今や、ビジネスマーケティングの中心となっているコンテンツマーケティングですが、成功につなげることは簡単ではありません。
進行が簡単ではないコンテンツマーケティングに苦戦するマーケターは多く、そのようなマーケターに向けて、便利なツールも多く存在します。
コンテンツマーケティング専用の便利なツールを使用して、効率化を図るのも1つの選択肢ですが、SNSを活用することもおすすめです。
中でもFacebookは、コンテンツマーケティングに有効活用できるSNSとして注目を集めています。
今回は、そのようなFacebookを上手に活用してコンテンツマーケティングを成功させるためのメリットやポイントをご紹介します。
おすすめのアカウントの種類や、アカウントの作り方についてもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 Facebookはコンテンツマーケティングに活用できる
- 2 Facebookアカウントの種類
- 3 ビジネスアカウント(Facebookページの)作り方は?
- 4 ビジネスアカウントで使用できる機能は?
- 5 Facebookページの投稿の種類は?
- 6 Facebookによるコンテンツマーケティングのメリット
- 7 Facebookによるコンテンツマーケティングで大事なこと
- 8 自社のFacebookページのファンを増やすコツは?
- 9 Facebookの運用を始めたら効果の検証は必ず行う
- 10 Facebookによるコンテンツマーケティングの成功事例
- 11 Facebookによるコンテンツマーケティングを成功させたいなら
- 12 コンテンツマーケティングにFacebookを活用して効率よく集客しよう
Facebookはコンテンツマーケティングに活用できる
遠く離れた国や地域の人と、気軽につながれるところが魅力的なSNSですが、中でもFacebookはユーザー数の多いSNSの1つです。
美味しかった料理・楽しかった場所などを文章とともに、気軽に投稿できるため、友達や家族との思い出の共有もできます。
友達や家族だけではなく、会ったことのない人とも交流ができるため、Facebookをきっかけに友達や恋人ができたという人も珍しくありません。
出会いの場としても注目されているFacebookですが、実は出会いだけではなく、ビジネスにも活用できることをご存じでしょうか?
実のところFacebookは使い方次第で、コンテンツマーケティングにも利用できるのです。
ユーザー数が多いことは、それだけ投稿が多くの人の目に触れるということです。
それは、新規顧客獲得を目的としたコンテンツマーケティングにとって、非常に好条件な環境といえます。
今やFacebookはビジネス業界において、便利なマーケティングツールともいえるのです。
Facebookアカウントの種類
Facebookには2つのアカウントの種類があることをご存じでしょうか?
目的に合わせてアカウントの種類を選択することで、より大きなマーケティング効果が期待できます。
ここでは、Facebookのアカウントの種類についてご紹介します。
Facebookでのコンテンツマーケティングを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
個人用アカウント
Facebookで多いのが、この個人用アカウントです。
個人用アカウントの特徴には下記のようなものがあります。
- アカウント名は実名登録
- 5000人までの友達申請が可能
- 他ユーザーの投稿に「いいね」などのリアクションができる
- 投稿はユーザー間のみ閲覧が可能
上記のように、個人アカウントでは、他ユーザーとのコミュニケーションを重視した仕様となっています。
また、1人の持てるアカウントは1つまでと決められているため、複数のアカウントは持てません。
ビジネスアカウント(Facebookページ)
ビジネスアカウントは、個人的なアカウントとは違い、ビジネス目的でFacebookを使用する場合のアカウントです。
ビジネスアカウントの特徴として下記のようなものが挙げられます。
- アカウント名は企業名・商品名など
- 友達申請ができない
- Facebookのユーザーではなくとも投稿を閲覧可能
- 他ユーザーに対する「いいね」などのリアクションは不可
- 広告配信が可能
- 複数人でアカウントの管理が可能
- インサイト解析が可能
ビジネスアカウントは、個人用アカウントとは違い、登録者の実名をアカウントとして使用する必要はありません。
企業名などで登録し、複数の社員でアカウントを共有できます。
さらに個人用アカウントとの大きな違いは、友達申請ができず、他ユーザーに対するリアクションができないというところです。
個人アカウントとは違い、他ユーザーとの交流を目的とはしていないビジネスアカウントは、代わりに広告機能などが搭載されています。
また、ビジネスアカウントを使用している企業の中には、投稿時間を決めているところも多くあります。
しかし、業務などが忙しく、決められた時間に投稿できない場合に役立つのが、予約投稿機能です。
予約投稿機能は、あらかじめ作成しておいた投稿記事に、投稿時間を予約できます。
この機能によって、投稿ボタンを押さなくとも自動的に設定した時間に投稿してくれます。
このような、ビジネス上便利な機能も充実している点も、コンテンツマーケティングに活用できるとされている理由の1つです。
コンテンツマーケティングの事例はこちらビジネスアカウント(Facebookページの)作り方は?
