スマートフォンが普及し、SNSを活用する人が日々増えています。
Facebookも多くの人が利用しているSNSの1つです。
そんなFacebookのインサイト機能を知っていますか?
マーケティングを行う場合、Facebookのインサイト機能を活用することで効率的に行うことが出来ます。
ここでは、Facebookのインサイトの活用方法についてご紹介していきます。
活用するメリットや注意点についても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Facebookのインサイト機能の特徴
Facebookは日本だけでなく、国外でも利用者数が多いSNSです。
利用している人は、個人から企業まで幅広いのが特徴です。
また、他のSNSよりも利用者の年齢者層が幅広いといえるでしょう。
X(旧Twitter)やInstagramは10代から20代の年齢層が目立ちますが、Facebookは10代から50代くらいまでの幅広い年齢層が利用しています。
また最近では、企業用のアカウントも増えてきており、宣伝や採用に関してなど幅広い分野で利用されているのです。
そんなFacebookには、インサイト機能があります。
インサイト機能では、フォロワー数の管理やいいね!の数、動画の再生数など様々なデータを管理することが出来ます。
Facebookを利用したマーケティングを行うのであれば、このインサイト機能は活用すべきツールといえるでしょう。
無料で利用ができるので、気軽に活用できるツールです。
インサイトの確認方法は?
Facebookのインサイト機能はどのように確認するのでしょうか?
確認方法についてご紹介していきます。
Facebookトップページ「インサイト」より確認
まず、Facebookトップページ画面を開きましょう。
Facebookトップページに「インサイト」というタグがあります。
その「インサイト」をクリックすると、インサイト画面を確認することが出来るようになっています。
インサイト画面を開くと、左側に「フォロワー」「いいね!」などの項目が出てくるので、確認したい項目をクリックしてください。
クリックすると、項目の詳細のデータを確認することが出来ます。
インサイトを閲覧できるユーザーの種類
インサイトを閲覧できるユーザーの種類としては、100人以上のデータがある場合に確認することが出来ます。
コミュニティページに分類されるものは、インサイトが確認できないので、注意してください。
Facebookのインサイトで確認できる項目
データを収集し、分析を行うためにもどのような項目を確認できるか理解しておきましょう。
Facebookのインサイトで確認できる項目についてご紹介していきます。
いいね!数
「いいね!」とは、Facebookの投稿内容に興味がある場合などに「いいね!」と付けることが出来る機能です。
インサイトでは、Facebookのページについた「いいね!」数を確認することが出来ます。
「いいね!」の確認ページを開くと、グラフで「いいね!」の数が出てくるようになっています。
また「いいね!」にも種類があるので、詳細に確認することが大事です。
- 「いいね!」数
- 「いいね!」を取り消した数
- 広告からきた「いいね!」数
上記のように様々な「いいね!」があり詳細に分析することが出来ます。
また「いいね!」の発生場所も確認が出来るので、広告からきたのか、検索からきたのかなども把握することが出来るようになっています。
リーチ数
リーチ数とは、投稿がどのくらいのユーザーのFacebookに表示されたか表す数のことを指します。
リーチ数には大きく分けてオーガニックリーチと有料リーチの2種類あるのが特徴です。
オーガニックリーチは広告などを利用していない数で、有料リーチは広告を通しての数になります。
またリーチ画面では、投稿に関してのコメントやシェア数も確認できるので、貴重なデータとなるでしょう。
広告の運用状況
広告を利用している場合は、広告に関する運用状況も把握出来るようになっています。
広告の出稿に関する事項や運用状況、支払いの設定などの状況を管理することが出来るのです。
フォロワー数や属性
フォロワーの数や属性を確認することが出来ます。
新規フォロワーやフォローをやめた数などグラフで表示されているので確認してみましょう。
またフォロワーの属性については、「利用者」のページから確認することが出来ます。
フォロワーの性別やどこに住んでいるフォロワーかなどが確認出来るのが特徴です。
投稿を見てほしいターゲットにフォローしてもらえているかを確認してみましょう。
・いいね!数
・リーチ数
・広告の運用状況
・フォロー数や属性
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Facebookのインサイトはエクスポートも可能
