「Instagramの広告が多すぎて使い方がよくわからない」と思ってはいませんか?

Instagramの広告は6種類ほどあり、用途によって使い分けなければなりません。

加えて、それぞれの役割をしっかり理解しておかなければ、広告費の無駄打ちにもなってしまいます。

そこでここでは、Instagramの広告6種類について、徹底的に解説していきます。

Instagram広告のメリットやそれぞれの費用についても紹介していくので、参考にしてください。

Instagram広告の概要

スマホでインスタグラムをット開いているときのイメージ

ここではInstagramの広告の概要について簡単にお伝えしていきます。

以下の2つに分けて紹介していきます。

  • Instagramユーザーの特徴
  • Instagram広告の特徴

主な利用者数や男女比などの背景を知ることで、より効果的な広告を打つことが可能です。

Instagramユーザーの特徴

男性がスマホを触っているときのイメージ

Instagramユーザーの特徴について、まずは以下の内容をご覧ください。

  • 日本のアクティブユーザーは3,300万人
  • 3人に1人の日本人がInstagramを利用している状況
  • アクティブユーザーは約60%が女性・約40%が男性

Facebookによると、日本においては3300万人を超えています。

Facebookが買収したこともあって、元々Facebookユーザーだった人も流入してきています。

そのため、利用者数は増加傾向です。

その中でも20代の若者が中心となって利用者数が多くなっています。

Instagram広告の特徴

Instagram広告は、簡単にいうと「写真や動画を使って広告を流すイメージ」です。

写真や動画付きですので、あまり広告感なく配信できるのがポイントです。

また、ターゲットを細かいところまで設定できることが大きな特徴といえます。

例えば次のような観点を細かく設定できます。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 会社員や学生などの属性

ちなみにInstagram広告の配信方法は、ストーリーやフィード投稿などを通じて流れることがメインです。

こちらは次章以降で詳しく解説していきますので、そちらを参考にしてください。

 

ワンポイント
  • Instgramの利用者は増加傾向
  • Instgram広告は写真や動画を使って広告を流すイメージ

Instagram広告の配信面は3種類

男性が人差し指を指しているときのイメージ

ここからは、Instagram広告の配信方法について紹介していきます。

主に以下の3種です。

  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • 発見タブ広告

では順に解説していきます。

フィード広告

フィード広告とは、Instagramユーザーが投稿したフィードに対して広告を挟むタイプのものです。

フィード広告には以下の特徴があります。

  • 投稿の左上に「広告」と表示される
  • 投稿の左下には「詳しくはこちら」と表示される

フィードはよく見られますし、サイズが大きいので目立ちます。

なので、うまく広告を出せばユーザーの目を惹くことも可能です。

ただし、あまりにビジネス色が強いと読み飛ばされる原因となってしまいます。

そのため、できるだけユーザーが投稿する内容と遜色がない広告を打ち出すことが重要です。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、フルサイズで表示できるタイプの広告です。

動画・静止画のどちらでも対応ができます。

Instagramユーザーがストーリーをどんどん見ていく途中で、広告が定期的に表示されるイメージです。

ストーリーズ広告の場合、画面いっぱいに表示されるので、フィード投稿よりもかなり目立ちます。

そのため、いかに視覚的にユーザーの目を惹くかが重要です。

特にストーリーは飛ばす人が増えてきているので、最初の1〜3秒に力をいれるといいでしょう。

発見タブ広告

発見タブを開いているときのイメージ

そもそも「発見タブ」とは、フッターにある虫眼鏡アイコンが表示されているページのことです。

発見タブを見ているだけだと広告は表示されることはありません。

しかし、発見タブの中にある投稿を見て、それに関連した投稿を見ていくと広告が現れてくるという仕組みです。

広告の表示方法はフィード広告と同じなので、いかに目を惹かせるかが重要になってきます。

 

ワンポイント
  • フィード広告は投稿型のタイプ
  • ストーリーズ広告はストーリーに掲載されるタイプ
  • 発見タブ広告は発見タブに乗っている投稿から広告へ流れるタイプ