前述で、ビジネスアカウントの便利さについてご紹介しました。
では、実際にどのようにしてビジネスアカウントを作成するのでしょうか?
ここでは、Facebookのビジネスアカウントを作る方法をご紹介します。
個人アカウントを開設
まず、ビジネスアカウントを作成する前に、個人アカウントを作成する必要があります。
ビジネスアカウントの作成は、Facebookにページを作ることでできます。
このページを作るためにはまず、個人アカウントの作成が必要なのです。
個人アカウントの作成は、下記のように行います。
- Facebookにアクセスまたは、アプリを取得
- アカウント作成ページを開く
- 実名・電話番号・性別などの個人情報を入力
- パスワードを設定し、登録ボタンを押す
- 登録したメールアドレスまたは、電話番号の確認ができたら作成完了
このときに登録したメールアドレスや電話番号は、パスワードが分からなくなったときなどに必要となるため、きちんと確認しておきましょう。
ページを作成
個人アカウントが作成できたら、いよいよビジネスアカウントであるFacebookページを作成します。
Facebookページの作り方は、下記のような流れになります。
- 作成した個人アカウントからFacebookにログイン
- ページ上部の「+」アイコンをクリック
- 表示されたメニュー一覧から「ページ」を選択
上記はパソコンでの作成方法です。
スマホからの作成方法はパソコンとは少し異なり、下記のような流れになります。
- 作成した個人アカウントからログイン
- 画面下部のメニューアイコンをタップ
- 「ページ」を選択
- 画面上部の作成ボタンをタップ
ページ画面では、おすすめのFacebookページも閲覧できるため、参考として一度みてみるのもいいかもしれません。
ページ名やカテゴリ設定
ページが作成できたら、ページ名やカテゴリ設定を行います。
ページ名には企業名などを登録できます。
カテゴリ設定では、企業の業種に適したものを選択しましょう。
プロフィール画像・カバー画像を設定
プロフィール画像・カバー画像は、企業ページの看板ともいえる項目であるため、適切なものを設定しましょう。
企業のFacebookページで多いのが、企業のロゴやイメージキャラクターの画像です。
企業の特徴を強調するような画像を選択しましょう。
ユーザーネーム・ページ情報を入力
ユーザーネームは、プロフィールやFacebookページのURLに表示され、設定しておくことで他のユーザーからみつけてもらいやすくなります。
ユーザーネームの登録は、下記の手順で行えます。
- ページ画面に移動
- ページ名下の「ユーザーネームを作成」を選択
- 任意のユーザーネームを入力
- ユーザーネームを作成で完了
ユーザーネームを作成できたら、企業の住所などの基本的なページ情報を設定しておきましょう。
詳細を設定
Facebookページの詳細は、基本的に任意であるため入力はしなくても問題はありませんが、設定しておくことでよりページの内容が充実します。
詳細設定では、主に会社概要や所有者の設定などが行え、その後変更があっても編集できるため都度更新していくとユーザーからの信頼も得やすいのではないでしょうか?
他のユーザーにより企業のことを知ってもらうためにも、設定できる項目は設定しておきましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
ビジネスアカウントで使用できる機能は?
