働き方にも多様化が見られ、「起業」を考える人も多くなりました。
起業とは「新しく事業を興すこと」であり、法人・個人は関係ありません。
働き方改革で副業が解禁された背景もあり、副業を広げていくパターンも増えてきています。
起業を考えるにあたって、やはり必要なのが「アイデア」ではないでしょうか?
他の起業家とは違うアイデアで起業をしないと一瞬にしてつぶれてしまうこともあるでしょう。
目次
起業したい人に役立つアイデアの出し方を解説
起業をするにあたり、一番に考えてほしいのが「起業の役に立つアイデア」を出すことです。
起業したい!副業をしたい!
それだけでは起業する理由も自分が実際に何を実現したいのかが分からないと思います。
起業するには起業アイデアがないと起業するにも起業できないというのが本音でしょう。
実際に起業している人を見てみるといろいろなアイデアを見つけて起業されています。
どのように起業アイデアを見つけたのでしょうか?
起業アイデアを見つける方法について解説していきます。
起業アイデアの源泉
起業のアイデアというのは、とても身近なところにあるのです。
例えば普段の生活の中で不便に感じていること、これを解決できるものがあれば…と思ったとします。
その課題に対しての答えを見つけることがアイデアに繋がっていきます。
アイデアとは日常の中に隠れていたりするものなのです。
興味や得意なこと
アイデアの探し方として一番最初に考えてほしいのが、自分自身の興味関心があることや得意なことです。
興味関心があることであれば、問題点であったり改善点へのアイデアが浮かびやすいでしょう。
得意な分野に対しても同様で、アイデアが浮かびやすく、ビジネスへと繋げることが容易です。
まずは興味や得意なことからアイデアを探していきましょう。
世の中で求めていること
世の中で求められていることに対してのアイデアを出していくことも良いでしょう。
求められていること=ニーズがある、仕事に直結しやすいからです。
世の中で求められていることなどについては、クラウドソーシングなどでも知ることもできます。
クラウドソーシングは仕事を依頼したい企業や個人と、不特定多数の人に仕事を依頼するためのWebサービスの名称です。
クラウドソーシングの場合は副業として仕事を始めることが可能です。
クラウドソーシングを通して世の中で求められている仕事を把握して、起業のアイデアすることができます。
自分が不満なこと
自分が不満に感じていたり、不便だと思っていることはありませんか?
どんなに便利な世の中になったとしても、すべての人が満足に感じていることなどはありません。
どこかしらに不満であったり、改善を求めたいものなどがあるものです。
普段生活をしていて、自分が不満に感じていることなどに対して、問題提起をし課題みつけましょう。
その課題を解決することでアイデアに結び付けることができます。
起業で大切なポイント
ここで起業する時に大切なポイントを確認していきましょう。
どれも重要なことですので、確認しておくことでスムーズな起業ができます。
ビジネスプラン
起業するにあたって、ビジネスプランを立てることが必要です。
ビジネスプランの役割として
- 対外的な説明資料
- 社内・自分向けの管理資料
- 事業を始めるための業務内容の整理
の役割があります。
資金調達とために業務内容やコンセプト、目標などを伝えることが必要です。
事業の目標や優先順位もビジネスプランを立てることによって、誰もが理解することが可能になります。
ビジネスプランは事業を始める第一歩です。
事業内容を文章などの形として残すことで、自分の中のアイデアなどを整理することができます。
整理することによって、抜け落ちや考えていた時には気づかなかったことなどに気づくことか可能です。
ビジネスプランを作成することは、少し面倒かもしれませんが、作成することで結果的には確実・迅速な事業開始に繋がります。
資金調達
起業するためには起業資金が必要です。
自己資金があれば問題ありませんが、起業する際に最初に考えることは資金調達先をどうするかになります。
資金調達をする方法はいろいろあります。
- 借入
- 出資
- 補助金・助成金
- クラウドファンディング
返済不要な補助金・助成金や、出資や出資者を募るクラウドファンディング、国や民間金融機関からの借入が主な方法です。
それぞれの方法にはメリットデメリットがありますので確認して、自分に最適な資金調達方法を選ぶようにしましょう。
経営ノウハウ
起業をするということは、自身が経営をすることになります。
起業に向けての準備をしっかり行っていたとしても、やはり経営者としては初心者ですので、アドバイスが欲しいものです。
経営ノウハウなどについて、インターネットであったり、実際に成功している経営者から聞くこも必要になります。
経営ノウハウはあくまでも経営の技術であり、その企業ごとに経営ノウハウは違って当たり前です。
見聞きした経営ノウハウをそのまま自身の経営ノウハウとして使うことはできません。
あくまでも参考としていくことが大事です。
さまざまな経営ノウハウを見聞きすることで、自分に活かせるものを見つけることができます。
そして自分自身の経営の知識や技術として生かしましょう。
起業アイデアを出すためにしておくこと
いざ起業アイデアを考えようと思った時に、何もない状態ではアイデアも浮かびません。
起業アイデアを出すために以下の点について考えておきましょう。
自分のスキルを整理する
アイデアを出すための方法の1つとして、自分のスキルからできるアイデアを出すこともできます。
たくさんのスキルがある場合などは自分のスキルについていったん整理してみましょう。
自分のスキルの中で、一番得意であることに関してアイデアを考えたほうがより良いアイデアが浮かぶはずです。
1番ではないスキルでも1番ではない理由がアイデアに繋がることになることもあります。
スキルの整理はしてみるべきでしょう。
心から好きなことを確認する
好きなことに関しても良いアイデアが浮かびやすいと思います。
自分が心から好きなことが一体何かを確認して、そのことについて追及してみましょう。
好きな分野についていろいろな方向から見てみることで、気になることや問題などにも気づくことができるでしょう。
そこから新たなアイデアの種が生まれてくるはずです。
起業アイデアのネタの探し方
起業アイデアのネタは1つばかりではなくたくさん作っておくと良いでしょう。
いくつものネタの中から最終的に起業する際、1つがダメでも他に繋げることができるので、起業を挫折することもありません。
社会の悩みの中
社会生活の中で、疑問に感じたり不便に思うことはありませんか?
