「SEOで外部対策しようと思っているんだけど、効果ってあるの?」と思っていませんか?
結論、SEOで外部対策を行うと効果はあります。
ただし、正しい方法で外部対策を行わないと、思ったほどの効果を得ることはできません。
そこで今回は、SEOで外部対策をどのようにやっていけばいいか徹底的に解説していきます!
外部対策で重視すべき指標や、どういうツールを使えばいいかも紹介しているので参考にしてください。
目次
SEO外部対策を行う目的
SEO外部対策を行う目的は、共感を集めて信頼してもらうことにあります。
その中でも以下の2つは意識してやっておくといいでしょう。
- 被リンクの獲得
- サイテーション
特に被リンクを獲得していくことはSEO効果を上げるためにも必須なので、ここを重点的にやっていくようにしてください。
被リンク
被リンクは別名バックリンクともいわれますが、他のwebサイトに自分のwebサイトのリンクを掲載してもらうことを指します!
この被リンクが多ければ多いほど、そのサイトは信用されて良いサイトであると認識されやすくなります。
つまり、「人気投票」だと認識しておきましょう。
そのため、いかにしてリンクを多く獲得することができるかが、上位表示されるかにかかっているんです。
ただし詳しくは後述しますが、中には質の悪い被リンクもあるので注意は必要です。
ちなみに被リンクは、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSに掲載されたものはカウントされません。
あくまでネット上に存在している他のサイトやブログから貼られているものに限定されます。
サイテーション
サイテーションは簡単にいうと引用です。
次の3つがネット上で言及されると、SEOの効果があるといわれています。
- 企業名・個人名
- サイト名
- 電話番号
これはいわゆる「共感」の部分です。
記事やコンテンツの内容に共感したユーザーが拡散してくれるので、信頼の指標にもなりえます。
ちなみにサイテーションの場合は、必ずテキストで書かれなければ認識されません。
SEO外部対策で計測すべき指標
ここでは、SEOの外部対策で計測すべき指標について紹介していきます。
主に次の2つです。
- 被リンクの量
- 被リンクの質
とにもかくにも多くのリンクを集める必要があります。なので優先してチェックするようにしましょう。
しかし、粗悪な被リンクだとGoogleからペナルティをくらうこともあるので、ここも注意が必要です。
なので、量から質の流れでチェックするといいです。
被リンクの量
被リンクの量がどれだけあるかが重要です。
ただし被リンク獲得にあたって、次の2つを分けて考える必要があります。
- 被リンク数
- 被リンクのドメイン数
被リンク数は単純にどれくらい被リンクをもらったかということです。
一方被リンクのドメイン数は、被リンクを獲得したサイト数のことになります。
ちなみに重要になってくるのは「被リンクのドメイン数」です。
1人から200票もらっているよりも、100人から2票ずつもらっている方が多くの人に信頼されていると認識できるかと思います。
募金活動のように、1人ひとりの額は少なけれど、最終的には大きな額になるようなイメージで被リンク獲得するといいです。
被リンクの質
被リンクの数ももちろん大事ですが、質も大事になってきます。
被リンクの質は簡単にまとめると、次の4つです。
- 自然発生的リンクかどうか
- 互いのリンクの関連性が高いかどうか
- 被リンク提供先のコンテンツの質が高いかどうか
- 被リンク提供先のドメインパワーが強いかどうか
人工的に作ったリンクだと、むしろGoogleからペナルティが出ます。
そのため自然発生リンクであることは大前提です。
加えて、自社サイトとテーマが関連している方が、当然その業界において信頼されているということにもつながります。
他にもドメインパワーの強さによって、被リンクの質が変わってきます。
例えば、国や地方自治体などの公的機関であれば、ドメインパワーも強くリンクの質が高いんです。
- 不特定多数からリンクを獲得することが重要
- 公的機関やドメインパワーの強いところからリンクをもらうようにしよう
SEO対策の事例はこちら
他のSEO対策との関係性
ここでは他のSEO対策について簡単に紹介していきます。
主に以下の2つです。
- SEO内部対策
- コンテンツSEO
役割が違うだけで、この2つもSEO効果を上げるためには手を付ける必要があります。
SEO内部対策
SEO内部対策とは、簡単にいうと「サイトの整備」です。
主にエンジニアがメインとなって業務に取り組むことが多いです。
例えば次のようなことを対策としてやったりします。
- 内部リンクの設置
- パンくずリストの設置
