自社でwebコンテンツを運用したいと思ったことのある方はいるでしょう。
効果的にコンテンツを作り、アクセス数や集客などにつなげたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、webコンテンツがどういったものなのかいまいちわからず、運用ができないケースも少なくありません。
そこで本記事では、webコンテンツとは具体的にどういったものなのかをご紹介します。
種類・役割・マーケティングへの活用方法についても詳しく解説するので参考にしてください。
目次
webコンテンツとはどんなもの?
webコンテンツとは、ホームページに掲載されている文章・画像・動画などの情報の中身のことです。
もし会社でホームページを運用しているのであれば、ホームページ内に掲載する内容の全てがwebコンテンツにあたります。
ここで注意すべきポイントは、単なる文章でも立派なwebコンテンツであることです。
動画・ゲーム・映画などがコンテンツの代表例としてよく挙げられるため、webコンテンツにおいても動画や画像を思い浮かべる方が多いです。
しかし、webコンテンツの中では単なる文章でも、きちんとコンテンツのひとつとして扱われます。
そして、文章は非常に重要で、ホームページの集客などは画像や動画以上に文章の方が柱になるといわれています。
サイトのアクセス数などを伸ばすためには、ユーザーの見たいものは何かを考えて、webコンテンツを作ることが非常に大切です。
webコンテンツの種類は?
webコンテンツがどういったものかをご紹介しましたが、具体的にはどういったものがあるのでしょうか。
ユーザーが求めるwebコンテンツ作りをするためにも、まずはどのような種類があるかを知ることは非常に大切です。
そこでここからは、webコンテンツの種類についてご紹介します。
記事
webコンテンツの中で最も一般的なものが記事です。
記事は、オウンドメディアやブログなどに掲載する文章をメインとしたものであり、自社の取り組みやサービスなどを発信します。
この時に、自社視点で専門用語を用いて記事を制作すると、ユーザーには非常にわかりにくいです。
せっかく見てもらっても、自社のwebサイトからの離脱につながる可能性があるため、注意して作る必要があります。
また、記事はストック型コンテンツに分類される点が特徴です。webサイトに蓄積させることで、長期的な需要が見込めます。
一方で、webコンテンツの内容によっては、短期的に消費されるものもあります。これはフロー型コンテンツと呼ばれるものです。
例えば、時事ニュースなどのコンテンツはこのフロー型コンテンツに含まれます。
このようにwebコンテンツの種類や特徴によって、長期の集客に適しているのか短期の集客に適しているかが変わります。
読み物・インタビュー形式・事例など記事の内容は様々ですが、短期的な消費でいいのかなど特徴を把握したうえで制作しましょう。
動画
動画は、文章や写真では伝えられない内容を、映像と音声で伝えるwebコンテンツです。多くの企業から注目が集まっています。
代表的な媒体は、YouTubeなどが挙げられます。
伝えられる情報が多く、文章や画像だけでは伝えづらかった内容も、あらゆる角度から詳しく伝えられる点が特徴です。
具体的には、企業のイメージアップを目的としたブランディング動画やサービスの紹介動画などが挙げられます。
SNS
webコンテンツにはSNSも含まれます。ソーシャルネットワーキングのことで、次のようなものが代表的です。
- X(旧Twitter)
また、SNSと自社サイトを連動させて、長期的にブランディングを行うこともあります。
SNSによって、ユーザー層や特徴が異なります。その違いを考慮してwebコンテンツを制作しましょう。
漫画
漫画も代表的なwebコンテンツです。漫画は、複雑な内容を分かりやすく表現できる点が特徴です。
また、楽しく読み進められるため、最後まで読んでもらいやすくシェアされやすいというメリットがあります。
一方で、文章メインの記事に比べると制作コストの高い点が挙げられます。さらに、検索結果で上位表示もされにくいです。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパーとは、自社製品やサービスを売り込むことを目的に、自社のノウハウをまとめた資料やレポートのことです。
氏名やメールアドレスなどを登録して、webサイトからダウンロードする形式で提供することが多くなっています。
そのため、ホワイトペーパーの内容が魅力的であれば、webサイトを訪れたユーザーからの問い合わせ増加が見込めます。
また、ダウンロードの時にユーザーのメールアドレスを登録してもらっているので、メールマガジンなど別の施策を講じることも可能です。
メールマガジン
メールマガジンとは、定期的にメールによって情報を配信するwebコンテンツです。
内容はさまざまで、企業によってコラム・新製品の情報・キャンペーン情報などが挙げられます。
また、同様のwebコンテンツにニュースレターというものがあります。
しかし、ニュースレターの場合は、自社やサービスの情報をメールや紙媒体で郵送するものを含むため注意が必要です。
レビュー
レビューとは、ユーザーなどから寄せられた商品やサービスに関する感想・意見・評価をコンテンツとして活用したものです。
企業から発信する情報は、企業に都合のいい情報だと思われることがあります。しかし、レビューはユーザーの声です。
そのため、より親近感がわいて信憑性も感じられるといった効果を生みます。
うまく活用できれば、購買意欲を高める強力なコンテンツになるでしょう。
コンテンツマーケティングの事例はこちら
webコンテンツの役割は?
