Instagramのビジネスアカウントが可能にすることを解説!アカウント作成や運用のコツ・メリットやデメリットまでご紹介

SNSを活用して集客力を高めたい・売り上げをアップさせたいと思っている企業は多いでしょう。

Instagramのビジネスアカウントには、ビジネスに活用できるさまざまな機能が備わっていることをご存知ですか?

この記事では、Instagramのビジネスアカウントが可能にすることやアカウント運用のコツについても解説しています。

Instagramのビジネスアカウントに興味がある人は、ぜひ読んでみてください。

企業が注目するInstagramビジネスアカウント

Instagramのビジネスアカウントは、無料で利用できる企業や店舗向けのアカウントです。

現在日本にいるInstagramの月間アクティブユーザーは、3,000万人を超えるといわれています。

多くのユーザーにアプローチできるInstagramは、効果的な集客・宣伝方法として企業の注目を集めているのです。

Instagramのビジネスアカウントは、ただ企業や店舗のプロフィールを掲載するだけのアカウントではありません。

ユーザーやフォロワーの情報を分析したり、投稿を広告として出稿したりするなどさまざまな機能が利用できます。

Instagramビジネスアカウントが可能にすることについて、次の章で詳しく解説していきましょう。

 

Instagramマーケティングの事例はこちら

 

Instagramビジネスアカウントが可能にすること

Instagramでビジネスアカウントを作成すれば、3,000万人を超える多くのユーザーにアプローチすることができます。

ショッピング機能などを使いこなすことで販売促進効果も得られるでしょう。

Instagramビジネスアカウントが可能にすることについて、もう少し詳しく解説していきます。

幅広いユーザーへのアプローチ

Instagramは男女問わず利用されており、ユーザーの年齢層も幅広いことが特徴です。

Instagramのユーザーは10代・20代が中心というイメージが強いかもしれませんが、実際は30代~50代のユーザーも意外と多いです。

Instagramを利用する目的も人によって違います。

コミュニケーションツールとしてだけでなく、口コミなどの情報収集ツールとしてもよく利用されています。

検索エンジンの代わりに、Instagramを使って行きたいお店や欲しい商品を探すというユーザーが増えているのです。

年齢・性別・利用目的が異なる幅広いユーザーにアプローチできることは、Instagramの大きな魅力といえるでしょう。

自社商品の販売促進

Instagramのビジネスアカウントは、自社商品の販売促進にも有効といえます。

なぜなら、ショッピング機能を活用することでECサイトへスムーズに誘導できるからです。

ショッピング機能では、投稿した写真に商品名や価格などのタグ付けをすることができます。

商品情報を確認して投稿をタップすれば、ECサイトへ移動するという仕組みです。

いいなと思ったらすぐに購入ページへアクセスできるので、購買行動のタイミングを逃すことが非常に少なくなります。

24時間で投稿が削除されるストーリーズやキャンペーンなどを組み合わせれば、PR効果はさらに高まるでしょう。

自社商品の売り上げを伸ばしたいのであれば、Instagramビジネスアカウントの作成・運用をおすすめします。

 

