効果が期待できるのが利点です。

Stores.jp


STORES(ストアーズ)は企業や事業者に利用されているプラットフォームです。

BASE(ベイス)と同じく、テンプレート機能でおしゃれなサイト制作が簡単にできます。

手数料が低価格のため、加入プランによっては利益を上げやすいのが特徴です。

また、初期費用・月額費用共に無料なので、BASEとメリットが似ています。

プラットフォーム選びの際は、各種サービス内容を確認しながら相応しいものを選びましょう。

note

note(ノート)は、サイト制作のためだけのプラットフォームではなく情報発信サービスです。

機能は主に以下に挙げた通りです。

  • ブログ代わりにもなるテキスト投稿機能
  • 画像や動画の投稿
  • 音声の投稿
  • コンテンツを販売

note(ノート)は、日記やブログのように自由に文章を投稿できます。

そのため、SNSのように誰でも気軽に情報発信することが可能です。

また、note(ノート)には、コンテンツを販売する機能もあります。

基本的にコンテンツは無料公開されますが、設定を有料公開にすれば販売することができます。

販売されるコンテンツの種類は、漫画・情報マニュアル・スマートフォン壁紙など様々です。

 

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ダウンロード販売サイトの作り方で悩んだら

ダウンロード販売サイトは自作も可能ですが、プラットフォームを利用して作ることもできます。

1から制作する場合は専門的知識が必要ですが、その分手数料をカットできるのがメリットです。

また、自作サイトは細かい部分までこだわることができるため、個性的なサイトを制作できます。

しかし、特別な技術がなくても販売サイトはプラットフォームを利用すれば誰でも作れるのが魅力です。

サイト制作段階で迷ったり疑問が生じたら、デジマクラスまでお問い合わせください。

ダウンロード販売サイトの制作から運営に至るまで、丁寧にアドバイスさせていただきます。

 

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まとめ

ダウンロード販売サイトなら、自慢のコンテンツをダウンロード商品として販売できます。

コンテンツの内容はデータファイルや音声データ、イラストなどアイディア次第で自由自在です。

自社商品の取り扱いは、直接店舗で販売する以外にもオンラインショップで販売する方法があります。

また、単発商品だけでなく継続商品を登録すれば、毎月安定的な利益を得ることも可能です。

ダウンロード商品の販売サイトを制作して、マーケティング活動により一層力を入れていきましょう。

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