前述したように、ビジネスアカウントでは、個人アカウントにはない機能が使用できます。
ビジネスアカウントで使用可能な機能は、コンテンツマーケティングに有効活用できるような便利なものが多くあります。
上手く使いこなせば、コンテンツマーケティングの成功にもつながるため、事前にどのようなものがあるのか知っておきましょう。
Facebookショップ
ネットサービスが進む現代では、実際に店舗があるブランドメーカーでも、オンラインショップを運営しているところがほとんどです。
オンラインショップは、「家にいながらショッピングが楽しめる」・「地方にいても都心のショップの商品が購入できる」などの利点から需要が高いです。
そして、Facebookのビジネスアカウントにも、Facebookショップというオンラインショップ機能が付いています。
Facebookショップの設定や、Facebookページへの紐づけを行うことで使用できます。
Facebookショップは無料で開設できるネットショップであり、ショップデザインも好きなデザインにカスタマイズできるのです。
企業の特徴を活かしたデザインにすることも可能であるため、コンテンツマーケティングに適した機能といえるでしょう。
Facebook広告
Facebookには、企業や商品の宣伝に便利な広告機能もついています。
Facebook広告では、ページ・投稿・企業ウェブサイトの宣伝が可能です。
宣伝したいものに応じて使い分け、コンテンツマーケティングに役立てましょう。
インサイト(分析)
インサイトは、作成したFacebookページの分析ができる機能です。
主に下記のような項目について分析が可能です。
- フォロワー数
- フォロワーの属性
- 時間ごとの投稿やストーリーに対するリアクション
- ページ全体に対するリアクション
まず、フォロワー数では、日ごとにフォロワーの増減を確認できます。
いつ、どのような投稿をしたときにフォロワーが増えているかが確認できるため、投稿内容の品質向上や方向性を決めるのに役立てられるのです。
フォロワーの属性では、各フォロワーがページに対してどのようなアクションを起こしたのかなどが分かります。
「いいね」したユーザーの年齢や地域なども分析してくれるため、投稿に対するニーズが高い層を把握できます。
また、投稿やストーリーに対するリアクションを時間ごとに確認できるため、リアクションの多い時間を把握できるのです。
動画のライブ配信
Facebookでは、動画のライブ配信もできます。
商品の紹介動画や、企業紹介動画などを投稿すれば、宣伝にもなります。
さらにライブ配信であるため、ユーザーたちのリアルタイムでのリアクションを確認できるところも魅力的です。
投稿だけではなく、動画にもユーザーたちの興味を引くような工夫を凝らすと、話題を呼んで大きな宣伝効果が期待できます。
管理者を複数設定できる
管理者を複数設定できるところもビジネスアカウントの魅力です。
個人アカウントでは、作成者本人しか管理者を設定できませんが、ビジネスアカウントでは複数の管理者を設定できます。
管理者が1人しか設定できない場合、プロフィール変更や運用などを1人で行わなければなりません。
他業務もある中で、1人で投稿や宣伝を行うのは効率的とはいえず、負担が偏ってしまいます。
そこで、管理者を複数設定しておくことで、Facebook運用の負担を分散するのです。
管理者に余裕ができることで、投稿や動画の品質向上にもつながります。
Facebookページの投稿の種類は?
