リンク切れを手っ取り早く探すことができるチェックツールがないか、お探しではありませんか?
結論、リンク切れをチェックするツールは多数あります!
ただしツールにもいろんな種類があるので、しっかり機能性のあるものを選ぶことが重要です。
そこで今回は、リンク切れのチェックツールを5つに厳選して紹介していきます!
リンク切れが起こる原因や特徴、リンク切れを直す方法についても紹介しているのでこちらも参考にしてください。
目次
リンク切れの特徴
ここではリンク切れが起こると何が起こるか簡単に解説していきます。
また、リンク切れのサイトを閲覧する方法についても紹介していきますので、そちらも参考にしてください。
リンク切れになると何が起こる?
リンク切れになると、そのページの内容が表示されることはありません。
代わりに以下のようなものが画面に表示されます。
- 404
- Not Found
これはともにページが見つかりません、という意味になります。
つまりリンク切れが起こってしまうと、ページのそもそもの内容が表示されなくなってしまうのです。
リンク切れサイトを閲覧する方法
リンク切れのサイトを閲覧する方法としては、3つあります。
- Internet Archiveでサイトを探す
- Googleキャッシュでサイトを探す
- ウェブ魚拓でサイトを探す
Internet Archiveとは、膨大な量のページを保存しており、無償で閲覧することができるサービスのことです。
また、Googleは大量のキャッシュをサーバーに保存しています。
なので、仮に見れなくなっても、検索結果にある「キャッシュ」をクリックすることで参照することができるのです。
また、ウェブ魚拓はWebページをそっくりそのまま保存できる機能を提供しています。
上記の3つであればリンク切れサイトを確認できるので、どれかの方法を駆使して確認することをおすすめします。
- リンク切れが起こると404やNot Foundが表示される
- リンク切れが起きたページはInternet Archiveなどで内容を見ることができる
リンク切れの原因
ここではリンク切れが起こる原因について解説していきます。
リンク切れを起こす原因としては主に次の2つです。
- リンクのスペルミス
- リンク先が閉鎖・削除されている
それでは順に紹介していきます。
リンクのスペルミス
リンク切れを起こす理由として、リンクのスペルミスが考えられます。
たった1文字だけでも間違えてしまうと、Web上に表示されなくなってしまうのです。
なので、必ずスペルを再度確認するようにしておくといいです。
リンク先が閉鎖・削除されている
リンク先がすでに閉鎖されていたり、削除されていたりするケースがあります。
この場合、検索する側からは普通に検索しても見ることはできません。
唯一見る方法としては、先ほど紹介した3つの方法を駆使して見るしかないのです。
- Internet Archive
- Googleキャッシュ
- ウェブ魚拓
もし閲覧したいページが閉鎖・削除されている場合は、上記の方法を試して見るようにしてください。
- リンク切れの原因はスペルミスの場合がある
- リンク先が削除されている場合でもリンク切れが起きる
リンク切れが及ぼすSEO的な影響
リンク切れを起こしてしまっても、直接SEOに影響を及ぼすことはありません。
ただし、間接的にSEOに影響が出てしまいます。
例えば以下のような流れになります。
- ユーザーがまず検索する
- 入ったページがリンク切れであることが発覚して、検索結果に戻る
- 結果そのサイトの離脱率が上がり、サイトの評価が下がる
以上のように直接SEOに関わることはありませんが、間接的にSEOに影響が出てきます。
なので、それを防ぐためにもリンク切れのページをできるだけ作らないようにすることが重要です。
仮にリンク切れになっていたとしても、ネクストアクションが示されているとユーザーが離脱しにくくなります。
例えば「Topページに戻る」など、次の行動を促すものです。
なので、できるだけリンク切れは避けるようにしましょう。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
リンク切れチェックツール
リンク切れを起こさないようにすることが必須ですが、1個ずつチェックすると膨大な時間がかかってしまいます。
そこでここからはリンク切れが起こっているかどうかチェックすることができるツールを紹介していきます。
以下の5つに厳選しました。
- W3C Link Checker