マーケティングを行う場合、データの収集はとても重要なことです。
課題や改善点を見つけるためには、データを確認することが必要不可欠なのです。
Facebookのインサイトでは、マーケティングにおいて貴重なデータがたくさんあります。
そのデータを活用するためにも、データの管理が重要です。
Facebookのインサイトはエクスポートが可能になります。
エクスポートすることで、KPIでも管理しやすくなるでしょう。
KPIとは、目標を達成するまでのプロセスを数値で管理することを指します。
エクスポートしたデータをKPIで管理していくことで、効率的にマーケティングの施策を立てることが出来るでしょう。
エクスポートは下記の方法で行います。
- インサイト画面を開く
- 右上にある「データのエクスポート」をクリックする
- データのタイプや期間、フォーマットの内容を選択する
- 再度「データのエクスポート」をクリックする
注意点としては、2年前までのデータしかエクスポート出来ないということです。
また抽出できるデータの期間に関しては、最大180日までとなります。
Facebookのインサイトを活かした分析方法
Facebookのインサイトを活かした分析方法には下記のようなことがあります。
- 自社のFacebookページのファン層を分析
- 投稿の評価と分析
それぞれのポイントについて解説していきます。
自社のFacebookページのファン層を分析
自社のFacebookページのファン層を分析してみましょう。
マーケティングはターゲットや目的を明確にすることが必要です。
自社のFacebookのユーザー層が、目的としているターゲットになっているのか確認してみましょう。
投稿の数を増やしても、Facebookを見てくれるユーザーがいなくては意味がありません。
インサイトを確認し、ターゲットとしているファン層の数が少ない場合は、投稿内容を改善する必要があるでしょう。
投稿の評価と分析
Facebookの投稿を行ったあとは、投稿の評価と分析を行いましょう。
投稿内容がユーザーにとって有益なものになっているのであれば、フォロワーが増える1つの要因となります。
投稿の評価を確認する場合は、いいね!数やコメント数、シェア数を確認してみると良いでしょう。
いいね!は、ユーザーにとってコメントするよりも簡単に投稿に対して評価できる項目です。
シェアは、ユーザーが投稿の内容を「とても良い」と感じた時に行われる可能性が高いです。
シェア数が増えれば、Facebookの投稿内容を目にするユーザーが大幅に増える可能性があります。
投稿に対してどのような評価がされているのか分析し、投稿内容の改善を行っていきましょう。
Facebookマーケティングの事例はこちら
Facebookのインサイトを活用するメリット
Facebookのインサイトを活用することは、マーケティングにおいて重要なことです。
インサイトを活用することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットについて2つご紹介します。
ターゲットの絞り込みができる
1つ目のメリットがターゲットの絞り込みができることです。
マーケティングにおいて、ターゲットを明確にすることは重要になります。
インサイトを確認しないと、投稿がどのようなユーザーに見られているのか確認することが出来ません。
いいね!数やコメント数は確認が出来ますが、投稿を見たユーザーの詳細な情報が重要になります。
ユーザーの情報を確認することで、ターゲットを絞り込むことが出来ます。
またそのユーザーの情報から、投稿のコンテンツを増やし、ターゲットの幅を広げることも出来るのです。
実名登録のため信頼性が高い
Facebookは名前を実名で登録します。
実名で登録することはFacebookの規約で定められており、実名以外で登録すると規約違反になってしまうので注意が必要です。
この実名登録は、他のSNSではあまりありません。他のSNSは自分の好きな名前を登録出来ることが特徴です。
他SNSの場合、実名ではないので身バレすることもなく利用出来るのが大きなメリットでもあります。
しかし実名ではない分、自由度が高いので危険な面もあるのです。
コメントで誹謗中傷するような内容にしたり、不適切な内容を書いたりと身バレしない分、自由度が増してしまいます。
その点Facebookは実名で登録するので、誹謗中傷するような行為などは自分が訴えられてしまう可能性に繋がってしまいます。
他SNSよりも、Facebookは信頼度が高いといえるでしょう。
Facebookのインサイト結果を活かした施策
効果あるマーケティングを行うために、企業はあらゆる施策を行っています。
施策を立てる場合は、データを活用すると効果ある施策を計画しやすくなります。
Facebookではインサイトのデータを利用することがおすすめです。