企業や商品の紹介などに活用できる投稿ですが、実はFacebookの投稿にはいくつか種類があります。
目的によって使い分けることで、よりFacebookのマーケティング効果を高められるのです。
そのような、Facebookページの投稿の種類には下記のようなものがあります。
- 文章のみの近況報告
- 画像や動画を使用した報告や宣伝
- クーポン
- イベント機能
- 大事な出来事
画像などを使用した投稿のイメージの強いFacebookですが、文章のみでの投稿も可能です。
文章のみでもユーザーをひきつけるような表現や工夫をすれば、多くのリアクションも期待できます。
さらに、企業ホームページなどのリンクも併せて記載しておくと、ホームページや商品ページなどの周知にもつながります。
もちろん、画像や動画を活用した近況報告も有用です。
商品や商品使用の応用例などの画像や動画を投稿することで、ユーザーの関心をひき、いわゆる「バズり投稿」も目指せます。
その他、企業に関するイベント・クーポン・大事な出来事などの機能を活用することで、より企業を知ってもらうきっかけを作れるのです。
コンテンツマーケティングの事例はこちらFacebookによるコンテンツマーケティングのメリット
ここまで、Facebookの使い方についてご紹介してきましたが、実際にFacebookを使用してのコンテンツマーケティングにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
世界的にみて、ユーザー数の多いSNSの1つであるFacebookは、宣伝効果はもちろんですがその他にも多くのメリットがあります。
ここでは、そのようなFacebook活用のメリットを3つご紹介します。
基本的には無料で運用が可能
Facebookの大きなメリットの1つとして、無料で運用できる点が挙げられます。
コンテンツマーケティングには、何かと費用が必要です。
最近ではコンテンツ作成を外注する企業は多く、その場合、外注費用もかかってくるのです。
コンテンツマーケティングが成功すればかかった費用よりも多くの利益が得られるため、費用をかけることは悪いことではありません。
しかし、予算などによってはできることなら費用を抑えられるところは抑えておきたいのは事実です。
そのようなときに役立てられるのが、無料で運用できるFacebookです。
一部有料となる場合もありますが、基本的に無料でコンテンツマーケティングに活用できる機能が使えます。
なるべく少ない費用でマーケティング成功を目指したいという企業におすすめです。
情報が拡散される可能性がある
Facebookにも、X(旧Twitter)のリツイート機能のように情報を拡散させる効果が期待できます。
これは何故かというと、フォロワーが「いいね」をすると、そのフォロワーとつながっているユーザーにそれが周知されるためです。
何に対して「いいね」したのかに興味を持ち、企業のFacebookページにアクセスすれば、新規フォロワー獲得にもつながります。
こうした、Facebookの拡散効果も活用しながら投稿を工夫していくと、新規顧客獲得にもつながるのです。
ユーザーとのコミュニケーションが取りやすい
Facebookでは、動画のライブ配信機能などを使用することで、多くのユーザーたちとコミュニケーションをとることが可能です。
様々なユーザーたちとコミュニケーションをとることで、企業への親近感や好感度アップにもつながります。
投稿内容などのコンテンツがどのように優れていても、印象の悪い・企業のイメージがしづらいと、顧客獲得は難しくなります。
できる限り、ユーザーたちとのコミュニケーションで親交を深め、企業イメージ向上に努めましょう。
Facebookによるコンテンツマーケティングで大事なこと
Facebookをコンテンツマーケティングに活用することで、多くのメリットがあることをご紹介しました。
しかし、メリットを得るためには、Facebookを上手く使いこなすことが重要です。
そこで、ここではFacebookによるコンテンツマーケティングで押さえておきたい重要ポイントをご紹介します。
ぜひ、今後のコンテンツマーケティングの参考にしてみてください。
ペルソナの設定
ペルソナの設定は、Facebookを使用したコンテンツマーケティングにかかわらず、すべてのマーケティングにおける重要項目といえます。
ペルソナ設定とは、年齢・性別のような基本情報の他にも、趣味や職業などを細かく設定することで実在するかのような顧客像を作ることです。
このペルソナの考えやニーズについて想像することで、質の良いコンテンツ作成を目指すのです。
そして、このペルソナを設定しておくことで、Facebookでどのような投稿をすれば興味を引けるのかをイメージできます。
まず、ペルソナを設定し、そのペルソナにとってはどのような投稿に価値を感じるのかを想像してみましょう。
運用のルール・体制を決めておく
Facebookのビジネスアカウントの特徴・メリットとして、複数の人間で管理できる点が挙げられます。
Facebook運用の負担が分散できるため、効率的に活用できる機能として多くの企業が重宝していることでしょう。
しかし、事前に運用のルール・体制を決めて共有しておかないと、統一感のないビジネスアカウントになってしまいます。
投稿の際に重視するポイントや、投稿するタイミングなどを管理者全体で決めておくことをおすすめします。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
自社のFacebookページのファンを増やすコツは?