- dead-link-checker.com
- Broken Link Checker
- takotubo.jp
- Googleサーチコンソール
順に紹介していくので、それぞれ参考にしてください。
W3C Link Checker
W3C Link Checkerは無料で利用でき、ダウンロードもする必要がないので、使いやすいチェックツールです。
チェックをしたいURLを全て入力するだけなので非常に簡単に使えます。
全てのチェックが完了したら結果が表示されるので、それに従って修正をかけていけば問題ないです。
ただし、リンクが多いサイトであれば少し時間がかかってしまうことを頭に入れておいてください。
また、英語表記であることと、手動で全て行わなければいけないのが少し欠点です。
dead-link-checker.com
dead-link-checker.comは、URLを記入するだけで簡単にリンク切れのチェックを行ってくれるツールです。
ダウンロードをする必要がなく、いつでも簡単に使えるので便利です。
また、サイト上全体をクロールしてくれるので、隈なくチェックすることができます。
チェック終了後、問題のあるページを指摘してくれるので、そこを修正するだけで大丈夫です。
ただし、複数のサイトをいっぺんにチェックすることはできないので注意してください。
Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、定期的にリンクチェックを行ってくれるチェックツールです。
WordPressにプラグインさえしてしまえば、自動でリンク切れしているものを検出してくれる機能があります。
また、チェックする期間を「〜時間ごと」など決められるのも便利です。
ただし、WordPress限定なのと、最初の設定が少し面倒なのが欠点になります。
takotubo.jp
takotubo.jpは、株式会社ディーボが提供している無料のリンクチェックツールです。
このツールも、リンクを記入するだけで簡単にリンク切れをチェックすることができます。
リンク切れがないと、「リンク切れは見つかりませんでした」と表示されるので、非常にわかりやすいです。
ただしこれも1個ずつ確認していかなければならないのが、少し手間となってしまいます。
Googleサーチコンソール
最後にGoogleサーチコンソールを紹介します。
これは実際にクローラーが回った結果を表示してくれるので、非常に正確です。
チェックする手順も難しくなく、以下の順に対応すればOKです!
- まずアカウントにログインする
- メニューか「クロール」の中にある「クロールエラー」をクリック
- リンク切れを起こしているページが表示されているので、改善
リンク先・リンク元のどちらもしっかり検出してくれるので、リンク切れチェックには最適です!
ただ、アカウントを作らないといけないので、先にGoogleサーチコンソールのアカウントを作っておいてください。
SEO対策の事例はこちら
リンク切れに注意しなければいけない理由
ここではリンク切れに注意をしなければいけない理由について2つ紹介していきます!
- ユーザビリティが低下する
- クローラビリティが低下する
ではそれぞれ解説していきます。
ユーザビリティが低下する
リンク切れが発生してしまうと、ユーザビリティが低下してしまいます。
なぜならユーザーからすると欲しい情報が一切手に入らないからです。
リンク切れが起こると自分が欲しい情報があると信じて入ってきたのに、「404」と表示されるだけになってしまいます。
そうすると、ユーザーからしてみれば検索結果に戻る他に選択肢がありません。
以上のことから、ユーザーへの配慮が足りず、ユーザビリティの低下につながってしまいます。
クローラビリティが低下する
似たような理由として、クローラビリティが低下するという理由もあります。
検索結果の順位は、Googleのクローラーというロボットが各ページを見て決めています。
なのでクローラーがリンク切れのページに入っても、一般ユーザーと同様に何も情報をとることができません。
加えて内部リンク先なども設置していなければ、クローラーは戻るしか選択肢がなくなってしまいます。
結果、サイト全体のマイナス評価にもつながってしまいますし、クローラビリティが低下する可能性も高いです。
- リンク切れが起こるとユーザビリティが下がり、離脱率が上がる
- 同様にクローラビリティも下がり、サイトの評価に影響しかねない
リンク切れを起こさないために