Facebookのインサイト結果を活かした施策にはどのようなものがあるのでしょうか。
ポイントごとに見ていきましょう。
きめ細やかなターゲティング
マーケティングにおいてターゲティングを行うことは最も重要なことです。
ターゲティングとは、ターゲットを絞ってマーケティングの戦略を立てていくことを意味します。
インサイトの結果を活かすことで、このターゲティングをきめ細やかに行うことが出来るのです。
きめ細やかなターゲティングを行うには、ユーザーのグループ分けが重要です。
性別や年齢、住んでいる地域など項目は幅広くあります。
Facebookのインサイトで、ユーザー情報を確認し、グループ分けを行いましょう。
グループ分けを行いターゲットを明確にすることで、効果的な施策を立てることが出来る可能性が高くなります。
このターゲティングを怠ってしまうと、費用対効果があまり期待出来なくなってしまいます。
このFacebookの投稿を通して行う施策にも、コストや手間がかかっています。
利益に繋げるためにも、ターゲティングを重要視するようにしましょう。
投稿のタイミングの見直し
Facebookのインサイトでは、ユーザーが投稿を見た時間を確認することが出来ます。
効果的な施策のために、投稿のタイミングの見直しを行いましょう。
まずユーザーが投稿を見ている時間帯はどこが多いのか確認します。
見るポイントとしては、平日か休日か、午前か夕方か夜かなどです。
投稿する時間をユーザーが見ている数が多いタイミングにすると、ユーザーの閲覧数も増やすことが出来るでしょう。
最適なタイミングを理解しておくことは、Facebookを利用したマーケティングを行う際に大きなポイントとなります。
定期的に投稿のタイミングの見直しは行うようにしましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
Facebookのインサイトを活用する際の注意点
Facebookのインサイトはマーケティングにおいて重要なツールです。
効果的に活用していくためにも注意点が2点あります。
Facebookのインサイトを活用する際の注意点について解説していきます。
継続的に計測する
注意点の1つ目は、Facebookのインサイトのデータは継続的に計測するようにしましょう。
一回のデータの計測だけでは、マーケティングに成果を出すことが難しいです。
またSNSを利用したマーケティングの特徴として、多くのユーザーがシェアを行い、突発的に多くのユーザーを獲得できるチャンスがあります。
このチャンスを逃さないためにも、日々インサイトを確認し、計測するということをルーティーン化することが重要です。
効果を正しく分析する
注意点の2つ目が効果を正しく分析することです。
インサイトで確認することで、必要なデータを可視化することが出来ます。
このデータが目的を達成するために、必要な数値まで達しているのかなどを分析するようにしましょう。
分析するには、KPIで管理することがおすすめです。
目的に沿ったマーケティングが出来ているのか、施策の効果は出ているのかなど確認していくことが重要です。
Facebookのインサイトの活用方法で悩んだら?
SNSマーケティングは、注目され多くの企業が取り組んでいます。
そしてFacebookを利用したマーケティングは、活用している企業が日々増えているのです。
それぞれマーケティングには目的があり、目的を達成するため、施策を立て取り組んでいくことが一般的な流れでしょう。
マーケティングで効果を出すためには、データを活用していくことが重要です。
Facebookでは、インサイトを活用します。
見るべき項目や、実際にどのように活用するのか悩んでいる企業もあるでしょう。
活用方法で悩みがある場合は、デジマクラスへご相談ください。
デジマクラスのコンサルタントがお手伝いいたします。
Facebookマーケティングの事例はこちら
まとめ
Facebookのインサイトの活用方法についてご紹介しました。
インサイトは無料で利用できるうえ、細かなデータも見ることができ有能なツールです。
このインサイトを上手く活用するためには、確認する項目や分析方法についてポイントを理解しておくようにしましょう。
ポイントを押さえておかないと、マーケティングの効果も見えてこないかもしれません。
企業によってFacebookの活用方法は変わってきます。
Facebookを使い、どのような目的でマーケティングを行うのか明確にさせることが重要です。
目的、ターゲットを明確にすることで、Facebookのマーケティングの施策を立てることが出来るでしょう。
Facebookのインサイトの活用方法でお悩みの場合は、デジマクラスへご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。