Instagram広告の6種類

インスタグラムのホームが表示されているときのイメージ

ここからはInstagram広告の種類について紹介していきます。

インスタグラムの広告は主に以下の6種類です。

  • 写真広告
  • 動画広告
  • ストーリーズ広告
  • カルーセル広告
  • コレクション広告
  • 発見タブ広告

では順番に解説していきます。

写真広告

代表的なものとして写真広告が挙げられます。

このタイプの広告は画像とテキストで表示されます。

写真広告の場合、アカウント名の下に「広告」と表示されているのが特徴です。

ただ、普通の投稿に紛れ込んでいるので、ユーザーにとっては違和感なく見ることができます。

その分スクロールされて投稿が埋もれてしまうこともあるので、印象的な投稿を作成するといいでしょう。

ちなみに写真は正方形であることが推奨されています。

動画広告

動画 スマホ

動画広告の場合は、動画とテキストが表示されます。

動画広告はアカウントの下に「広告」と表示され、投稿の右上に再生時間が掲載されているのが特徴です。

写真広告と同様に、フィードの中に表示されるのであまり違和感なく見ることが可能です。

加えて、写真で投稿されることが多いため、動画で投稿すると目立って目を惹きやすくなります。

ただし、長すぎるとユーザーは離脱して別の投稿を見にいくので、できるだけ短くすることが必要です。

ストーリーズ広告

ストーリーズ広告は、ストーリーの中で表示されるタイプの広告になります。

静止画・動画の両方のタイプが可能です。

ストーリーは全画面で表示されるため、ダイナミックで印象的なものを使うのがポイントです。

また、全体に映るので、できるだけ縦長の写真や動画を利用するといいでしょう。

加えてストーリーは最後まで見られない傾向にあるので、最初の1〜3秒に力を入れるようにするといいです。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数の写真を表示することができるタイプの広告です。

広告が表示される場所は、写真や動画投稿と同じフィードの中になります。

こちらは1つの写真では内容が伝えきれない場合に、有効なアプローチ方法です。

複数写真や動画を掲載していくことで、より詳細を伝えることができるのが大きなメリットになります。

ただしユーザーは流し読みをしてしまうことから、1枚目の写真でいかに引きつけるかが重要です。

コレクション広告

コレクション広告は、カタログ形式で表示することができるタイプの広告です。

コレクション広告も、写真や動画投稿と同じフィードの中に表示されます。

複数の商品をいっぺんに紹介できるのが、コレクション形式のメリットです。

ただし、あまりに多く紹介しすぎると、そもそもユーザーに読み込んでもらえず、離脱されることにもつながります。

発見タブ広告

発見タブ広告は、虫眼鏡アイコンが表示されているページの投稿に出されるタイプの広告です。

ちなみに発見タブ広告の場合、ユーザーが眺めているだけでは広告は表示されません。

表示されるには以下の過程を踏む必要があります。

  1. ユーザーが何かしらの広告に興味を持って、その投稿をチェック
  2. その投稿に関連した投稿を見続けることによって広告が出現

そのため、写真広告や動画広告と同じタイプの広告です。

あくまで流入してくるきっかけが「発見タブ広告」であるだけと認識しておくといいでしょう。

Instagram広告のメリット

メリットのイメージ

ここではInstagram広告のメリットについて解説していきます。

Instagram広告のメリットは主に以下の2つです。

  • 細かいターゲティング機能
  • 企業アカウントへの関心の高さ

ではそれぞれ解説していきます。

細かいターゲティング機能

売上、管理

非常に細かくターゲットを絞ることができるのがメリットです。

それぞれの要素を再度掲載しておきます。

  • 年齢
  • 性別
  • 住んでいる地域
  • 会社員や学生などの属性

年齢は13〜65歳以上まで幅広く設定することができます。

1歳単位で設定できるので、ピンポイントで狙うことも可能です。

また、住んでいる地域も市町村レベルで設定可能ですし、郵便番号で設定することもできます。

属性も会社員・学生・主婦・職歴・ライフスタイルなど、非常に細かなところまで設定できてしまいます。

そのため、想定しているペルソナに刺さりやすいのです。

企業アカウントへの関心の高さ

ユーザー側の企業アカウントへの関心の高さも、Instagramで広告を出すメリットです。

そもそもInstagramを情報収集のために使っている人もいます。

例えば、行きたい飲食店や欲しい服などを探すためなどです。

そのため、Instagramを利用しているユーザーは、何かしらの企業アカウントをフォローしている場合が多々あります。

以上のことから、情報収集を目的としている人にリーチできるように広告を出稿すると、関心を持ってもらいやすくなる可能性があります。

 

Instagramマーケティングの事例はこちら

 

Instagram広告の費用

お金のイメージ

Instagram広告の費用について紹介していきます。

実は課金といっても種類があります。

加えて課金の種類によって、かかってくる費用も変わってきますので、そちらも参考にしてください。

課金形式

課金形式は大きく以下の4つに分けることができます。

  1. CPM課金
  2. CPC課金
  3. CPI課金
  4. CPV課金

CPM(Cost Per Mille)課金は、1,000回広告が表示されることで課金される方式のことです。

認知拡大が目的の場合に有効な課金形式になります。

次に、CPC(Cost Per Click)課金は、広告がクリックされるごとに課金される方式です。

この方式は、ユーザーにクリックさせて誘導することに向いています。

さらに、CPI(Cost Per Install)課金は、アプリをインストールしてもらうことで課金される方式です。

最終的にスマホアプリをダウンロードして欲しい時に有効です。

最後にCPV(Cost Per View)課金は、10秒動画が再生されると課金がされる方式となっています。

この方式もCPM課金と同様で、認知が目的の場合に有効です。

費用目安は?