ワンポイント
Instagramビジネスアカウントでできること
・幅広いユーザーへのアプローチ
・自社商品の販売促進

Instagramビジネスアカウントで使える機能

Instagramビジネスアカウントを作成することで使うことができる機能には次のようなものがあります。

  • ビジネスプロフィール
  • インサイト
  • Instagram広告
  • 年齢制限の設定
  • 「よくある質問」機能
  • 認証バッジの取得

上記の機能のうち、ビジネスプロフィール・インサイト・Instagram広告については後ほど詳しく解説します。

年齢制限の設定とは、自身のInstagramの投稿を閲覧する対象年齢を設定する機能です。

例えばお酒やたばこなど、年齢制限がある商品の写真を投稿する際に必要となります。

国ごとの設定もできますので、海外向けの商品を投稿する場合はその国の法律をチェックして設定するようにしましょう。

「よくある質問」機能は、ユーザーが初めてダイレクトメッセージを送信する際に表示されます。

質問は4つまで設定可能で、質問にあわせた返信テンプレートも作成できる便利な機能です。

ビジネスアカウントを作成すれば、認証バッジの申請・取得も可能になります。

認証バッジはアカウントの右横にある青いチェックマークのことで、公式アカウントであることを示すものです。

Instagramの審査を通過して認証バッジを取得すると、なりすましなどの被害を防止する効果があります。

このように、Instagramビジネスアカウントにはさまざまな機能が備わっています。

Instagram広告以外の機能は全て無料で利用できることも魅力です。

SNSマーケティングに取り組みたいなら活用しない手はありません。

Instagramビジネスアカウントの作成方法について、次の章で詳しくご紹介しましょう。

 

ワンポイント
ビジネスアカウントを作成すると、Instagram広告以外のさまざまな機能が無料で利用可能になります。

Instagramビジネスアカウントの作成方法

Instagramビジネスアカウントの作成方法は次のとおりです。

  1. Instagramのアカウントを作成する
  2. ビジネスアカウントに切り替える
  3. プロフィールを設定する

それぞれの手順を詳しくみていきましょう。

Instagramのアカウントを作成する

ビジネスアカウントを作成するためには、まず最初にInstagramの一般アカウントを作成する必要があります。

スマホアプリもしくはPCから手続きしましょう。

一般アカウント作成の手順は次のとおりです。

  1. アカウント作成ページに携帯電話番号もしくはメールアドレスを入力・送信
  2. 携帯電話のSMSもしくはメールアドレスに届いた認証コードを入力
  3. 名前・パスワード・生年月日を入力
  4. ユーザーネームを設定

アカウント作成は携帯電話番号もしくはメールアドレスがあれば誰でも簡単に作成することができます。

最後に設定するユーザーネームはInstagramのURL生成の材料となるため、企業名や店舗名をイメージしやすいものにするといいでしょう。

ビジネスアカウントに切り替える

一般アカウントを設定したら、ビジネスアカウントへの切り替えを行います。

「プロフィールを編集」もしくは「設定」→「プロアカウントに切り替える」の順にクリック(タップ)しましょう。

クリエイターとビジネスという2種類の選択肢が表示されますので、「ビジネス」を選びます。

ビジネスアカウントに切り替わったら、そのままプロフィールのカテゴリ設定へと進んでいきましょう。

プロフィールを設定する

ビジネスアカウントに切り替えて最初に行うのがプロフィールのカテゴリ設定です。カテゴリはあとから非表示にすることもできます。

カテゴリを設定したら、住所や電話番号・メールアドレスなどの連絡先を入力しましょう。

連絡先は公開される情報であり、ユーザーから問い合わせがあったときに使用されます。正確に入力することが大切です。

最後に表示されるFacebookページとのリンク設定はスキップしても問題ありません。

以上でビジネスアカウントの作成は完了となります。

プロフィール編集画面からメッセージや写真・自社のオウンドメディアのURLなどが登録できます。

プロフィールについては後の「ビジネスプロフィールが利用可能」の章で解説していますので参考にしてください。

Instagramビジネスアカウントを作成するメリット

Instagramビジネスアカウントを作成するメリットは3つあります。

  • ビジネスプロフィールが利用可能
  • インサイトでアクセス解析ができる
  • 投稿を広告として出稿できる

1つずつ解説していきます。

ビジネスプロフィールが利用可能

1つ目のメリットは、ビジネスプロフィールが利用可能になるということです。

ビジネスプロフィールで表示される項目は次のようになっています。

  • プロフィール写真
  • 名前・ユーザーネーム
  • ウェブサイト(URL)
  • 自己紹介(Bio)
  • ページ(Facebookのページ)
  • カテゴリ
  • 連絡先オプション
  • プロフィール表示