ここではリンク切れを起こさないようにするために、以下の2つの方法を紹介していきます。
- 301リダイレクトを行う
- 定期的にリンク切れチェックツールで確認
特に定期的にリンクチェックをしていくことが一番大事になってきます。
できるだけ期間を決めてチェックをしていくようにしてください。
301リダイレクトを行う
301リダイレクトとは、一時的にではなく永久に転送するという意味です。
そもそもリダイレクトとは、自動的に別のページに遷移させる仕組みのことをいいます。
301リダイレクトを設定しているところにユーザーが入ってくると、設定ページに飛ぶようになります。
なので、リンク切れ対策には効く方法でもあるのです。
ただし、301リダイレクトはできるだけ設定しないようにするといいでしょう。
なぜならリダイレクトするまでの時間が若干長いからです。
少し長いがゆえに、離脱率が上がることにもつながります。
なので、できるだけチェックして改善するようにしてください。
定期的にリンク切れチェックツールで確認
地道ではありますが、定期的にリンク切れチェックツールで確認すると良いです。
301リダイレクトだと、ユーザーが求めている情報に必ずしもたどりつかないことがあります。
なので適宜チェックして、関連するページにリンクを設定する方が確実です。
3~4日に1回のペースでも問題ないので、定期的にチェックしていくようにしましょう。
- 301リダイレクトを行いリンク切れ対策をする
- 定期的にリンクチェックツールでリンクが切れてないかチェックする
リンク切れを直すには
リンク切れを直すには、2つ方法があります。
- URLを直接編集する
- URL設定を解除する
手っ取り早いのはURLを直接編集して、正しい遷移先のリンクを貼り直すことです。
チェックツールを使えば簡単に割り出せるので、それを元に改善していくといいでしょう。
ただし、1個ずつ手動で直す必要があるので少し手間がかかってしまいます。
もう1個はURL設定を解除するということです。
こちらもユーザビリティの質を保つという点においては、有効な対応策です。
ただ、元々の遷移先にあった情報をそのコンテンツに追加する必要が出てきます。
いずれにせよ、上記の2つを行うことでリンク切れを直すことが可能です。
支援実績やコンサルティングの詳細は、実績・事例紹介のページをご覧ください。
リンク切れによるSEOへの評価
リンク切れによるSEOへの評価は直接はありません。
しかし、以下の理由でSEOに間接的に影響してきます。
- ユーザビリティが下がって離脱率が上がる
- クローラビリティが下がり、サイトの評価が下がる可能性がある
どちらもSEO上位表示を狙う時に、減点される要素となってしまいます。
なので、できるだけリンク切れを起こさないようにすることが、SEOの評価にもつながってきます。
SEO対策の事例はこちら
リンク切れのチェックで悩んだら
リンク切れについては上記で紹介してきた通りです。
ただ、「もっと効率的にリンクチェックをしたい!」という方もいるのではないでしょうか。
そんな時はデジマクラスまでご相談ください!
デジマクラスには、リンク切れを含めたSEO対策のプロが多数在籍しています。
加えて、これまで培ってきたノウハウをもとにどういう風にリンク切れ対策をしていけばいいかも提言することができます。
リンク切れをできるだけなくし、SEO効果も上げられるよう、弊社と一緒に施策を考えていきましょう!
SEO対策の事例はこちら
まとめ
ここまでリンク切れチェックについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
これまでのことを簡単におさらいしておきましょう!
- リンク切れは間接的にSEOに影響する
- リンク切れが起こるのはスペルミスやそもそものサイトの閉鎖
- 定期的にリンクチェックを行うことが重要!
リンク切れはユーザビリティやクローラビリティが低下するので、間接的にSEOに影響します。
なので、SEO効果を保つためにもできるだけリンク切れを無くすことが先決です。
また、そもそもリンク切れが起こるのはスペルミスだったり、サイトが閉鎖したりという理由だったりします。
サイトが閉鎖している場合は、GoogleキャッシュやInternet Archiveを使って閲覧するようにしましょう。
最後に、もっとも大事なのは定期的にリンク切れが起こってないかチェックを行うことです。
3日に1回でも問題ないので、時間をとってチェックするようにしてください。
この記事があなたにとって参考になれば幸いです。