webコンテンツの種類をご紹介しましたが、これらのwebコンテンツにはどのような役割があるのでしょうか。
きちんと役割や目的を把握しておかなければ、webコンテンツを運用しても、意図した通りの効果を得られません。
ここでは、webコンテンツの役割をご紹介します。
自社の商品・サービス・技術などを知ってもらう
まずひとつめの役割が、自社の商品・サービス・技術などを知ってもらうことです。
今や、商品を購入するにあたって、ユーザーからの検索や比較は必要不可欠なものとなっています。
検索や比較の結果、ユーザーからの信頼を勝ち取らなければ、購入にも至ってもらえません。
webコンテンツは、商品・サービス・技術などを知ってもらい、信頼を勝ち取るために重要なのです。
計画的で効果的にwebコンテンツを発信できれば、ユーザーからはしっかりとした技術や知識がある会社と認められます。
すると、企業価値が高くなり、ユーザーからの信頼を勝ち取りやすくなります。その結果、購買にもつながるのです。
見込み客を育成する
二つ目の役割が、見込み客の育成です。webコンテンツには、見込み客を創出する役割もありますが、育成の役割もあります。
見込み客の購買意欲は、ユーザーの求める情報を含むさまざまなwebコンテンツを提供することで、さらに大きくなります。
継続的にアプローチできれば、見込み客から新規客につながるのです。
しかし、ただwebコンテンツを発信すればいいわけではありません。
育成のためには、見込み客の属性・特性・嗜好などあらゆる方向からの分析が重要です。
そして、その結果をwebコンテンツに盛り込んで、ユーザーの求める情報を継続的に発信することが大切です。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
マーケティングへの活用方法は?
webコンテンツはマーケティングにも活用できます。その活用方法の代表例が、コンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングとは、主にwebコンテンツを通じて集客・購買へとつなげ、優良顧客になってもらうための施策です。
さまざまな企業で導入が進んでおり、webコンテンツ同士を連携させて、さらに購買へとつなげています。
先述したように、webコンテンツを継続的に配信すると、これまでつながりのなかった潜在的な顧客にもアプローチできます。
コンテンツマーケティングへ活用すると、コンテンツが資産になることから、より計画的に効果を得られるでしょう。
一度制作したwebコンテンツは、半永久的に残って顧客へのアプローチする手段となります。
さらに、関連するテーマでコンテンツを網羅的に広げていけば、ユーザーのニーズをより満たせます。
このように、一度作って終わりだったwebコンテンツをマーケティングに活用することで、さらに大きな成果に結びつけることが可能です。
webコンテンツを充実させるメリットは?
