「強調スニペットとSEOの関係がイマイチわからない」という方も中にはいるのではないでしょうか。
結論、強調スニペットをうまく表示させることができれば、SEO効果を上げることができます!
他にもユーザーのサイト流入数を増やすことができるので、嬉しいメリットもあるのです。
そこで今回は、強調スニペットの特徴や対策方法などについて詳しく解説していきます!
SEO対策をしっかりしたい方は必見です。
目次
強調スニペットの特徴
強調スニペットの特徴は、簡単にいうと「検索意図にあったものを抜粋して表示させる仕組み」ということです。
特徴は大きく3つあります。
- ボックスに囲まれている
- 検索したキーワードが太字で強調される
- 必ずページタイトルとURLが表示される
特に検索したキーワードに対して的確な回答をしているものが表示されやすいです。
ちなみに意図的にこちらから表示させることはできません。
Googleが選定したものが表示されるので、Googleのポリシーにのっとって対策することが必要です。
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強調スニペットの主な種類
強調スニペットは、主に3種類あります。
- 文章と画像
- 動画
- 表・手順
ではそれぞれ見ていきましょう。
文章と画像
文章と画像がセットになって表示されるパターンです。
検索クエリに対しての回答が書かれ、アイキャッチが横に小さく表示されます。
「〇〇 とは」や「〇〇 特徴」など、疑問が含まれるクエリ検索であれば表示されやすいです。
上記のように、質問に対する回答が端的に表示されます。
なので、端的でわかりやすい回答を心得るようにしましょう!
動画
動画形式で表示されることもあります。
例えば音楽や曲で検索すると、曲のMVが上位に表示されるのです。
ただし「第三者のウェブサイトから引用された情報」が含まれています。
YoutubeはGoogleが買収しており「第三者のサイト」ではないと考えられます。
そのため、必ずしも強調スニペットとはいいきれません。
表・手順
表や手順形式で上位に表示されることがあります。
表は、ページ内のテーブルタグがトップに表示されます。
テーブル形式であれば、比較やランキング形式で表示されているものが多いです。
ページ内にあるテーブルタグが基本的に表示されると覚えておきましょう。
手順式であれば、ol/liのリストがトップに表示されます。
「〇〇 やり方」や「〇〇 登録方法」などで表示されることが多いです。
ページ内のリストタグが表示されます。
また、必ず全てのリストタグが表示されるというわけではありません。
一部に抜粋して表示されることもあります。
その他
その他にも現在の天気や、株価などが上位表示されることがあります。
ただし、こちらは厳密にいうと強調スニペットではありません。
条件である、リンク先のURLとページタイトルがないからです。
強調スニペットに似ているこのページは、別名ダイレクトアンサーとも呼ばれることがあります。
- 画像とテキストの場合、疑問形のものが表示されやすい
- 動画の場合は、曲や音楽などが多い
- 表の場合、ランキングや比較のものが多い
- 手順の場合、登録方法ややり方のものが多い
スマホでの表示は?
