GoogleデジタルワークショップとはGoogleが無料で公開しているWebマーケティングの基礎を学べるカリキュラムです。

Webの仕組みから動画広告・SEO・データ分析までWebマーケティングに関する幅広い知識を得られます。

Googleアカウントがあれば1日で履歴書に書ける認定証を取得できる点も魅力です。

企業や業界団体からもWebマーケティング部門の人材育成カリキュラムとして注目されています。

Googleデジタルワークショップの概要

GoogleデジタルワークショップとはGoogleがリリースしているeラーニングサービスです。

Googleの「Grow with google」プログラムの1つで、Googleで活躍するスペシャリストが作成しています。

無料でWebマーケティングの基礎を学べるため、Web業界では取得を推奨している企業も多いです。

利用の流れ

Googleデジタルワークショップの受講はインターネットが利用できる端末とGoogleアカウントがあれば可能です。

＜学習スタート後のおおよその流れ＞

1. 動画を視聴する
2. 各セクションの理解度をチェックするテストを受ける
3. 合格したら次のセクションへ
4. 各モジュールが修了するごとに設けられたテストを受ける
5. 合格したら次のモジュールへ
6. すべてのモジュールに設けられた章末テストに合格したら最終テストへ
7. 最終テスト合格で認定証取得

Googleデジタルワークショップの特設サイトからリンクが貼られているのですぐに学習をスタートすることができるでしょう。

オンラインコースを解説

Googleデジタルワークショップには26のモジュールがあり、その中で2～7程度のセクションに分かれています。

＜各モジュール・セクションの内容例＞モジュール3：Webサイトの活用方法

• セクション1：オンラインビジネスにおける集客について
• セクション2：そもそものWebサイトメカニズムについて
• セクション3：Webサイト構成について
• セクション4：Webサイトをどうやってビジネスに活用するかについて
• セクション5：Webサイトを快適に使いこなすテクニックについて
• セクション6：よいWebサイトの基準について

セクション、モジュール（コンテンツ）が修了するごとに理解度確認テストがあります。

認定証を受け取れる

Googleデジタルワークショップに用意された各モジュール・セクションをクリアしたらいよいよ最終テストです。

＜最終テスト概要＞

• テスト形式：選択式
• 問題数：全40問
• 合格基準：正解率80％（40問中32問正解で合格）

合格したらGoogleから認定証が発行され、履歴書にも記載できる資格を取得したことになります。

 

 

Webマーケティングの事例はこちら

 