Facebookでコンテンツマーケティング成功につなげるためには、Facebookページのファンを増やすことが重要です。
Facebookページのファンが増えることは、ファンの数だけ企業を周知してもらえているということです。
顧客獲得のためには、まず企業を知ってもらう必要があるため、より多くのファンを増やせるよう工夫しましょう。
ファンを増やすための具体的なコツとしては、下記のようなものがあります。
- 企業サイトなどにFacebookへの外部リンクを設置する
- メルマガや名刺で周知しておく
- 他のSNSと連携する
- 個人アカウントでも宣伝する
- 継続的に投稿する
- タグを活用する
既存の顧客がいたり、すでに企業の存在を周知してもらえていたりする場合には、リンクやURLを伝えることでFacebookへの誘導ができます。
企業ホームページだけでは分からないような情報をFacebookページに記載することで、ファンの増加が期待できるのです。
さらに、他のSNSや個人アカウントで、Facebookページの存在を周知させられます。
Facebookをやっていないユーザーでも、他のSNSをやっていれば、そのSNSを介して宣伝ができるのです。
また、投稿頻度も重要です。
投稿の間隔があまりにもあいてしまうと、存在を忘れられてしまったり、ファンが減少してしまったりという原因にもなりえます。
ユーザーたちの興味を引くようなタグを活用し、高い頻度で投稿することで企業のFacebookページを印象づけましょう。
Facebookの運用を始めたら効果の検証は必ず行う
Facebookの運用を開始した日から、マーケティング効果の検証は、必ず行いましょう。
Facebookを始めた日から、企業ホームページへのアクセス数は増えているかなどを、マーケティングツールなどを活用して分析します。
検証・分析を行うことで、Facebookのマーケティング効果だけではなく、どのような投稿がより効果を高めているのかを把握できるのです。
Facebookにもインサイト機能が付いているため、そういった機能も活用していきましょう。
コンテンツマーケティングの事例はこちらFacebookによるコンテンツマーケティングの成功事例
Facebookを運用することでコンテンツマーケティングの成功を目指す企業にとっては、成功事例も知っておきたいところです。
SNS運用自体が初めての企業にとって、「成功した事例はある」という認識は、モチベーション維持のためにも重要です。
そこで、ここでは過去にFacebook運用を行ったことでコンテンツマーケティングを成功させた企業の実例をご紹介します。
ぜひ、今後のFacebook運用の参考にしてみてくださいね。
花王
シャンプーなどで有名な企業である花王もFacebookをコンテンツマーケティングに活用しています。
花王は、Facebookにてコンテンツ企画を実施し、それに対するコメントなどに対する返信を密に行っていました。
そうすることで、ユーザーたちとのコミュニケーションをとり、より企業の好感度を上げていったのです。
また、毎月行っていた効果検証ではリアクションの大きさのみにこだわらず、投稿に対するユーザーの理解度や好感度についても分析していました。
その結果、愛用者やコアなファンを獲得し、さらにはそのファンたちとの密なコミュニケーションをとれるようになったのです。
東京ディズニーリゾート
世界的な人気を誇る、大規模テーマパークである東京ディズニーリゾートのFacebookは、バラエティに富んだ内容が特徴的です。
アトラクションやパーク内でのフォトジェニックな写真や、季節ごとのイベントに応じた投稿は、多くのユーザーたちから人気を集めています。
さらに、キャラクターの動画やパーク内のストーリーなどの「Facebookでしか見られない」内容は、現在もコアなファンを増やし続けています。
土屋鞄製造所
ランドセルを始めとした革製品で有名な土屋鞄製造所では、革製品の魅力が伝わるような投稿が特徴的です。
特に、使い続けることで魅力が増す革製品の特徴を生かした内容を多く投稿しています。