- SSL化
その他にも、ページ速度の最適化を行ったり、構造化データのマークアップを行ったりします。
サイトの整備を行ってユーザーのユーザビリティを上げ、より使いやすくすることが主な対策です。
コンテンツSEO
コンテンツSEOは、主に「ユーザーの悩みを解決するコンテンツ作り」を担当します。
検索結果で上位表示されるために、主に編集者やライターが品質の高いコンテンツを作るという工程を担います。
例えば次のようなことを対策として対応することが多いです。
- キーワード選定
- 記事執筆・コンテンツ作成
- 関連記事に内部リンクを設置
いくら内部を整えて外部の対策をしても、そもそものコンテンツの質が悪いと検索結果で上位に上がれません。
なので、「質が高く、ユーザーの悩みを解決することができるコンテンツを作り続けること」がコンテンツSEOでは大事になってきます。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
SEO外部対策を行うメリット
ここではSEO外部対策を行うメリットは主に2つあるんです。
- 第三者が推薦していると判断される
- クローラーがページを見つけやすくなる
ではそれぞれ紹介していきます。
第三者が推薦していると判断される
被リンクを獲得することは第三者が推薦していると判断されるので、Webサイトの評価が上がりやすくなります。
これは「被リンクの獲得=人気投票で票が集まっている」ということになるからです。
特にSEOの本質は「ユーザーファースト」であることです。
そのため、質の良い被リンクが多ければ多いほど、第三者からの信頼を獲得しているということにもなります。
結果、コンテンツとしてもGoogleに信頼され、SEO効果が上がるんです。
クローラーがページを見つけやすくなる
Googleの検索順位結果を決めているクローラーは、毎日あらゆるWebサイトを訪れています。
そのWebサイトを訪れ、サイト内のリンクをたどってどんどん巡回していきます。
その際、被リンクを多く獲得しているページであれば、被リンクがないページに比べるともちろん発見されやすいです。
加えて、クローラーに何度も表示されるかどうかも、検索結果を決める重要な指標になってきます。
以上のことから、被リンクを多く獲得していれば、クローラーに認知されやすくなりSEO効果も上げることができるんです!
- 被リンクを獲得すると第三者が推薦していると判断され、SEO効果が上がる
- 被リンク獲得によってクローラーに発見されやすくなる
SEOの外部対策
ここでは具体的なSEOの外部対策について2つ紹介していきます。
- 良質なコンテンツを継続して提供する
- SNSが活用しやすいサイト設計をする
コンテンツが少ないとリンク獲得以前の問題なので、まずは良質なコンテンツをどんどん作るところか始めるといいです。
良質なコンテンツを継続して提供する
まずは良質なコンテンツを継続して提供していくことが何よりも重要です。
ここでいう良質なコンテンツとは、例えば次のようなことを指します。
- 文法が正しく、わかりやすい日本語で書けている
- 図や表を用いて、ユーザーの理解がしやすいものになっている
- 関連するコンテンツの内部リンクを設置して、ユーザーを迷わせないようにしている
繰り返しにはなりますが、「徹底したユーザーファースト」が大事になってきます。
日本語がおかしければ、ユーザーは疑問を抱いてしまいますし、離脱する原因にもなります。
他にも、文字だけだとユーザーは飽きてしまうので、図や表を適宜入れることも必要です。
そういった細かいところを丁寧に行っていくことで、良質なコンテンツを作ることができます。
あとはそれを絶やさず提供していくと、自然とSEO効果もアップするでしょう。
SNSが活用しやすいサイト設計をする
SNSが活用しやすいようなサイト設計をするようにしましょう。
例えば、記事の終わりに各SNSに投稿できるように設定するといいです。
SNSだと拡散力があるので、周囲に周知しやすくなります。
特にX(旧Twitter)は拡散力が高いので、最初はX(旧Twitter)だけでも活用できるような仕様に変更するといいでしょう。
- 日本語や画像などを意識した良質なコンテンツを作ることが重要
- 共有しやすくするためにも、SNSが活用しやすい設計にしよう
SEO対策の事例はこちら
SEO外部対策の効果測定ツールの紹介
ここでは、SEO外部対策で利用すべき測定ツールについて紹介していきます。
主に以下の2つです。
- Google Search Console
- ahrefs
用途が違うので、それぞれ登録しておいて必要な時にデータを見る習慣をつけるといいでしょう。
Google Search Console