プロフィール写真や名前・ユーザーネームはすべての投稿に表示されます。

ウェブサイトには自社のオウンドメディアやECサイトを登録しましょう。

自己紹介の文字数は150字以内ですが、長い文章の場合冒頭部分しかプロフィール画面に表示されません。

最初の文章でなるべく情報を伝えるようにすることがポイントです。

ページやカテゴリはプロフィール画面で編集することができます。

連絡先オプションでは連絡先の追加・編集の他、アクションボタンを設定できるという特徴があります。

アクションボタンとは、道順・電話・メール・予約するなどユーザーのアクションを促すCTAのことです。

企業や店舗とコミュニケーションが取りやすくなるので、ユーザーにとってもメリットが大きい機能といえるでしょう。

プロフィール表示では、設定したカテゴリを表示するかどうかの選択を行います。

ビジネスプロフィールで設定できる項目は一般のアカウントより多いので、面倒に感じる場合もあるかもしれません。

しかし、認証バッジがなくても公式アカウントであると印象づけることができるので、なるべく詳細な情報を登録するようにしましょう。

インサイトでアクセス解析ができる

2つ目のメリットは、インサイトでアクセス解析ができることです。

インサイトは、Instagramで提供されているアクセス解析ツールになります。

インサイトで確認できるデータの一例をご紹介しましょう。

  • リーチしたアカウント数
  • インプレッション数
  • インタラクション数
  • フォロワー数

リーチしたアカウント数は、自社の投稿を閲覧したユニークアカウント数になります。

ユニークアカウント数とは、同一ユーザーの重複しているアクセスを省いた閲覧回数のことです。

アクセス数すべての合計がインプレッション数になります。

インタラクション数とは、いいね!やコメント・シェアなどユーザーやフォロワーからのアクション数の合計です。

フォロワー数が100名以上になると、フォロワーの年齢層や性別・住んでいる地域なども確認できるようになります。

インサイトの解析結果をみれば、どのような投稿が注目を集めていたかが一目瞭然です。

自社のアカウントの集客・宣伝効果を高めたいなら、インサイトの活用は必須といえます。

投稿を広告として出稿できる

3つ目のメリットが、投稿を広告として出稿できることです。

広告用の画像や動画をわざわざ作成しなくてもいいので、比較的簡単に広告を掲載して宣伝することができます。

広告の掲載方法は次のとおりです。

  1. プロフィール画面で「広告」をタップ
  2. 広告にする投稿を選ぶ
  3. リンク先を選ぶ
  4. オーディエンスを選ぶ
  5. 予算と掲載期間を入力

リンク先は、自社のプロフィール・Webサイト・ダイレクトメッセージの中から選ぶことができます。

オーディエンスで「自動」を選択すると、自社のフォロワーと同じような属性のユーザーに広告が配信されます。

詳細なターゲティングを行いたいのであれば「カスタムオーディエンス」を選びましょう。

予算は100円~10万円まで、掲載期間は1日~30日の間で設定可能です。

ユーザーの興味を惹きつける投稿を有効活用できるので、費用対効果も高いといえます。

フォロワーを増やすためにも、Instagram広告を活用して集客力をアップさせましょう。

 

インターネット広告の事例はこちら

 