どのように変化していくのかを画像などを使用して表現することで、革製品の魅力と長く使い続けられる鞄として宣伝もできます。
こうしたさりげない宣伝効果を織り交ぜるところも、多くのファンを集める理由の1つです。
キルフェボン
フルーツをふんだんに使用し、華やかな見た目のケーキ・タルトが人気のキルフェボンでは、内容を工夫することでFacebookを活用しています。
更新頻度自体は、月に10回前後と少なめにもかかわらず、投稿内容を工夫することで多くのファンを獲得しています。
気になるその内容は、ケーキなどの商品紹介が中心ですが、ただ紹介しているわけではありません。
商品に使用されている材料や商品誕生の裏側なども併せて紹介することで、商品の魅力を最大限に伝えているのです。
食べたことがある人もない人も、キルフェボンを好きになるような投稿は多くの人をひきつけています。
また、クリスマスケーキの最新情報が公開されるところも、ファンを獲得する理由の1つです。
ドミノ・ピザ
ドミノ・ピザのユニークな動画投稿は、日本だけではなく、海外からも多くのファンを得ています。
スタッフたちの楽しそうな動画でのパフォーマンスは、企業への好感度にも効果を及ぼしているといえるでしょう。
エンターテインメント性の高い動画の他にも、美味しくピザを食べるためのライフハックも紹介することで、幅広い層から注目されています。
ライスフォース
化粧品ブランドであるライスフォースでは、ユーザーとの密なコミュニケーションを重視することでマーケティング効果を高めました。
一方的に商品の宣伝を行うのではなく、ユーザーの共感を得られるような日常的な投稿が特徴的です。
複数名の女性スタッフによって運用されている投稿には、肌の悩みから、日常の小話などが記載されています。
誰かのブログを覗いているかのような楽しさや気楽さを提供することで、多くの閲覧者を増やし、ファン増加につなげたのです。
こうした、宣伝目的という印象を与えない、ユーザーとつながることを目的とした投稿は女性を中心に多くのユーザーから支持されています。
Facebookによるコンテンツマーケティングを成功させたいなら
商品の宣伝や、企業の周知としても大いに役立つFacebookですが、使いこなせなくてはコンテンツマーケティングの成功につながりません。
Facebookのビジネスアカウントだからこそのメリット・機能を活用して、コンテンツマーケティングに効率よく活用しましょう。
しかし、Facebookを活用する前のペルソナ設定や、Facebook運用時の分析・検証も随時行っていかなくてはいけません。
Facebookに頼りきるのではなく、Facebook運用以外のプロセスも、抜かりなく行うことで、コンテンツマーケティングの成功につなげられます。
また、分からないことをプロに相談することも1つの方法です。
デジマクラスでは、コンテンツマーケティングにかかわるご相談を受け付けております。
Facebookの運用でお困りの方は、ぜひデジマクラスにご相談ください。
コンテンツマーケティングにFacebookを活用して効率よく集客しよう
顧客獲得のためにも重要なマーケティングですが、最近で多く行われているのがコンテンツマーケティングです。
そのようなコンテンツマーケティングを成功に導くための強い味方となるのがFacebookを始めとしたSNSです。
Facebookのような、多くのユーザーを持つSNSであれば、その分多くの人に企業や商品を宣伝するチャンスがあります。
こうしたSNSを運用してコンテンツマーケティングを行っている企業は珍しくありません。
しかし、ただFacebookで投稿を続ければ顧客獲得につながるのかというとそうではありません。
確かに投稿を続けることも重要ですが、投稿の内容にも工夫が必要です。
よりユーザーをひきつけるような投稿を続けることで、ファンが増えていき、顧客獲得にもつながるのです。
投稿の他にも、Facebookのビジネスアカウントには、コンテンツマーケティングに活用できるような機能が豊富にあります。
それらの機能も活かしながらコンテンツマーケティングの成功を目指しましょう。