CPM(Cost Per Mille)課金は目安として、1回表示されると0.5〜1円かかります。

1000回だと、500〜1,000円ほどかかる見込みです。

次にCPC課金は1クリックあたり、およそ40〜100円ほど課金されることになります。

また、CPI課金はインストールごとに100〜150円ほど課金されます。

最後にCPV課金は、10秒動画が再生されるごとに4〜7円ほど課金されるとのことです。

 

ワンポイント
  • CPM課金は1,000回広告が表示されることで課金される方式
  • CPC課金は広告がクリックされるごとに課金される方式
  • CPI課金はアプリをインストールしてもらうことで課金される方式
  • CPV課金は10秒動画が再生されると課金がされる方式

Instagram広告の出稿手順

人差し指を立てる男性

ここでは、Instagram広告の出稿手順について紹介していきます。

大まかな手順としては、次の4つです。

  1. Facebookのアカウントを作成
  2. FacebookとInstagramを同期する
  3. 広告アカウントの作成
  4. 広告の入稿・掲載をする

まずはFacebookのアカウントを作成する必要があります。

Facebookマネージャーで登録すると権限を付与できるため非常に便利です。

次にFacebookとInstagramを同期しなければいけません。

同期した後、広告アカウントを作成する必要があります。

広告アカウントは次の手順で作成可能です。

  • ビジネス設定をクリック
  • アカウントで広告アカウントをクリック
  • 追加をクリック

最後に広告アカウントを作成をクリックしたら、広告を入稿して完了です。

以上の手順でInstagram広告の出稿をすることができます。

 

Instagramマーケティングの事例はこちら

 

Instagram広告の成功事例

興味,関心

ここではとある結婚情報サービスを提供している事例に絞って紹介します。

この企業はInstagramでのリーチを拡大することアプリをインストールしてもらうことを目的として、ストーリーズ広告を使用しました。

ターゲットの詳細は以下の通りです。

  • 23〜29歳の女性
  • すでにアプリをインストールしているユーザーと似た人へリーチを拡大する配信内容

結果、獲得アクション数が2.1倍、アプリのインストール数が3.1倍も上がったのです。

他にもクリック率が4倍に上がった、という結果も見受けられました。

以上のことから、効果的に使うことができたらしっかり結果がついてきます。

Instagram広告を成功させるポイント

ポイント

Instagram広告を成功に導くためには、次の2つを意識するようにしましょう。

  • 画像や動画を推奨サイズに設定する
  • 画像内のテキストの量を20%以内にする

特にInstagramという性質上、画像や動画など視覚的なものが真っ先に目に入ってきます。

そのため、少しでもサイズ比がおかしいとユーザーは違和感を感じてしまうため、離脱にもつながってしまいます。

また、広告の画像の中にあるテキストは、できるだけ20%以内にするといいです。

ちなみにFacebookが、テキストを20%以内に設定するとパフォーマンスが上がるという報告をしています。

以上のことから、画像サイズやテキスト量に気をつけて広告を出稿するようにしてみてください。

 

ワンポイント
  • 画像や動画は適切な推奨サイズに設定する
  • 画像内のテキストの量を20%以内にするとパフォーマンスが上がる

Instagram広告で確実にマーケティング成果を出すなら

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Instagram広告についてはここまで解説してきた通りです。

しかし中には、「Instagram広告をうまく使ってもっと収益を上げていきたい」という方もいるのではないでしょうか。

そんな時はデジマクラスまでご相談ください。

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加えて、Instagram広告をうまく使う施策やノウハウも豊富にあるので、それを元に提言することも可能です。

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まとめ

ポイント

ここまでInstagram広告について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

簡単におさらいしておきましょう。

  • Instagram広告は写真や動画を使って流すイメージ
  • 広告の画像・動画は推奨サイズに設定する
  • Instagram広告は6種類で、それぞれ目的や効果が異なる

Instagramの広告は写真や動画を使って流します。

なので画像のサイズ感動画の長さが重要になってきます。

少しでも比率がおかしいとユーザーが違和感を持ってしまうので、サイズ比はしっかり注意するようにしましょう。

また、Instagram広告は6種類あり、それぞれ目的と効果が異なります。

そのため、まずは自分たちの目的は何かをしっかり固めるようにするといいです。

この記事があなたにとって参考になれば幸いです。