無料でWebマーケティングが勉強できる

Googleデジタルワークショップはすべての課程を無料で利用できます。

動画教材はもちろん、セクションごとの確認テスト・モジュールごとの章末テスト・最終テストもすべて無料です。

カリキュラムも初心者向けの内容から海外ビジネス向けWebマーケティングまで、かなり濃密なノウハウが網羅されています。

Webマーケティング・デジタルマーケティングの知識を元手がゼロの状態から積み上げられるのはかなり魅力的ではないでしょうか。

「デジタルマーケティングの基礎」を受講する方法

Googleデジタルワークショップは動画やイラスト付きテキストなど理解を促す教材も多数用意されています。

スモールステップで学習の進捗もわかりやすいので、学ぶ意欲が高い状態を維持したまま認定証取得まで一気に進むことも可能です。

認定証を取得すると履歴書にも書ける

Googleデジタルワークショップの認定証はデジタルマーケティングの基本を学んだ人材として就職・転職活動で有利になります。

認定証にはユーザー情報登録時の内容が反映されますので、登録段階で履歴書への記載を意識してみましょう。

ただし、GoogleデジタルワークショップはWebマーケティングの中でも基礎的な内容が主になります。

スペシャリストとしてキャリアアップを目指すのであれば、あくまでもキャリアのファーストステップとして認識しておきましょう。

1本2～5分程度の動画

Googleデジタルワークショップの各セクションは5分程度あれば受講完了できます。

モジュール1つ分のトータル視聴時間も最長で1時間10分です。

まとめて視聴する時間的余裕を用意できないのであれば、すき間時間に少しずつ進めておきましょう。

テキストを活用してさらに時間を効率的に使える

Googleデジタルワークショップの動画教材はテキストの音読でスピードはかなり遅めに設定されています。

ある程度基礎知識がある人やテキストを読んで理解できた人は倍速で聞き流しても十分な学習成果があるでしょう。

事前にテキストでじっくりと理解を深めてから細かい部分の知識定着に動画を活用するのもおすすめです。

負担が少ないのでモチベーションが続きやすい

Googleデジタルワークショップはスモールステップで達成感があるシステムです。

進捗度が一目で確認でき、各モジュールをクリアすると合格バッジがもらえる楽しい仕掛けが用意されています。

理解度をチェックするテストは選択形式なので、気軽な気持ちで学習を進められるのも魅力です。

デジタルマーケティングの基礎を幅広く理解できる

GoogleデジタルワークショップはWebコンサルタントに欠かせないデジタルマーケティングの基礎を学ぶことができます。

序盤はインターネットのメリット・Webサイトの仕組みといった基礎中の基礎から始められるカリキュラム構成です。

後半はデータ分析や海外向けマーケティングといった内容も登場しますが、基礎をしっかり固めてから取り組めば問題ありません。

 

機械学習やプログラミングなども試してみよう

Googleには他にもWebコンサルタントやオンラインビジネスに求められる知識に関する学習内容が数多く用意されています。

• オンライン広告
• プログラミング
• 機械学習
• オンラインセキュリティ など

Googleデジタルワークショップの認定証取得後もより深い体系的な知識の獲得が可能です。

中には「仕事の生産性の向上」といったWeb業界に限らないビジネスパーソンに役立つカリキュラムもあります。

 

Webマーケティングの事例はこちら

 

登録方法から使い方までを解説

GoogleデジタルワークショップはGoogleアカウントさえあれば学習をスタートできます。

用意したGoogleアカウントでログインし自分のペースで動画を1つずつクリアしていきましょう。

その1：登録方法

Googleデジタルワークショップの登録方法はおおよそ下記の流れです。

1. Googleデジタルワークショップのログインページにアクセス
2. Googleアカウントでログイン
3. Googleデジタルワークショップのユーザー情報を登録
4. 利用規約同意
5. 受講開始のための準備OK

Googleアカウントは持っていなければ作成する必要がありますが、5～15分程度で作成できます。

また、ユーザー情報登録時にメール・アンケート設定の選択が必要です。

Googleデジタルワークショップは今後新しいカリキュラムが増える可能性もあります。

メールでのお知らせ通知を「受け取る」に設定していれば新規カリキュラムが開設された時に通知が来るので便利です。

今後の学習計画も検討しながら設定しましょう。

その2：認定証取得のための使い方と学習方法

受講開始準備が完了したら受講したいコースを選んで学習スタートです。

各モジュールの受講が完了するごとにバッジを獲得できるので、自分がどこまで進んでいるのか進捗状況がわかりやすいです。

慣れないうちは専門用語をチェックしつつ理解に時間をかけたいところを見返したり別資料をあたったりしながら進めましょう。

基礎がある程度身についている人は動画を軽くチェックして理解度チェックテスト・モジュールごとのテストを受けてもOKです。

その3：認定証を取得する

Googleデジタルワークショップに回数制限はないので何度でもチャレンジ可能です。

最終テストも含め、日付が変わっていれば回数を問わず無料でチャレンジできます。

ただし、過去には最終テストのみ3回までと決まっていたので今後変更になる可能性もゼロではありません。

取得したい人はなるべく早めにスタートをおすすめします。

 