webコンテンツのマーケティングへの活用方法をご紹介しましたが、そのためにはwebコンテンツを充実させることが重要だと感じた方は多いでしょう。
実はwebコンテンツを充実させるメリットは非常に大きいです。そこでここでは、そのメリットについて詳しく解説します。
有益なコンテンツなら自社の資産になる
webコンテンツを充実させるメリットのひとつが、有益なコンテンツの場合に自社の資産になることです。
先述した通り、webコンテンツを網羅的に制作していくと、潜在顧客へのアプローチや購買へとつなげられます。
この時、一時的な視点ではなく、長期目線で有益なコンテンツを作ることに注力すると自社の資産として価値が上がります。
コンテンツは半永久的に残り、継続的に顧客にアプローチする手段として残り続けるのです。
そのためにも、顧客のニーズを把握することは非常に大切です。ニーズを満たせない情報では、有益なコンテンツとはなりません。
自社のファンを増やせる可能性がある
自社のファンを増やせる可能性がある点も大きなメリットです。
先述したように、webコンテンツは長期的に制作し続けていると資産となります。すると、より多くのユーザーの手元に届くようになります。
これまで、全く自社や商品に興味のなかったユーザーにも、関連情報のコンテンツから自社を知るきっかけになるかもしれません。
自社や商品を知るきっかけとなれば、購買へと結びつく可能性が高まります。
そして、webコンテンツの有益性や信憑性が高ければ、情報発信をする会社の信頼度も上がります。
この会社の情報は信用できて商品も非常に有益なものが多いと感じてもらえれば、自社のファンとなってくれるかもしれません。
このように、webコンテンツを充実させていくと新規顧客を見つけられるだけでなく、自社のファンになってくれる可能性があるのです。
継続的にwebコンテンツを制作し、ニーズのある情報のコンテンツを充実させていけば、多くのファンを増やせるかもしれません。
コンテンツマーケティングの事例はこちら
webコンテンツを作る時の手順
webコンテンツを充実させるメリットをご紹介しました。
充実させた先にある、自社への大きな影響についても感じた方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際にwebコンテンツを制作するのは簡単ではありません。
きちんと手順を踏まなければ、ニーズを満たせる有益なコンテンツとはならないでしょう。
そこでここでは、webコンテンツを制作する時の手順をご紹介します。
ペルソナを決める
webコンテンツを制作する手順としては、まずペルソナを決めましょう。
ペルソナとは、商品やサービスを購入してほしい顧客像のことです。年齢・職業・趣味など、細かく設定し架空の顧客を設定します。
細かくペルソナを設定することで、その顧客がどのような問題を抱えて、どのような情報を知りたがっているかを掘り下げられます。
具体的に掘り下げができるほど、webコンテンツに盛り込むべき情報の具体性が増すのです。
ペルソナを考えるにあたって、似た言葉にターゲットというものがあります。
このふたつは非常に混同されやすいですが、定義する顧客像の詳しさが異なるため注意が必要です。
ターゲットは、20代男性や都内在住の男子学生などのように、ある一定のグループ分けをしたものです。
そのため、ペルソナの方がより詳しく一人の顧客像を想定しています。
グループに対してではなく、一人の顧客が必要とする情報を意識してコンテンツ作りができるため、価値の高い情報を配信できるのです。
カスタマージャーニーを作る
ペルソナの設定ができたら、カスタマージャーニーを作ります。
カスタマージャーニーとは、顧客が商品やサービスを認知して購入に至るプロセスを可視化したものです。
どこでどのようにして商品を知り、何に関心をもって購入を決めたのか、心理的な変化も踏まえて定義します。
この一連の流れを定義して可視化したものをカスタマージャーニーマップといいます。
カスタマージャーニーマップを作成すると、より深く顧客心理を理解でき、顧客目線でのマーケティングを実施しやすくなるのです。
コンテンツマップを作る
カスタマージャーニーを作れたら、次はコンテンツマップを作りましょう。コンテンツマップとは、サイトのコンテンツ構成を可視化したものです。
サイトのどの部分に、どういったコンテンツがあるかを図で作ることで、これまで作ったコンテンツを俯瞰して確認できます。
全体的なコンテンツの内容やバランスなどを把握したうえで、より効果的にwebコンテンツの選定・作成・追加を行えます。
また、コンテンツマップを作ることで、webコンテンツ制作チームでの戦略を共有しやすい点も大きなメリットです。