Instagramビジネスアカウントを作成するデメリット

メリットばかりのように思えるビジネスアカウントにも、1つだけデメリットがあります。

それは、アカウントを非公開にできないことです。

自社のプロフィール作成に時間がかかるようであれば、プロフィール設定が完了してからビジネスアカウントの切り替えを行いましょう。

Instagramビジネスアカウントを運用するコツ

Instagramビジネスアカウントを運用するコツは5つあります。

  • ターゲットを絞る
  • イメージを統一する
  • KPIを設定する
  • 独自のハッシュタグを作成する
  • 宣伝色をなくす

ビジネスアカウントをどのように運用すればいいのか詳しく解説していきます。

ターゲットを絞る

ビジネスアカウントを効率良く運用したいのであれば、まずターゲットを絞りましょう。

すべてのユーザーを対象にすると訴求効果はどうしても低くなってしまいます。

年齢や性別・居住地・趣味などでターゲティングを行い、ターゲットが興味・関心を持つような投稿を定期的に行いましょう。

イメージを統一する

自社のアカウント全体のイメージは、商品やブランドのコンセプトにあわせて統一させることが大切です。

Instagramの投稿は写真がメインとなりますので、写真のテイストをまず揃えましょう。

サイズや加工技術を同じにする、色味や余白をなるべく揃えるだけでも統一感が出ます。

投稿する文章も、ある程度ひな型を作っておく・プロフィールと似た雰囲気にするなどして工夫しましょう。

イメージを統一させることはブランディングにも効果的です。

KPIを設定する

ビジネスアカウントを運用するには、KPI(目標を達成するための指標)の設定が不可欠です。

フォロワー数やリーチしたアカウント数・自社のURLのクリック数などに適切なKPIを設定しましょう。

インサイトの解析データを検証して、KPIが達成できなかった場合は改善策を講じることが大切です。

独自のハッシュタグを作成する

Instagramでは、ハッシュタグ(#)による検索が一般的です。

魅力的な独自のハッシュタグを作成することも効果的な宣伝方法といえます。

多くのユーザーが自社のハッシュタグで検索してくれれば、情報はあっという間にシェアされるでしょう。

Instagramの影響力を利用して情報を拡散させることがポイントです。

宣伝色をなくす

ユーザーの離脱を防ぐために、宣伝色をできるだけなくすことはとても大切です。

あまりにも長すぎる文章や、ハッシュタグのつけ過ぎはやめておきましょう。

宣伝色が強いと判断されてしまい、投稿を閲覧してもらえない可能性が高いからです。

投稿する際はなるべく必要な情報に絞って、ユーザーのニーズにマッチした内容を心がけましょう。

ユーザーのニーズを満たし、共感が得られればフォロワーになってくれる可能性も高くなります。

 

ワンポイント
ユーザーのニーズを満たし、共感を得ることがInstagramビジネスアカウント運用のポイントです。

Instagramのビジネスアカウントを活用しよう

Instagramのビジネスアカウントは、一般のアカウントから簡単な手続きを行うだけで利用することができます。

インサイトやビジネスプロフィールといった機能が無料で使えるのでとても便利です。

予算に合わせた広告の出稿もできるので、ビジネスの幅がさらに広がります。

多くのユーザーにアプローチできるInstagramでビジネスアカウントを作成して、集客や宣伝に役立てましょう。

 

SNSマーケティングの事例はこちら

 

Instagramビジネスアカウントの運用で困ったら

Instagramビジネスアカウントを運用していくには、魅力的なコンテンツの投稿を継続することが大切です。

適切なKPIを設定して成果を出したいなら、インサイトの解析データを分析して活用するノウハウも必要となるでしょう。

Instagramビジネスアカウントの運用で困ったら、専門コンサルタントのデジマクラスに相談することをおすすめします。

SNSマーケティングに精通したスタッフが在籍しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

ワンポイント
Instagramビジネスアカウントの運用で困ったら、デジマクラスに相談してみましょう。

まとめ

幅広いユーザーにアプローチできるInstagramを活用した宣伝・集客は多くの企業が注目しています。

企業や店舗がInstagramを活用するのであれば、ビジネスアカウントの作成が便利です。

CTAが追加できるビジネスプロフィールアクセス解析ツール・インサイトなどさまざまな機能が利用できます。

ビジネスアカウントの機能を使いこなして運用を成功させるためには、専門知識やノウハウが不可欠です。

困ったことがあれば、専門コンサルタントのデジマクラスを活用することをおすすめします。

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