Googleデジタルワークショップで学習した体験談

Googleデジタルワークショップ受講者の体験談をチェックすると下記のような声が多く見られます。

• 「初心者でも十分対応できる内容」
• 「動画・テキストが理解しやすい」
• 「時間的な負担が少ない」 など

初心者の方でもやってみようとやる気が出る体験談が多数報告されているため、気軽に取り組みやすいのではないでしょうか。

1日集中して学習すれば認定証の取得は可能である

Googleデジタルワークショップはある程度基礎的な知識を持っている人であれば最短6時間程度で修了できます。

途中わからない部分を確認したりしながらでも10時間程度、集中して視聴すれば、1日で認定証を取得することも可能です。

また、実際に受講してみた人の中にはすき間時間を活用している人もいます。

仕事中の業務と業務の間や昼休み中、帰宅後家事の合間になど。

中には食後歯を磨いている間に視聴完了できる動画もあります。

普段テレビや動画視聴、スマホゲームをしているちょっとした時間を置き換えるだけで十分積み重ねが可能です。

ゼロからスタートする初心者が少しずつ進めたとしても半月～1月程度で取得できるでしょう。

動画、もしくはテキストで学習することができる

動画は実際の事例やイラストなどもふんだんに使われていて、勉強し始めたばかりの初心者でも直感的に理解できます。

動画はYouTubeを通じて視聴でき、途中自分の好きなところで何度でも一時停止できます。

字幕モードを活用しながら重要な部分をメモしつつ進めるとよいでしょう。

デジタルマーケティング初学者向けなので簡単

Googleデジタルワークショップは今後専門性を深めたい内容について学習意欲をかき立てられる内容になっているのも特徴です。

デジタルマーケティング初学者のファーストステップとして最適なカリキュラム内容になっています。

本当に基礎的な内容なので、ある程度知識がある人にとってはウォーミングアップ程度の内容に感じられるかもしれません。

こんな人におすすめ

Googleデジタルワークショップをおすすめできる人として下記が挙げられます。

• 就職や転職活動で活かしたい
• Webマーケティングに興味がある
• Webコンサルタントを目指している
• デジタルマーケティングを勉強してみたい
• 基本の基本から勉強してみたいけど良いカリキュラムや教材が中々見つからない、探し方がわからない
• 忙しくてすき間時間に学習をすすめたい など

そもそもWebマーケティング・デジタルマーケティングって何？という基礎をしっかり固めておきたい方に向いています。

 

デジタルマーケターの1歩を踏み出そう

Googleデジタルワークショップはデジタルマーケターとしての1歩を踏み出すのに最適なカリキュラムです。

登場する用語の専門性が高いので1つずつ確認しながら進めると、より学習効果を高めることができるでしょう。

また、各セクション視聴後の理解度チェックテストでは動画で学習した範囲にはない応用問題も出題されます。

チェックテストは何度でも受けられるため、間違えたところ・勘で正解したところは必ず復習してみてください。

復習をしっかり行うことでデジタルマーケターとしての1歩を踏み出すための基礎がしっかり身につきます。

Googleデジタルワークショップで悩んだら

Googleデジタルワークショップはネット広告業界団体公認カリキュラムでもあります。

マーケティング部門の人材育成カリキュラムとして取り入れる企業も増えているようです。

Webマーケティングやデジタルマーケティングは業界や事業規模を問わず、すでに欠かせないノウハウとなっています。

しかし単に受講を推奨するだけでいいのか、成果目標など設けた方がよいのかなど育成にあたり検討すべき点もいくつかあります。

マーケティング部門の管理者や人材育成戦略の担当者などお悩みになるケースが少なくないようです。

そこでWebマーケティングコンサルタントの利用も選択肢に入れてみてください。

WebマーケティングコンサルタントはGoogleデジタルワークショップの学習内容に関するプロフェッショナルな知識を持っています。

Googleデジタルワークショップやその後に続く専門的な知識・カリキュラムについてアドバイスが可能です。

マーケティング部門で期待の人材を成長させるためにぜひ、活用してみてください。

 

Webマーケティングの事例はこちら

 

まとめ

Googleデジタルワークショップは無料でWebマーケティングの基礎知識を得られる便利なカリキュラムです。

マーケティング部門の人材育成に利用しない手はありません。

• 期待の人材にWebマーケティングの基礎知識を定着させたい
• Webマーケティングの人材育成ノウハウをどうやって構築したらよいかわからない

このような企業であればぜひ、活用してほしい学習プログラムです。

Webマーケティングコンサルタントもスペシャリストとしてお手伝いできることがたくさんあります。