スケジュールを立てる
コンテンツマップを作り終わったら、次はwebコンテンツ制作のスケジュールを立てましょう。
順番としては、まず最後のコンテンツ公開日を決めます。そして、逆算して制作開始日を決定します。
コンテンツ制作に伴い、インタビューや取材が必要であれば、その日程も考慮に入れなければなりません。
相手の都合や内容チェックなどもあるため、長めにスケジュールを考えておくことが大切です。
また、連絡が滞ることも大きな損につながるため、連絡は早くこまめに取り合うようにしましょう。
スケジュールを立てる時には、工程ごとに締め切りを設定しておくことも重要です。
さまざまな人が制作にかかわるため、無駄な時間が発生することを防ぐために、設定した締め切りを基準に考えるといいでしょう。
コンテンツ制作
スケジュールを立てた後は、実際にコンテンツ制作を行いましょう。コンテンツの制作パターンにもいくつか種類があります。
- 単発型コンテンツ
- 継続型コンテンツ
- 時事コンテンツ
- マニュアルコンテンツ
- 用語集
- インタビュー
単発型コンテンツとは、特定のテーマやコンセプトに焦点を当てて、そのコンテンツのみで完結するタイプです。
興味のあるユーザーを惹きつけてサイトの認知度を上げるのに役立つ一方で、情報が古くなると読まれにくいという特徴を持ちます。
継続型コンテンツとは、連続して同じテーマを取り扱うタイプです。ひとつのテーマやコンセプトに対して、いくつも連続して取り上げます。
そのため、そのテーマに興味がある方は、継続してwebサイトに訪れてくれる可能性が高いです。
リピーターとなってくれ、企業へのファンになってくれる可能性もあります。
時事コンテンツとは、話題のニュースやイベントなどを取り上げるタイプです。旬の話題を取り上げることで、多くの方の興味を惹けます。
しかし、話題の時期が過ぎると情報が古くなってしまうことが考えられます。
マニュアルコンテンツとは、ビジネスマナーや投資の基礎知識などの、普遍的な情報を扱ったタイプです。
時間が経過しても情報が著しく古くなることがなく、長期にわたってユーザーに必要とされるコンテンツとなります。
用語集とは、ビジネス・金融・不動産などのような、専門的な用語の意味などを解説するタイプのコンテンツです。
特定分野の専門用語を網羅しており、専門的に解説したものであるほど、企業の評価にもつながります。
インタビューとは、著名人・技術開発者・サービス利用者などの話を聞いて、内容をまとめたタイプのコンテンツです。
他のコンテンツにまねされにくく、独自の情報を配信でき、企業の信頼を得ることにもつながります。
コンテンツマーケティングの事例はこちら
webコンテンツの制作方法は?
webコンテンツを制作する時の手順をご紹介しましたが、より具体的にコンテンツを作る方法についても気になる方は多いでしょう。
これからwebコンテンツを制作し、マーケティングにも力を入れたいのであれば、魅力あるコンテンツ作りが非常に重要です。
ここでは、具体的なwebコンテンツの制作方法について解説します。
自社で制作する
webコンテンツの制作方法のひとつが、自社で製作する方法です。
ノウハウがなく難しいと感じるかもしれませんが、自社制作ならではの次のようなメリットがあります。
- 制作費用が抑えられる
- 自社製品やサービスの情報を熟知しているため意図したコンテンツを制作しやすい
webコンテンツを自社で製作するため、コストが抑えられます。
予算や人員などを考慮して計画的に行えれば、コストを削減することは不可能ではありません。
また、自社製品やサービスを熟知しているため、意図したコンテンツを制作しやすいことも大きな特徴です。
外注した場合、自社製品やサービスを知らないために、想定していたようなコンテンツにならないことがあります。
自社で対応すれば、アピールポイントの違いやアピール方法が想定したものとは違うなどといったトラブルを起こしにくいです。
しかし、webコンテンツ制作を自社ですべて対応することは簡単ではありません。
特に、webコンテンツ制作のノウハウがない企業の場合、どこから手を付けていいのかわからないケースもあるでしょう。
webコンテンツは作るだけが目的ではなく、集客や購買につなげることが目的です。
そのため、優れた内容や計画的なマーケティングが必要となるため、ノウハウがなければコンテンツが無駄になってしまうかもしれません。
また、自社でコンテンツ制作を担当するということは、通常業務に加えての対応が必要です。
つまり、きちんと人員を確保して仕事の配分を考えなければ、本来の業務にも制作業務にも悪影響が出る可能性があるのです。