Google Search Consoleは、無料で使えるサイト分析ツールです。
主に以下のことができます。
- 特定のサイトの検索パフォーマンス
- インデックス状況の確認
- 外部からの被リンク状況
KWごとの検索順位を期間単位で確認できるので、どのように検索順位が変動したかも確認できます。
また、どういうリンクがきているかも確認できるので、Google Search Consoleはまず登録しておくことをおすすめします。
ahrefs
ahrefsは、被リンク状況について確認できる有料のツールです。
特に自社だけでなく、他社の状況も確認できるので、どのページがリンクされているか参考にできます。
被リンク数やどこから被リンクを受けているかもわかるので、非常に優れたツールです。
ただし、月額99$~999$かかってしまいます。
SEO外部対策の注意点
SEO外部対策において、次の2つは必ず注意して対策するようにしてください。
- サテライトサイトからのリンク
- スパムリンク
なぜならドメインランクが下がって、結果としてサイトパワーが落ちてしまう要因にもなってしまうからです。
サテライトサイトからのリンク
サテライトサイトとは、リンクパワーを送るために立ち上げられたサイトのことを指します。
かつては、外部リンクがSEOに大きく影響するため、サテライトサイトを使って本サイトのリンクを貼りまくるということがなされていました。
しかしGoogleはリンクの質もチェックしているため、サテライトサイトを使うことはむしろSEOのマイナス効果にもなってしまいます。
最悪の場合、ペナルティが課されることもあるんです。
ペナルティが課せられると、検索結果から順位が下がったり削除されたりしますので、売り上げに影響が出る可能性があります。
なので、サテライトサイトからのリンクパワーを送らないようにしましょう。
スパムリンク
スパムリンクとは、Googleのガイドラインに反しているサイトに貼られているリンクのことを指します。
これは様々な目的があるのですが、1番大きいのは競合を引きずり下ろすためにやられていることが多いです。
いわゆるネガティブSEOというものです。
スパムリンクが貼られると、自社のコンテンツの順位が落ちたりドメインパワーが弱まったりするので、必ず対策するようにしてください。
例えば、ahrefsなどを使って以下のことをチェックするといいです。
- 全く関係ないテーマのサイトからリンクが飛んできていないか
- 被リンクが急激に増えたりしていないか
もしスパムリンクかなと思った場合は、リンク否認ツールを使ってスパムリンクを否認するといいです。
- サテライトサイトでリンクパワーを送らない
- スパムリンクは定期的にチェックし、早めに対応する
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
SEO外部対策でサイトの評価を上げよう
正しくSEOの外部対策を行うことで、サイトの評価は上がりやすくなります。
特に被リンクの獲得は意識してやるようにしましょう。
例えば法人営業を行ったり、プレスリリースを出したりとやれることはたくさんあります。
もちろんすぐに結果が出るわけではありません。
地道にコツコツと良質な被リンクを獲得していくことが、外部対策においては大事になってきます。
SEO外部対策で悩んだら
外部対策で、特に被リンクを獲得することが大事だということは上記で述べてきた通りです。
ただし、現在のWebサイトの状況も踏まえて、どういう風にアプローチしたらいいかわからないという方もいるのではないでしょうか?
そんな時はデジマクラスまで相談いただけると幸いです。
デジマクラスは、マーケティングに精通したコンサルタントが多数在籍しており、SEO外部対策にも精通しています。
加えて豊富なノウハウを元に、どういうアプローチで外部対策を攻めていけばいいかも提言することが可能です。
もしどこから何をすればいいかわからない場合、弊社と一緒に有効な施策を考えていきましょう!
SEO対策の事例はこちら
まとめ
ここまでSEOの外部対策について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
簡単にまとめておきましょう。
- 外部対策では、良質な被リンクを多く獲得することが重要
- 良質なコンテンツを更新し続けるようにしよう
- スパムリンクには注意しておこう
外部対策において最も大事なのは「被リンクの獲得」です。
被リンクを受けるためにも、良質なコンテンツを更新し続けることは欠かさないようにしてください。
また、ドメインパワーや検索結果にも関わってくるスパムリンクは、早め早めの対策を心がけるようにしましょう。
この記事があなたにとって参考になれば幸いです。