表示される強調スニペットにもよりますが、トップに表示されるので画面の大部分を占めます。
また、スマホの普及によって、スマホで検索するユーザーが大多数を占めています。
なので、スマホ版で強調スニペットが表示されることを意識してページ作りをするといいです。
もちろんスマホユーザーのことを考慮し、正確で簡潔なテキストでライティングすることが求められます。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
強調スニペットとSEOの関係性
ここでは、強調スニペットとSEOの関係性について簡単に紹介していきます。
特に以下の2点について紹介していくので参考にしてください。
- SEOの効果は大きい
- 音声検索からの流入
それでは順に見ていきましょう。
SEOの効果は大きい
強調スニペットを表示させることで、SEOの効果は非常に大きくなります。
検索結果のトップに表示されるので、ユーザーの方からみると非常に目立ちます。
加えて上位表示されるとクリック率(CTR)が上がると見込まれやすいです。
ちなみに、サーチコンソール上でも検索結果1位で扱われますので、頭の片隅に入れておくようにしてください。
音声検索からの流入
iPhoneのsiriやAlexaなど、音声機能が発達してきていることから、音声検索から流入されることも多いです。
2021年以降、音声検索が普及していくと考えられます。
そのため音声検索からの流入は増えると見込んだほうがいいでしょう。
- 強調スニペットはSEO効果が高い
- 強調スニペットを意識する上で音声検索も意識するべし
強調スニペットに表示されることで得られる効果
強調スニペットに表示されることで、得られる効果は多いです。
ここでは、その効果について解説していきます。
- トラフィックの獲得
- ユーザーの目にとまりやすくなる
それでは順番に見ていきましょう。
トラフィックの獲得
トラフィックの獲得がしやすくなります。
検索結果の1番上に表示されるので、通常検索の1位表示、もしくはそれ以上のトラフィックを得ることも可能です。
その結果、サイトのPV数も増え、CVやCVRの向上にもつながりやすいです。
ユーザーの目にとまりやすくなる
強調スニペットで表示されると、ユーザーの目に留まりやすいです。
なぜなら、一番上に大きく表示されるからです。
その結果、クリック率(CTA)や訪問数も上げることができます。
- 強調スニペットで表示されるとトラフィックを獲得しやすくなる
- 強調スニペットで表示されるとユーザーの目に留まりやすい
強調スニペットを表示させるための対策方法
ではここから、強調スニペットを表示させるための対策方法について紹介していきます。
以下の3つは意識して対策をやるといいでしょう。
- ページの上位表示を狙う
- ユーザーにとってわかりやすい文章を書く
- サイト内容がクローラーに伝わりやすい構造にする
それでは解説していきます。
ページの上位表示を狙う
強調スニペットで表示されるためにはページの上位表示を狙うようにしてください。
特に1ページ目を狙うといいです。
なぜなら検索結果の1ページ目にあることがほとんどだからです。
なので、SEOで上位表示するためにも、次のことを意識してサイトページの作りこみをするといいでしょう。
- 情報の網羅性
- ユーザビリティの強化
以上のことから、けんs1ページ目を狙ってコンテンツを作り込むようにしてください。
ユーザーにとって分かりやすい文章を書く
ユーザーにとって、わかりやすい文章を書くことを意識しましょう。
これはユーザーにとっても重要ですし、Googleで上位表示させるためにも必要です。
なぜならGoogleは、テキストの情報を読みとって上位表示する順位を判断しているからです。
例えば順位の判断基準には、以下のような要素があるといわれています。
- 日本語の文法がおかしくないか
- YMYLの基準を違反していないか
Googleのクローラーがテキストを読み取っているので、そもそもの文法が正しくないとテキストを読み取ってくれません。
そうすると解析に時間がかかるので、サイトの読み取り速度も遅くなってしまいます。
その結果、上位表示されなくなってしまうということにもつながってしまいます。
なので、ユーザーにとってわかりやすく、文法的にも正しい文章を書く必要があるのです。
具体的には、「短く・簡潔でわかりやすい文章」を意識するようにしましょう。
サイト内容がクローラーに伝わりやすい構造にする
サイト内容がクローラーに伝わりやすい構造にすることも必要です。
「ユーザーにとってわかりやすい文章を書く」というところで少し触れましたが、クローラーがテキストを読み取っています。
なので、GoogleがWebページの情報を読み取りやすいよう「クローラビリティ」を上げる必要があるんです。
例えば次のようなところが見られています。
- URLがシンプルか
- 内部リンクは最適か
- 画像ファイルが軽く、ページ表示が早いか
逆に伝わりにくい構造にしてしまうと、Googleが解析を後回しにするので表示されるのが遅くなってしまいます。
なので、できるだけシンプルにすることが必要です。
また、できるだけ次のようなところは適切な場所にわかりやすく書くようにしましょう。
- 段落にはpタグをつかう
- 手順などを示すためには、ol/liリストを使う
- 比較する時は、テーブルタグを使う
以上のことから、サイト内容がクローラーにわかりやすいような構造にすることも重要です。
- ページの上位表示を狙うべし
- ユーザーにとってもGoogleにとってもわかりやすい文章を書く
- サイト内容がクローラーに伝わりやすい構造にすべし
強調スニペットを非表示するには?