自社制作にしたがゆえに、仕事が回らなくなってしまうことは避けなければならないため、慎重に考える必要があります。
コンテンツ制作会社に依頼する
自社制作以外の方法では、コンテンツ制作会社に依頼する方法があります。
コストはかかりますが、最も簡単な方法であり、制作会社にノウハウがあるためクオリティも高いです。
また、先述したような自社の本来の業務を圧迫する心配もないため、滞りなくwebコンテンツを制作できる点が大きなポイントです。
しかし、自社制作ではないデメリットがあります。それが、思った通りのコンテンツにならない可能性があることです。
外注先の会社が、自社の製品やサービスを熟知しているとは限りません。そのため、意図したwebコンテンツとは違ったものとなる可能性はあります。
また、自社にノウハウが蓄積されないことも大きなポイントです。
自社で対応しない業務については、そのスキルが磨かれません。そのため、今後も外注を検討する必要が出てくるでしょう。
コンテンツ制作会社に依頼する方法は、メリットも大きいですが、長期的に見た時にデメリットもあるためよく考えて選びましょう。
フリーランスに依頼する
コンテンツ制作会社に依頼する方法以外には、フリーランスに依頼する手段もあります。
比較的手軽に実施できる方法で、次のようなメリットが挙げられます。
- 制作にかかわる人数を集めやすい
- 低コストで依頼できる
webコンテンツ制作を仕事にしている方は多いため、制作にかかわる人数を集めやすい点は大きなメリットです。
また、低コストで依頼できる点も大きな強みです。
コンテンツ制作会社に依頼した場合は、担当できない部分をさらに別会社に委託する可能性があります。
このように仲介が入ると、コストが非常にかかってしまう可能性が高いです。しかし、フリーランスの場合は仲介の心配がありません。
そのため、手数料などもかからずフリーランスの方への報酬だけでよく、コストを削減できます。
一方で、スキルに個人差がある点やトラブルのリスクなどのデメリットもあります。
得意分野や過去の実績などにより、どうしてもコンテンツ制作のスキルに個人差があることは避けられません。
コンテンツ制作にかかる人数は集めやすいですが、求める人材がすぐに集まるかわからないため注意が必要です。
また、期日までにコンテンツが仕上がらないことやレギュレーションを守れないなどのトラブルが起きやすいこともデメリットです。
こういったデメリットが発生する可能性は、コンテンツ制作会社に依頼するよりも高いといえるでしょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
有益なwebコンテンツを作るポイント
webコンテンツの制作方法についてご紹介し、自社制作か他者やフリーランスへ外注するかを決めることは非常に重要です。
しかし、誰が制作するかを決めただけで、ユーザーのためになるコンテンツ制作ができるわけではありません。
ここでは、有益なwebコンテンツを制作するポイントをしっかりと把握する必要があります。重要なポイントは次の通りです。
- ユーザーが求める情報を掲載していること
- 定期的な更新を行い、新鮮な情報に保っていること
- 良質なコンテンツが豊富なこと
まず重要なことが、ユーザーが求める情報を掲載していることです。
webコンテンツには、ユーザーが興味のあるキーワードを選定し、それについての網羅的な情報が求められます。
情報がいかに多くても、ユーザーが求める情報でなければ意味がありません。簡潔でためになる情報をまとめましょう。
ユーザーが必要とする情報であれば、徐々にアクセス数も増えて集客につながるでしょう。
また、定期的な更新を行い、新鮮な情報に保っていることも重要なポイントです。
webコンテンツは一度公開して終わりではありません。一度公開した情報が古くなるようであれば、更新する必要があります。
ユーザーが求める情報は古いものでなく、最新の状態のものです。いつまでも古ければ、ニーズは満たされず離脱につながるでしょう。
誤った情報のままでは、企業に対しても悪い印象を抱く可能性もあります。
さらに、古い情報のままでは再度webサイトに訪れたいという気持ちも薄くなります。
ユーザー離れなどのさまざまな悪影響を及ぼす可能性があるため、常に最新の情報に保つことは非常に大切です。
良質なコンテンツが豊富なことも、有益なコンテンツ制作のためのポイントです。
webコンテンツはテーマやキーワードが大切なのではありません。ユーザーにとって有益な情報が多いことが大切なのです。
そのため、質と量を意識して制作しましょう。良質なコンテンツが増えるほど、アクセス数増加や購買へとつながります。
webコンテンツを作る時の注意点