その疑問や不便に感じたことに対しては、問題提起や改善案などを考えることによって、起業アイデアが生まれてきます。
技術的に難しいアイデアであっても、いくつか書きだすことで現実味のある起業アイデアが浮かぶ可能性が高くなります。
トレンドの中
トレンドの中から起業アイデアを探す方法もあります。
トレンドをチェックしていくことで、トレンドの中から新たな発見などをすることもあります。
これから注目されるであろうトレンドをチェックしていくことが必要です。
トレンドは変化が速いので先を見越して起業アイデアを探していくと良いでしょう。
海外の最先端の中
海外の最先端の中から、まだ日本に入っていないものを探し出していくことも、起業アイデアとしては良いです。
トレンドと同じような考えですが、先を見越したものを探していくと良いでしょう。
海外ビジネストレンドを参考にして自分ができる範囲の起業アイデアとして使ってみるのも大切です。
起業アイデアが発揮できそうな舞台
起業アイデアはさまざまな分野で活かすことができますが、より起業アイデアを発揮することが可能な舞台があると良いです。
インターネット
インターネットビジネスは今後も拡大していく分野であるといわれています。
アプリ開発、デザイン制作などのIT系、ライティングやネットショップ、大きな案件から小さな案件までさまなまな仕事があります。
インターネットのスキルがあれば、そのスキルを活かした事業展開が可能です。
起業アイデアも無限大なので、さまざまなチャレンジすることも可能になります。
もの作り
得意なものを作る技術があるのであれば、もの作りで起業するという方法もあります。
ネットショップや委託販売をするサイトもあります。
作った商品を出品するだけで完了なので起業しやすいです。
自分だけが持っているセンスやスキルを起業アイデアとして生かしていくには最適です。
セミナー事業
あなたが自分の得意なことや専門性の高い技術を持っているのであれば、教室やセミナーを開講してみるのも良いでしょう。
サッカー・体操・習字・ソーイング、パソコンなどの教室などがよくあるセミナー事業の一部です。
その専門性高い技術を身につけたいと思う人に、ノウハウなどを伝える事業を展開することも良いでしょう。
アイデアだけで起業は成立しない?
さまざまなアイデアをご紹介しましたが、アイデアがあっても起業は成立しないのでは?と不安に感じる人も多いでしょう。
起業アイデアと自分の持っているスキルのギャップで、良いアイデアがあっても即実行へと移せないことがあるのも事実です。
起業を成功させるには、自分のスキルでできることの起業アイデアを考えるか、誰でもできることをするべきでしょう。
起業アイデアを無駄にしない方法としては最善な方法といえます。
起業アイデアは自分のスキルを考慮したものを考えるべきです。
まず副業から始める選択
一気に起業をすることも大事かもしれませんが、さまざまなリスクを考えると、副業から始めてみることがおすすめです。
副業をすることで、本業以外に収入減ができ、生活を安定することができます。
その間に自己資金を蓄えることも可能になり、スキルアップや学びの機会を得ることが可能です。
少しずつかもしれませんが、経営感覚も身につきますし、手ごたえや見通しがついてから起業をすることもできます。
起業で成功するかはやらないと分からないことなので、副業としてやることでリスクを抑えることも可能になります。
副業をしている間に顧客やリピーター、ファンを増やし安定してから起業しても遅くはありません。
ファンなどを増やしていくことは起業する際にはとても大切な存在になりますので、人脈作りの時間ととらえましょう。
慎重に行動したい場合にはまず副業から試してみる方法をおすすめします。
起業アイデアが浮かばない時は?
起業を考えている時に起業アイデアがなかなか思いつかいなこともあります。
アイデアとは浮かばない時は全く浮かばないものです。
ビジネスのアイデアは世の中にたくさんありますので、既存のビジネスを参考にするのも1つの方法です。
起業アイデアが浮かばない理由として、大きなアイデアや斬新なアイデアでなければいけないと思ってしまうことが挙げられます。
斬新なアイデアなどはそうそう浮かびません。
浮かんだとしても実行するのに大変ですので、起業アイデアとしては向きません。
なかなかアイデアが浮かばない時はデジマクラスやコンサルタントへ相談してみると良いでしょう。
自分ではなかなか思い浮かばなかったアイデアなどのアドバイスを受けることができます。
まとめ
起業するにあたって必要な起業アイデアについて解説しました。
起業アイデアの見つけ方とポイントで、自分の起業したい分野に合った起業アイデアを見つけるようにしましょう。
世の中には起業アイデアになるようなアイデアがたくさんあります。
たくさんのアイデアを参考にして、事業に繋げていくことが大事です。
アイデアが思い浮かばないこともあるかと思いますが、その場合はデジマクラスへ相談いただき、一緒にアイデアを考えましょう。
思いもよらないアイデアがきっと浮かんでくることでしょう。