ここでは強調スニペットを非表示にする方法について紹介していきます。
結論、タグをつけると非表示にすることができます。
ただし、タグ付けの際には注意点があるので、そちらも一緒に確認するようにしてください。
タグ付けする
特定のタグをつけることで、強調スニペットを非表示にすることができます。
ちなみにダグは以下の3種類あります。
- nosnippet メタタグ
- data-nosnippet
- max-snippetメタタグ
nosnippet メタタグは、設定したページ全てのスニペットを無効化するものです。
強調スニペットだけでなく、通常のスニペットも表示されません。
設定するには、<meta name=”robots” content=”nosnippet” />をheadに指定するようにしてください。
次にdata-nosnippetは、スニペット表示したくないテキストを指定して無効化するものです。
例えば、次のような使い方をします。
例:<span data-nosnippet>スニペットを表示させない方法</span>
最後にmax-snippetメタタグです。
こちらは文字数を制限したい時に使います。
例えば20文字をスニペットとして表示したい場合は、<meta name=”robots” content=”max-snippet:20″>をheadに入れてください。
また、max-snippetメタタグは通常のスニペットを表示させたいが、強調スニペットとして表示したくないという時に使う方法です。
なぜなら強調スニペットには、表示するための適切な文字数があるからです。
文字数を制限することで、表示されにくくなります。
タグ付けする際の注意点
もっとも大きな注意点としては、設定によってトラフィックが減少するリスクが発生してしまうということです。
例えばnosnippet メタタグだと、強調スニペットとして一切表示されなくなるので、トラフィックが上がることはありません。
なのでタグ付けする際は慎重に、できるだけ個別に設定することが望ましいです。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
強調スニペットの注意点
強調スニペットの注意点は、主に以下の3つです。
- 重複を削除しているため、通常の検索結果に表示されなくなる
- ページの入れ替わりが早いので安定しない
- ゼロクリックサーチの原因にもなってしまう
強調スニペットに表示されているものだけがWebサイトに表示されます。
これはGoogleが同じページが表示される重複を避けるために通常の検索結果を消しているからです。
加えて、より簡潔で正しい情報が表示されているものを優先します。
なので、ページの入れ替わりが激しく、安定しないことも注意点です。
最後にゼロクリックサーチの原因にもなってしまいます。
これは答えだけが抜粋して表示されてしまうので、ページをクリックせずに確認するだけになりかねません。
その結果、そのページへの流入を見込めないということにもつながってしまいます。
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強調スニペットの対策で困った時は?
強調スニペットの表示方法については、これまで記載してきた通りです。
ただ、対策方法についてわかったけど、今の現状を踏まえてどうしたらいいかわからない方もいると思います。
そんな時はデジマクラスまでご相談ください。
デジマクラスには、デジタルマーケティングに関しての専門知識が豊富にあるコンサルタントが在籍しています。
そのため、あなたのマーケティングをサポートすることができるのです。
強調スニペットに関する対策について、弊社と一緒に効果的なマーケティング施策を考えていきましょう。
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まとめ
ここまで強調スニペットについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ここまでのことを簡単におさらいしておきましょう。
- 強調スニペットとは検索意図にあったものを抜粋して表示させる仕組み
- 強調スニペットで表示するとSEO効果がある!
- 強調スニペットを表示させるためには上位表示を狙うべし
強調スニペットは検索意図に合ったものを抜粋して表示させる仕組みのことです。
なので、できるだけ正確・簡潔に書く必要があります。
また、検索結果でトップに表示されるのでSEO効果も高いです。
強調スニペットで表示させるためにも、まずは上位表示させることを念頭に置いておくといいでしょう。
この記事があなたにとって参考になれば幸いです。