webコンテンツを作るポイントをご紹介しましたが、作るうえでは注意すべきポイントもあります。
注意すべき内容を知らず、コンテンツ制作を進めていては、思ったような効果を得られないこともあるでしょう。
ここでは、webコンテンツを作る時の注意点を解説します。
誰に読んでもらいたいかを考えて制作する
webコンテンツを作る時の注意点として、誰に読んでもらいたいかを考えて制作することが挙げられます。
先述したようなペルソナの設定が甘く、誰に読んでもらいたいかが曖昧であると、webコンテンツの効果は薄れてしまうのです。
全く興味のない方に情報が届いてしまったり、本当に知りたい情報が掲載されなかったりすると、ユーザーは離れてしまうでしょう。
そのようなことにならないためにも、誰に届けたいかを考えて、webコンテンツの内容を厳選する必要があります。
役に立つ内容を心掛ける
ユーザーの役に立つ内容を心がけることも大切なポイントです。
いくらコンテンツが多くても、役立つ情報が少なければユーザーは離れていきます。アクセス数も増えないでしょう。
ユーザーの役に立つ内容を心がけて、良質なコンテンツを作りましょう。
そのためにも、まずはユーザーの興味のある内容を知り、コンテンツにどうやって取り入れるかを考えることが重要です。
ユーザーの目線で作る
ユーザーの目線でwebコンテンツを制作することも、注意すべきポイントとして挙げられます。
webコンテンツを作る際に陥りがちなのが、企業が伝えたいことをコンテンツ化しているケースです。
おすすめしたい商品やサービスだけを伝えるだけでは、ユーザーの役に立つ情報とはいえません。
ユーザー目線に立つことで、ためになる情報を把握して、ユーザーのニーズを満たせるwebコンテンツにしましょう。
読まれる端末にも注意する
読まれる端末に注意することも、重要なポイントです。近年では、webコンテンツを楽しめる端末もさまざまです。
スマートフォン・タブレット・パソコンと多岐にわたっています。そのため、それぞれの端末での表示のされ方も違います。
例えばパソコンの場合、画面が大きいため、文章が多く画像が少なくてもある程度読みやすいです。
しかし、同様のバランスでスマートフォンで表示した場合、文章が画面いっぱいに広がり非常に読みにくいと感じてしまいます。
このように、端末が異なるだけで読みやすさが異なるため無視できないのです。
もし、スマートフォンの画面で見にくいコンテンツを増やした場合、いかに内容が良質でも途中で離脱を引き起こす可能性は高いでしょう。
読まれる端末の違いや特徴を把握して、ユーザーにとって快適に読み進められるコンテンツ作りが大切です。
定期的に効果の測定を行うのも大事
有益なwebコンテンツを作るためのポイントや注意点をご紹介しましたが、コンテンツは作って終わりではありません。
定期的に効果の測定を行うのも非常に大事です。効果の測定を行わなければ、正しくコンテンツが機能しているかわかりません。
正しく機能しているかわからず、webコンテンツ制作に時間をかけていては、コストの面でも無駄が生じてしまいます。
さらに、定期的な効果の測定は、今後のコンテンツ制作において重要な役割があります。
効果が表れていない場合は、原因を追究してwebコンテンツ制作を改善する必要があるでしょう。
また効果が表れている場合でも、測定と分析を行うことで、さらに集客や購買につなげられるかもしれません。
定期的な効果測定は、今後のwebコンテンツ作りに大きくかかわるため非常に大切なのです。
webコンテンツについて詳しく知りたいなら
webコンテンツについて、種類や作り方のポイントなどをご紹介しました。
ユーザーの求めるwebコンテンツを作り、上手く運用できれば、より一層集客や購買につなげられます。
全てを自社制作せずとも、コンテンツ制作会社やフリーランスの方に依頼するなどすれば、ノウハウがなくても制作は可能です。
ぜひ、本記事を参考に今後のwebコンテンツ制作を進めてみてください。
もし、webコンテンツ制作でお悩みの際には、デジマクラスにご相談ください。
専門のコンサルタントが適切なアドバイスを行い、webコンテンツ制作を円滑に進めてまいります。
webコンテンツを充実させてマーケティングを成功させよう
webコンテンツは、自社の商品やサービスを知ってもらうきっかけになります。
そして、上手く制作や運用ができれば、長期的な集客や購買にもつながる効果の高い手法です。
とはいえ、コンテンツ作りは決して簡単ではありません。ノウハウも必要と感じている方も多いでしょう。
また、定期的な効果の測定をすることも重要であり、さまざまなスキルが必要です。
ぜひ本情報を参考にして、webコンテンツを充実させ、マーケティングを成功させてください。